【ライブレポート】ネオンに恋して×梅田Zeela presents 「ポップに恋して」《後編》

2月22日に梅田Zeelaで開催されたネオンに恋して×梅田Zeela presents 「ポップに恋して」。今回はイベントの様子を2回に分けてライブレポートでお届けします。

ネオンに恋して

ネオンレトロなSEの中、登場したのは今回の主催でもあるネオンに恋して。「はじめましてネオンで恋してです。今日は、最高の夜にしましょう！」とスタートしたのは新曲「君に恋して」。色鮮やかな照明の中、ポップなメロディを響かせる。一目惚れをした時のドキドキ感を彷彿させるようなドラムのリズム。ネオンレトロなサウンドが会場をネオン色に変えていく。Vo.しっぽが「初企画へようこそ！あなた達に贈りたいと思います！Gift。」ツインボーカルならではの2人の掛け合いと懐かしさを感じさせるようなメロディが心にGiftを届けてくれる。「最後まで楽しんでいきましょう！」と締めくくると暗闇の中エモーショナルなメロディが鳴り響く。「届きそうで届かない片思いの歌。」そんな言葉を告げられて新曲「月夜に染めて」を披露。男女2人の片思いで一歩進まない感情を2人の歌声で届けれる。ブルーの照明が夜を演出し、歌詞の情景を脳内でイメージさせてくれる。

「本日はお越しいただきありがとうございます！こんなに後ろまで人がいっぱいです！頭からポップなバンドが続きましたが、楽しんでくれましたか？」というしっぽの呼びかけに拍手で答える会場。「こんな素敵な夜なので一緒に楽しんでいきましょう！」と告げて「愛してるなんて今更」がスタート。ムードのある照明の中、2人の色気のある歌声が会場に広がっていく。ムーディーなメロディを聞いて思わず体を揺らしていく観客たち。

続いては、「深夜のレモンサワー」。「お酒の可愛い曲を持ってきました。」と伝えるとレモン色の照明の中、横揺れをしながら歌うしっぽ。ベースラインがほろ酔いをしていき火照っていく身体の変化のように感じ取れる。「まだ寒いですけどこんな日にはあなたたちに会いたいと思ってきました！」そんな彼女の言葉に心も体も気持ちが踊りだす。

曲が終わるとVo.竜斗が「こんなにいっぱいの人が最後まで残ってくれて感謝しかないです。ありがとうございました。この景色を見る前にたくさんのことがありました。うまくいくことだけでなく悩むこともいっぱいありました。人間関係、仕事、家族、バンドの関係、逃げ出したくなることもあったけどここまでやってこれたのは、メンバーや音楽、応援してくれる人達がいたからです。最後に僕たちの想いが詰まった1曲を届けます。ひとりぼっちの夜にも寄り添ってくれる楽曲です。好-hao-。」

楽曲に合わせて拳を大きく振り上げる観客たち。間奏のギターソロがより一層会場の空気を盛り上げる。最後は全員で顔をあわせて歌を届ける。「最高の時間を最高のみんなと作ることができて嬉しいです！これからもネオンに恋してをよろしくお願いします！」と感謝を伝えて会場を後にするメンバー達。そんな彼らの背中を止めるようにアンコールが届けられると、Gt.zumaが1人で登場。「あっという間でした。演者の皆さんと会場の皆さんのおかげで素晴らしい時間となりました。これからも頑張っていくのでよろしくお願いします！」想いを告げると登場しないメンバーたちに呼びかけて、メンバーが全員登場しアンコールに応える。

ネオンに恋してが最後に届けるのは「SUMMER」。「季節なんて関係ない。今この瞬間が青春だから。」とVo.竜斗が伝えるとメロディと共に夏の情景が脳内で広がっていく。「この音で泳いじゃおう。」とVo.竜斗が踊りながら歌う。季節を夏に変えてイベントを締めくくった。初めての自主企画とは思えないほどの多くの人が見に来た今回のイベント。それぞれのバンドが自分達の色をだし、ポップに染めてくる夜となった。また、今回のイベント中で、ツインボーカルバンドを集めた企画を、5/17に行うことを発表した。企画の詳細は近々発表されるらしい。これからもネオンに恋しての活動に注目していきたい。

セットリスト
1.君に恋して
2.Gift
3.月夜に染めて
4.愛してるなんて今更
5.深夜のレモンサワー
6.好-hao-
EN.SUMMER

会場：梅田Zeela　https://twitter.com/Umeda_Zeela
カメラマン：藤田 宏章　https://twitter.com/fjt_ulu