【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/05/01≫

今のw-inds.がファンやリスナーに対して届けたい想いがテーマとなった橘慶太プロデュースの最新曲。新しいものと出会ったそんな気持ちにさせてくれるサウンド感の中にある温もりのある歌詞。特にラップ部分に二人からのメッセージを感じた。常に音楽と向き合い挑戦をしてきた二人からの新たなメッセージソングともいえるだろう。

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」主題歌。やさしくぬくもりのある歌詞とどこか懐かしさのあるメロディ。まさにあいみょんのよさがにじみ出た作品に仕上がっている。イントロのアコースティックギターの音色はさわやかな風のように記憶に残してくれる。

柳沢亮太(SUPER BEAVER)が作詞・作曲したFM802×三井ショッピングパークららぽーとACCESS!キャンペーンソング。毎年春の訪れを感じさせるキャンペーンソング。今回は、アイナ・ジ・エンドさん、大橋卓弥さん（スキマスイッチ）、岡野昭仁さん（ポルノグラフィティ）、片岡健太さん（sumika）、サイトウタクヤさん（w.o.d.）、TERUさん（GLAY）、TOMOOさん、ヤマサキセイヤさん（キュウソネコカミ）という豪華メンバー。この曲のSUPER BEAVERも聞いてみたい。

約3年ぶりのフルアルバム『((ika))』の収録曲。全体的に浮遊感がありながらもそれぞれのサウンドが個性を放っている。AAAMYYYのボーカルも存在感がありツインボーカルで作り上げる世界観はまた新たな表情を見せる。最近の彼らの楽曲でTempalayに興味をもった私にとって今作は楽しみでしかなかったので早速聞いてみたいと思う。

2022年にデビュー10周年記念でリリースしたベストアルバム『BEST OF A.B.C-Z』がサブスク解禁された。ベストアルバムリリースに伴いMVが作られたこちらの楽曲は、デビュー前に制作され、長年愛されてきた楽曲。今回のサブスク解禁をきっかけにこれまで聞き込めていなかった彼らの楽曲を聞いてみようと思う。

８年ぐらい前によくライブをしていたという二組がコラボを行った今作。穏やかな春の訪れを感じさせるシティポップサウンド。二人の重なり合う歌声が心地よくメロディとマッチする。初見で聞いてもスーッと心に入っていくような心地よさがある作品に仕上がっている。

大阪のスリーピースロックバンド。ヴォーカルの中道ゆきがこれは信念の歌と語る今作。一歩ずつ歩いていることが伝わってくるバンドサウンド。しんどいことがあって気力をなくしても感じたものを信じて歩んでいこう。この曲を聞いた時、迷った気持ちやしんどい気持ちがスッと楽になった。そんな気持ちにさせてくれる楽曲なのでぜひ聞いてほしい。

5ピースPOPバンド。 令和の時代に、捻くれ者達が見つけた新たな楽園。注目度がどんどん増している注目バンドの最新曲は、また新しい表情を見せてくれる。さわやかでまろやかなアイスクリームのようなサウンド感。一つ一つの楽器のサウンドと彼女のボーカルとしての個性が混ざり合い、何度も味わいたくなってくる楽曲に仕上がっている。ぜひ聞いてほしい楽曲だ。

今年のブレイクアーティストにも選出をしたミヤケ武器の最新曲。今回の楽曲は、、「平凡で何が悪い」と思いながらも「誰かよりも非凡でありたい」と願う感情を歌詞に乗せた、5月病シーズンの心情にも寄り添う一曲。ギターの存在感と彼の浮遊感のある歌声、個性の強いMV。一つ一つが癖になっていき中毒性を作り出していく。

2024年5月始動の大阪発5人組ガールズバンド。ボーカルは、月刊連歌のボーカルとしても活動をする三田春愛。彼女の美しくもかっこいい歌声と鍵盤の華やかなメロディが作り出す青春の風。バンドサウンドがスパイスとなり、楽曲全体を盛り上げてくれる。ライブで見てみたい楽曲だ。今後の彼女たちの活動にも注目していきたい。