毎年1月になると音楽サイトや音楽番組で今年ブレイクしそうなアーティストの特集が組まれます。私も2021年より毎年ブログにて今年注目のアーティストを選出しています。ただ、ブレイクといってもいろいろあるのですが、私の場合は、メディア露出やタイアップ数の増加、業界の注目度がより増えるのではないだろうかという観点から選出をしています。
ちなみにこれまでの選出アーティストはこちら ↓
【2021年選出アーティスト】
藤井風
秋山黄色
Da-iCE
Vaundy
Omoinotake
Cö shu Nie
映秀。
フィロソフィーのダンス
This is LAST
Non Stop Rabbit
【2022年選出アーティスト】
WurtS
にしな
Saucy Dog
大橋ちっぽけ
asmi
マハラージャン
NEE
キタニタツヤ
【2023年選出アーティスト】
なとり
Chilli Beans.
Kroi
SIX LOUNGE
PEOPLE 1
Novel Core
Penthouse
新東京
昨年でいうと、なとりは「Overdose」がBillboard年間ランキングで9位を獲得。Chilli Beans.はアニメ『ONE PIECE』EDテーマに抜擢。SIX LOUNGEは、「リカ」がSNSで大きな話題に。また2022年ではあるがキタニタツヤは紅白出場を果たしました。もちろん、選出した時点でしっかりとした認知度や知名度が高いアーティストももちろんいます。ただこの記事では新たなファン層をつかみ、より飛躍を遂げるだろうアーティストをネクストブレイクアーティストと定義づけして紹介をしていきます。
また、今年はありがたいことにAWAでも2組選出をさせていただきました。
そちらのアーティストも含めて8組紹介をしたいと思います。
TOMOO
2022年8月3日にメジャーデビュー。昨年リリースされた1stフルアルバム「TWO MOON」は私の2023年マイベストアルバム10にも選出。また昨年は、「夜明けの君へ」が映画主題歌としても使われている。アルバム楽曲「Super Ball」は音楽好きからの評判も高く、注目度がこの1年で着実に上がっている。芯のある歌声と彼女の音楽性となるジャズやソウルを感じられて広い年代に支持されること間違いないだろう。
ミヤケ武器
2023年に本格的な活動を開始。20歳になったばかりの現役大学生。作詞・作曲・編曲・演奏を1人でこなしており、TikTokで話題となったWEST. の楽曲「膝銀座」の作詞・作曲・編曲・サウンドプロデュースを担当したことでも話題となった。こちらもアルバム「大グロス」を2023年マイベストアルバム10にも選出をした。またAWAでも選出をしたアーティストでもある。広い音楽性でありながら独自性をもつ楽曲達。中毒性のある歌詞と心地よさもある面白い楽曲達が魅力のアーティスト。
とた
2000年代生まれのベッドルームアーティスト。代表曲「紡ぐ」は、SNS総再生回数が4億回を記録しており現在でもサブスクでロングヒット中。現在でもブレイクしているといってもいいかもしれないが、THE FIRST TAKE以外のメディア出演はほとんどなく、テレビ出演などでより広い世代に知られる可能性は高いだろう。また、新曲「押して」やアルバム「oidaki」を聞いていると楽曲の世界観やジャンルの振れ幅も広くアーティストとしてのポテンシャルがまだまだ秘められているように感じられた。今後のとたの活動に注目していきたい。
Hwyl (ヒュイル)
昨年ROCK IN JAPAN FESTIVALと連携するアーティストコンテスト、「ROAD TO ROCK IN JAPAN FES.CHIBA 2023」で優勝をしたバンド。私がAWAで選出した1組でもある。Hwylの歌詞から感じ取れるのは、今の若い世代の素直な声。令和を生きる若者たちが、恋愛・仕事・友情などの様々なタイミングで感じることを代弁してくれるバンドともいえるだろう。今年多くのフェスでHwylの名前を見ること間違いなし。
紫今
20歳のシンガーソングライター。作詞・作曲、編曲、映像編集に加え、MVなどで使用しているイラスト制作まで、楽曲リリースに関する多くを自身で行っている。私自身、この「Soap Flower」で存在を知ったのだが、この曲を好きになり他の楽曲を聞いてみるとポテンシャルの高さに驚かされた。特に「凡人様」では、リズミカルで中毒性もありながら彼女のハスキーで繊細なハイトーンボイスがマッチする。そのうえラップまで披露するから面白い。1月からはTVアニメ『青の祓魔師 島根啓明結社篇』のエンディングテーマにも起用されることが決定しているのでより注目度は上がることだろう。
CLAN QUEEN
日本のロックバンド、アーティスト、クリエイティブネオロックを提唱する新世代ユニット。昨年はSpotifyバイラルチャートTop10入りも果たしている。私自身「踊楽園」以降の楽曲はすべて紹介をしてきているが、それまでの楽曲含めてどの曲も音楽性、MVの完成度、歌声、どれも素晴らしくMVを一つの作品として毎回楽しむことができる。今年もどんな作品を生み出すのか注目していきたい。
名誉伝説
2023年結成 5ピースバンド。ボーカルのこたにはシンガーソングライターとしても活動をしている。独特な歌詞とポップなメロディで中毒性があり、結成わずかでバンド好きの中から注目度を着実にあげている。また楽曲もおもしろく、こちらの「プロポーズ文句」は、ポップでキャッチーでプロポーズの言葉を羅列する歌詞となっている。だが「地獄でスキップ」では、疾走感のあるロックサウンドでがらりと雰囲気を変えていく。振れ幅の広さと独自性のある歌詞が癖になってくるバンドだ。
声にならないよ
「あなたの声にならない想いを歌う」をコンセプトに活動する、大阪出身のピアノポップバンド。Billboard TikTok Weekly Top 20に「生きる理由になったから」が11位にランクインも果たした。唯一無二のハイトーンの歌声と心に寄り添うピアノの優しい音色。アニメ主題歌も決定しており、SNSを中心により一層認知度を広げていくことは間違いないだろう。
以上が2024年のネクストブレイクアーティスト8組です。またこれからバズリズムの『コレがバズるぞベスト10 』や「関ジャム∞完全燃Show」の企画『プロが選ぶ年間マイベスト10曲』が控えているので上記アーティストがランクインしてくるかもしれません。そこもぜひ注目してみてくれると嬉しいです。
そして、どのアーティストも素晴らしいアーティストなのでぜひ聞いてみてください。
今年もONCANから素晴らしい音楽をあなたに届けていきますのでよろしくお願いします。