【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/04/03≫

ドラマ『ソロ活女子のススメ4』オープニングテーマ。”あわい”とは「物と物、人と人などのあいだ」という意味の言葉。鮮やかな言葉で表現してさわやかな春の風のようにあたたかい雰囲気を醸し出すようなメロディと彼女の心地よい歌声が曲全体を鮮やかに彩ってくれる。

2024年TBS系列野球中継テーマソング。syudouとBE:FIRST　のRYOKI。暴れだしているようなかっこいいサウンドに、二人の歌声が重なり合う。BE:FIRSTの楽曲の中でも存在感を放っているRYOKIのラップが楽曲全体をかっこよく盛り上げてくれている。

2年ぶりに活動再開をしたSILENT SIREN。こちらの楽曲は、ミニアルバム「YOUTHFUL」の収録曲。ベースラインの際立つイントロから心を奪われる。ギター、ドラム、ベースそれぞれの楽器が個性を放ちながらもサビではかわいらしくポップな楽曲となっている。SILENT SIRENの活動再開のミニアルバムがどんな仕上がりになっているのか聞いてみようと思う。

昨年リリースされたアルバム「Tokyo Emotional Gakuen」のスピンオフ作品。ギターの音色が際立つロックサウンドの中に感じられる儚く哀愁を感じられるメロディ。好きなアルバムのスピンオフということも個人的にテンションが上がった。ぜひ、アルバムと合わせて聞いてみてほしい。

「耳で読む明朝体」をコンセプトに活動中。聞いていると思わず体が踊りだしたくなるようなダンスチューン。煌びやかな雰囲気もありながら、どこか落ち着きもあるおしゃれさも感じられる。昨年リリースしたアルバム『ひとりぼっちの群泳に』でみせた楽曲たちとは雰囲気を変えた楽曲に仕上がっている。

高知発 スリーピースロックバンド。3rd e.p. 『NEVER LOSE』の収録曲。疾走感のあるバンドサウンドとGtVoあかりんごのかわいらしくさわやかな歌声。ドライブで聞きたくなるようなサウンド感が青春を思い起こしてくれる。ぜひ一度聞いてほしいバンドだ。

来週4月10日に初の全国流通版フルアルバム『magic hour』をリリース。そんなアルバムから先行配信された楽曲。焦燥感のあるメロディと彼女の儚い歌声が作り出す楽曲の世界観。間奏のギターソロは楽曲の世界観をより一層作り出していく。来週リリースのアルバムがより楽しみになった１曲だ。

“あなたの一番近くにあるバンド”をコンセプトに活動する神戸発4人組ロックバンド。ポップでキャッチーなメロディに優しい歌声。好きな人に向けた楽曲だが、彼らを応援するファンに向けた楽曲にも聞こえてくる歌詞。大切な人への想いを歌った楽曲だ。

mini album 『絶・少女盤 』の収録曲。疾走感のあるロックサウンドと女性ボーカルの華やかな歌声。1分40秒という短い曲だが、しっかりとこのバンドの曲をもっと聞いてみたいと思わせるような個性が詰め込まれている。

大阪とインターネットを行き来する高熱量のシンガーソングライター。歌いだしのつかみ、そこからのギターのメロディ。彼自身の音楽への感情を歌詞に詰め込んだことが伝わってくる。走れと繰り返すサビのフレーズは癖になり、気づけば口ずさんでしまう。泥臭さもありながら芯の強さが伝わってくる楽曲だ。