【ライブレポート】きたゆいpre.『Poppin’Shower』《shitakuchü》

2024年7月15日

カメラマンやデザイナーとして活動をするきたゆいが誕生日を迎える6月26日にイベントを開催。その名も『Poppin’Shower』。ジャンルは違えど、”ポップ”の要素を持つバンド達による音楽のコラボレーションで、特別な楽しさやワクワク感の溢れる企画にしたい！という彼女の想いが詰まったこのイベントに5組のアーティストが集結した。

そんなイベントの様子を1組ずつ紹介していきます。

shitakuchü

続いて登場をしたのは、全世界ジャングル化を掲げ浮遊感漂う男女ツインボーカルと90年代直系の轟音サウンドを奏でるバンドshitakuchü。

幕が開くと共に大音量のギターサウンドを奏でてスタートしたのは『SUBPOP』。会場中に響かせるバンドサウンドの中、Vo./Gt.ふくまの可憐な歌声が光のように放たれていく。間髪を開けず、そのまま次の楽曲『Everything is Eliminated』を披露。空間を支配するようなバンドサウンドの中に感じられるポップなサウンド。曲が終わると挨拶をして、ベースラインの際立つイントロで『ディストピア』の演奏をスタート。

ギターの音色が印象に残る先程までの楽曲とは雰囲気を変えてる。前半はリズム隊が主役となり、徐々にテンポを上げていく。テンポアップとともに際立つギターのサウンドが彼女の可愛らしくも力強い歌声とあわさり観客たちを楽しませていった。

続いて、胸を躍らせるドラムのリズムと共に始まったのは『daughter』。彼女たちが作り出す独自の世界観に肩を揺らしながら楽しむ観客たち。「ありがとうございます！」と笑顔で伝えると会場からは拍手が届けられた。

「きたゆいさんお誕生日おめでとうございます。本日は、イベントに呼んでいただきありがとうございました。呼んでいただけて嬉しいです。」と笑顔で伝えてくれた。

「私達は、あと3曲やって帰ります。最後までよろしくお願いします。」と『junky』を披露。疾走感のあるバンドサウンドで、これまでの楽曲とはまたひとつ表情を変えていく。雰囲気を残しつつ、そのまま次の楽曲『coaster of the paper』を披露。赤く染まった場内に蜃気楼のようにサウンドが広がっていく。ギターの音を響かせながら、「ありがとうございました。」と伝えて最後の楽曲『Your Gaze』を披露。独自の音楽性をしっかり会場に刻みこんでステージを後にした。