こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は曲の中からおすすめの6曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに。
SixTONES『Rebellion』
ドラマ『パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−』のオープニングテーマ。
先日紹介した「一秒」との両A面シングルとしてリリースされた楽曲だ。
「一秒」で見せた爽やかで前向きな表情とは対照的に、本作ではクールでロック色の強いSixTONESを提示している。だが、この振れ幅こそが彼らの真骨頂だろう。
個々の歌声の個性が随所に光り、グループとしてのエネルギーが一気に爆発する。特にサビ前、ジェシーや北斗の「闇抜ければそこは paradise」というフレーズで空気が一変する瞬間は圧巻だ。
ファーストインプレッションの衝撃。そして聴くほどに増していく中毒性。
気づけば何度もリピートしてしまう、攻めの一曲である。
BE:FIRST『BE:FIRST ALL DAY』
デビュー5周年の幕開けを飾る9枚目シングル。
昨年は「夢中」や「空」といったJ-POPナンバーでグループの振れ幅を広げてきた彼らだが、今作「BE:FIRST ALL DAY」では再び“パフォーマンス集団”としての本領を打ち出してきた。
パフォーマンスを主軸に据え、「新たな魅力を見せてやる」と言わんばかりの気迫と決意が伝わってくる一曲。攻めの姿勢が鮮明だ。
「夢中」で彼らを知った人も多いはず。そんなリスナーにとっては、また違った印象を受ける楽曲になったのではないだろうか。
メンバーそれぞれの個性をつなぎながら、“BE:FIRST”というグループ名を強く印象づける構成。グループとしての可能性をさらに押し広げた作品と言える。
5周年イヤーのスタートにふさわしい一曲。
今年もどんな楽曲や活動でシーンに風穴を開けてくれるのか、期待せずにはいられない。
w-inds.『Forever Memories(Re-Recording)』
3月14日に25周年を迎えたw-inds.が、デビュー曲を再レコーディングバージョンとしてリリース。
当時15歳、まだ声変わり前のボーイソプラノが印象的だったあの楽曲が、四半世紀の時を経て新たに届けられた。
もちろん25年という歳月の中で声質は変化している。それでも、なぜ当時と同じキーで歌い上げられるのかと驚かされる完成度だ。
聴いてまず感じたのは、“懐かしさ”と“アップデート”の共存。メロディはそのままに、歌割りや表現のニュアンスには大人の色気が宿っている。その違いこそが、25年という歴史を物語っている。
平成のヒット曲がリバイバルする近年。ボーイズグループも増え、時代は大きく変わった。
そんな今だからこそ、w-inds.が改めて世の中に浸透する準備が整ったのではないかと感じさせる一曲だ。
にしな『グローリー』
3年半ぶりとなる3rdフルアルバム『日々散漫』に収録された一曲。
全21曲というボリュームの中でも、「グローリー」は特に印象に残る楽曲だ。
“何かを好きだと思える気持ちを大切にしたい”——そんな想いが込められている本作。ポップで開けたサビとは対照的に、憂鬱や他人と比べてしまう自分、どこかで続いている戦争といった現実を描く歌詞が並ぶ。そのギャップが胸に刺さる。
スモーキーで温度のある彼女の歌声は、ハートフルでありながら確かなメッセージを届けてくれる。優しさの中にある強さが、この曲の核になっている。
軽やかさと重みが同居する一曲。
にしなの現在地を感じさせる作品だ。
湯冷めラジオ『オールトの雲』
今年のAWA注目アーティストにもピックアップされた湯冷めラジオが新曲をリリース。
前作「サリュ」とは印象を大きく変えた一曲となっている。
音の渦の中に、諦めや喪失感がにじむ言葉が漂うシューゲイザーサウンド。空間を支配する轟音ギターが、楽曲全体を包み込みながらもどこか心地よい。
シューゲイザーを軸にしながらも、彼女の柔らかい歌声があるからこそ重くなりすぎず、耳にすっと入ってくる。そのバランスこそが湯冷めラジオの個性だろう。
浮遊感と感情の揺らぎを内包した一曲。
今後の動向も引き続き注目していきたいアーティストだ。
AWAプレイリスト 収録
SixTONES『Rebellion』
BE:FIRST『BE:FIRST ALL DAY』
w-inds.『Forever Memories(Re-Recording)』
&TEAM『桜色Yell』
ふみの『ホットライン』
にしな『グローリー』
緑黄色社会『étoile』
MAISONdes『Ash&Ember(feat. LiSA、ナナホシ管弦楽団)』
JUJU『Honesty』
Chevon『春の亡霊』
荒谷翔大『黄昏ソウル』
吉澤嘉代子『ほおずき』
加藤ミリヤ『Bleeding Striker』
GLIM SPANKY『大天使』
SILENT SIREN『KETTO』
04 Limited Sazabys『電照菊』
plenty『あいという(2026 remastering)』
FIVE NEW OLD『Merry-Go-Round』
映秀。『寄り道』
はしメロ『meter』
みらん『ハルノハル』
らそんぶる『いつかまたひとりぼっちだったら』
Hello Hello『御伽噺』
anewhite『ふはく』
湯冷めラジオ『オールトの雲』
灯火日和『青に沈む』
秘めごと『逃亡者』
黒洞々『僕なりの照れ隠しなんだよ』
nene Is.『ディスコれ!!』
さりげなく!!『タチアオイ』
“【2025/03/18オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
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