【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 6選≪2025/02/05≫

ドームツアー【BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE“】の為に書き下ろされた楽曲。この曲を初見で聞いた時彼らには、まだこんな引き出しがあったのかと驚かされた。クールでミステリアスで重低音も際立つサウンド。より磨かれたそれぞれの個性ある歌声。同じく収録されているキャッチーな「Sailing」とバラード曲「誰よりも」も併せて聞くとギャップがすごすぎて気づけば何百回もループで聞いてしまう。ワールドツアーも発表しているBE:FIRST。彼らが全米チャートを盛り上げるのも近いかもしれない。

2月26日に発表する初のミニアルバム「Already」からの先行シングル。今回の楽曲は、銭湯を舞台にしたラブストーリーをポップなダンスチューンで表現した楽曲。luvは、2023年のインディーズベストソングにも選出をしたアーティスト。そこから毎回楽曲には注目をしていたが、ポップななダンスチューンは新たな印象を与えてくれた。柔らかく彩りを感じられ、心も体も踊りだすような楽曲に仕上がっている。2025年はより一層多くの人に知られる一年になることは間違いないだろう。

ドラマ『こんなところで裏切り飯～嵐を呼ぶ七人の役員～』のオープニングテーマ。夢や目的に向けた道筋。そんな夢に向かう道を彩りのある鍵盤の音色と優しいメロディが鮮やかに彩ってくれる。心地よく温もりのある1曲に心はウキウキとした気持ちになることだろう。

高知発4ピースロックバンド。この曲は、先日リリースされた2nd Album『THE STEREOGANG Ⅱ』の収録曲。ロック魂を感じさせる力強いバンドサウンドと歌声でしっかりと心を掴まれる。MVでは80年代のディスコの世界観で普段の衣装とはギャップのある雰囲気を感じさせてくれた。昨年は、エマージェンザジャパン2024にて優勝＆ドイツ大使館賞受賞。ドイツで行われたエマージェンザ2024国際大会では世界第3位に入賞という功績を得たTHE・ステレオギャング。今年は、より多くの人に音楽を届ける存在になることだろう。

内面に渦巻くあらゆる感情を源泉に、私たちが生きる世界を、共感や同感を求めない言葉をもって色彩豊かに音像化している日本の四人組バンド・湯冷めラジオ。今回1年ぶりとなる新曲をリリース。ノスタルジックなメロディにGt.Vo. 緋乃 白の透明感のある歌声が合わさり、唯一無二の世界観を作り上げていく。ラストのギターソロが個人的に特に好きなポイント。

京都発、男女混合５ピースバンド。【美術館のような美しい音楽をあなたに】をコンセプトに活動をしている短編画廊。1st EP 『逸話がつづけば』をリリース。今作の1曲目に収録されいるのがこの楽曲「流星」。イントロから徐々に音数は増えていき、幻想的なメロディが脳内に流星を思い浮かばせる。今作のすべての楽曲を聞いたが、1つの小説を読んだような気持ちにさせてくれる満足感があった。多くの人に聞いてほしい作品だ。