【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/01/10≫

【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/01/10≫

こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスのAWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを全曲聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は、208曲を聞いた中から10曲を紹介します!

ヨルシカ「晴る」

アニメ『葬送のフリーレン』OP。風のようなギターの音色から始まるイントロ。歌詞を聞いているとアニメのキャラクターたちの心情や情景が自然と浮かんでくる。サビ前の一瞬の間があるからこそ疾走感のあるサビのメロディが心にグッと入り込んでいく。ヨルシカの新たな代表曲となっていくことだろう。

Novel Core「RULERS」

アニメ「キングダム」第5シリーズのエンディングテーマ。国内外問わず様々なアーティストの楽曲を⼿がけるRyosuke“Dr.R” Sakaiをプロデューサーに迎え、完全書き下ろしで制作した楽曲。力強いサウンドと怒涛のようなラップが作り出す戦闘シーンのイメージ。シンプルにかっこいい、そんなことを言いたくなる楽曲だ。

NEE「一揆」

テレ東系ドラマ24「闇バイト家族」エンディングテーマ。バンドとしての初ドラマタイアップ作品。NEEならではの中毒性のあるバンドサウンドと、ドラマの雰囲気を醸し出すような不気味な歌詞。一度聞くと耳から離れない中毒性の強い楽曲に仕上がっている。

アツキタケトモ「匿名奇謀」

映画『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』の主題歌。バンドメンバーには、Guitar小野武正 (KEYTALK)、Bassあきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)、Drums高橋武(フレデリック)とフェスでも開けそうな豪華な布陣。力強いバンドサウンドに彼だからこそ作り上げられる個性ある歌詞がマッチする。アツキタケトモの新境地ともいえる一曲だろう。

大槻マキ「Dear sunrise」

TVアニメ「ワンピース」新章・エッグヘッド編のエンディング。第1回となるエンディング「memories」を担当した大槻マキ。今回の楽曲を聞いてみると、歌詞・メロディから「memories」の雰囲気を感じさせる。25年というアニメの歴史が伝わってくる歌詞からは、麦わらの一味の成長が伝わってくる。多くのファンの心に刺さる楽曲だ。

ナツノコエ「白」

結婚式がテーマの壮大なバラード曲。やさしいピアノの音色と彼女の艶やかな歌声から始まる。徐々に音数が増えていき、メロディは壮大になっていく。両親への感謝を歌った歌詞がメロディと共に心の奥底まで入り込んでいく。最後の一文がこれからの未来への希望を歌っているように感じられてより一層グッとくる。

Romansquall「Starry,Starry!」

大阪豊中発のバンド。この曲は10/10に開催をしたコンセプト自主企画vol.3『#花聴風月』とリンクした1曲となっている。歌いだしから始まり、華やかなサウンドと共に心の中にスーッと入り込んでいく。鍵盤の華やかなメロディとより一層彩りを加えてくれるバンドサウンドが楽曲を鮮やかにしてくれる。先日バンドとしての初ツアー『 #トワイライトを探して 』を発表したRomansquallの今後に注目したい。

庭乃螢(にわのほたる)「あと何回死ねばいい?」

ギターロックやオルタナティブを根底に持ちつつ、リアルなライブ活動は行わない。ボカロを使用 した楽曲やボーカリストを招いた楽曲など、顔を出さずに表現の場をネットに置いて活動をしてきた 庭乃螢。刺激的な歌詞と心地よいメロディ。かき鳴らすギターのサウンドが中毒性を生み出してくれる。タイトルからダークなイメージをしていたが、最後まで聞いてみると生きることの大切さを歌った応援ソングでもある。一度聞くと耳から離れないギターのメロディが中毒性を生むこと間違いなし。

Broken Kangaroo「演劇」

20歳のシンガーソングライター・竹内羽瑠が全ての作詞作曲編曲、映像制作を手掛けるプロジェクト。イントロのギターとフェイクでしっかりと心をつかまれた。ハイトーンでかっこいい歌声は、個性を感じられる。少ない音数だからこそ、彼の歌声は際立ちをみせる。今回初めて知ったが今後も注目していきたいアーティスト。

modern times Bloom「分かっていたんだ」

『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』をコンセプトに活動中。先月から始まった12ヶ月連続リリース。第2弾のリリースとなる今作。サウンドやラップ、全体的な構成、どれをとってもバンドとして新境地ともいえる楽曲。ライブでこの曲を初めて聞いた時、バンドとして新たなフェーズに入ったことを感じた。これから振れ幅の広いバンドになっていくことだろう。そんな期待がより一層高くなった楽曲だ。

今週のオススメの10曲は以上です。
AWAでは、上記の10曲を含めた30曲を収録したプレイリストを公開しています。

AWAプレイリスト 収録楽曲

ヨルシカ「晴る」
Vaundy「タイムパラドックス」
キタニタツヤ「私が明日死ぬなら」
Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
wacci「愛は薬」
PEOPLE1「鈴々」
FZMZ「Danger Danger feat,icy」
Novel Core「RULERS」
チョーキューメイ「snowspring」
go!go!vanillas「SHAKE」
ACIDMAN「輝けるもの」
NEE「一揆」
アツキタケトモ「匿名奇謀」
スキマスイッチ「Lovin’Song」
リュックと添い寝ごはん「天国街道」
レトロリロン「TOMODACHI」
No Buses「Slip,Fall Sleep」
ゆいにしお「routine life」
THE 2「スプートニク」
大槻マキ「Dear sunrise」
(夜と)SAMPO「プラズマクラシックミュージック」
ナツノコエ「白」
Romansquall「Starry,Starry!」
レトロマイガール!!「バンジー!」
LEEVELLES「明日は明日の風が吹く」
アンと私「FALL DOWN」
庭乃螢「あと何回死ねばいい?」
Broken Kangaroo「演劇」
modern times Bloom「分かっていたんだ」

プレイリストはこちら。
“【2024/01/10 オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
https://mf.awa.fm/4aZ9LaC

今週も読んでいただきありがとうございました。来週もお楽しみに!