【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 6選≪2024/10/09≫

NHK連続テレビ小説「おむすび」主題歌。朝を感じられるさわやかさの中にフレーズやサウンドから伝わってくるB’zならではの世界観。近年の楽曲とはまた違った懐かしさがあり、ドラマの年代でもある2000年代初期のB’zっぽさをどこか感じられた。本日、紅白の司会に橋本環奈が選ばれたこともあり紅白歌合戦の出演が期待できる。

2021年にSixTONESに楽曲提供を行った「マスカラ」のセルフカバーがついにリリース。SixTONESのこの楽曲が個人的には大好きだったからこそ、配信が決まった時は、興奮せずにはいられなかった。井口の優しくも儚い歌声と常田の色気のある歌声。アレンジを施し、まさにKing Gnuの楽曲に生まれ変わっている。今回、公式音源がYouTubeでは見つからなかったので、SixTONESのMVを載せているが、こちらも併せてぜひ聞いてほしい。セルフカバーが配信されるということはSixTONES版も近々配信されるかも。

TVアニメ「ダンダダン」のOP主題歌。曲始まりの「ダンダダン」の繰り返しは、期待を膨らませさせる。そして、始まりは怪しさを感じられるがサビは明るくポップに仕上げていく。これは、「ダンダダン」という作品から伝わってくる怪しさと日常の調和を感じられる。Creepy Nutsの作品へのリスペクトが伝わってきた楽曲だ。

ニューシングル『人生賛歌』の収録曲。作詞作曲をTAKUYA∞とジョン・ヨンファが共作したロックチューン。今年の対バンライブをきっかけに制作された楽曲。個人的にずっと好きなCNBLUEとUVERworldのコラボ。対バンが決まった時から嬉しかった。それが楽曲リリースまで至るとは。12年前の自分に教えたら驚くだろう。これをきっかけに両者のファンが効くきっかけになってほしい。

堂本剛が敬愛するジョージ・クリントンとのコラボ曲。タイトルである、雑味（＝That’s me）は、ありのままに生きようというメッセージを込められている。イントロから気づけば心も体を踊りだしていく。曲全体から伝わっていくフリーダムの精神。彼の歌声からも敬愛するアーティストへの愛情や喜びが伝わってきた。自由を愛し、そのために行動をしてきた彼だからこそこのコラボに繋がったのだろう。

関西を拠点に活動中の4人組身長約10cm差ガールズバンド。今回初めてのサブスク配信。ギターの音色、ベースライン、ドラムのリズム。ボーカルの低音で安らぎのある歌声。全体的にまとまりがありポップで心地が良い。まさに「best beat」といいたくなるような楽曲。今回初配信だが、この曲をきっかけに近いうちに多くの人に聞かれるバンドへの進化していくことは間違いないだろう。