こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は319曲の中からおすすめの5曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに
King & Prince『So Honey』
1st EP『So Honey EP』の表題曲。ピュアな恋心や恋の駆け引き、そしてハッピーエンドを願う気持ちを描いたラブソングだ。
King & Princeらしいきらびやかでキラキラとした魅力がありながら、アルバム『STARRING』でも感じられた洗練されたおしゃれさもしっかりと残っている。この二つが自然に溶け合ったサウンドを聴いていると、「これが今のKing & Princeの持ち味なのかもしれない」と感じさせられる。
そして何より、2人だからこそ生み出せる柔らかな空気感が心地いい。ファンタジーのような華やかな世界観の中に、恋をしたときのリアルな甘酸っぱさが混ざり合うことで、ただ甘いだけではない絶妙なバランスが生まれている。
聴くたびに少しずつその世界観に引き込まれ、気づけばまた聴きたくなる。今のKing & Princeらしさが詰まった一曲だ。
三浦大知『オリジナルフェイク』
最新EP『I know I don’t know』の収録曲。今作は、大沢伸一(MONDO GROSSO)がプロデュースを手掛け、作曲・共同作詞にも参加している。
エスニックな響きを持つサウンドと独特なビートが絡み合い、聴けば聴くほどそのリズムが癖になっていく。初めて聴いたときに浮かんだのは、「いやいや、この人はどれだけ新しい表現を見せてくれるんだ」という驚きだった。
この活動を始めてから、三浦大知の音楽をどんどん好きになっている。その理由の一つが、常に攻め続ける姿勢と、いい意味でこちらの予想を裏切り続けてくれる挑戦だ。
圧倒的なパフォーマンス力や歌唱力に注目が集まるアーティストだが、それだけではない。楽曲そのものの面白さや、一つの作品として世界観を作り上げる表現力にも、もっと評価されるべき魅力がたくさんある。
『オリジナルフェイク』を聴いて、改めてそんな三浦大知の底知れなさを思い知らされた。
菅原圭『孔雀』
TVアニメ『黄泉のツガイ』第2クールのエンディングテーマ。オープニングテーマを担当する音田雅則が書き下ろした楽曲で、アニメのヒロイン「アサ」の目線や心理を投影した歌詞も印象的だ。
楽曲が始まった瞬間から、まるで異空間へ迷い込んだかのような不思議なサウンドに引き込まれていく。そこに重なるのは、綺麗さの中にアンニュイな質感をまとった菅原圭の歌声。その独特な声色が、楽曲のミステリアスな世界観をさらに深めている。
特に印象に残ったのが、サウンドの中で輝く鍵盤の音色。中毒性のある独特なビートやメロディの中に、キラキラと光が差し込むような美しさを加えており、不思議さときらびやかさが共存するサウンドに仕上がっている。
一度聴いただけでは掴みきれないからこそ、何度もその世界へ戻りたくなる。これからさらに注目していきたいと思わせてくれた一曲だ。
キノミキノママ『星屑』
2024年の結成から3年目を迎えたキノミキノママ。その新たな旅路の幕開けを飾るポップロックナンバー。
作詞・作曲を手掛けたボーカル&ギターのユウジンが、映画『ビフォア・サンライズ』に登場する「あなた方は星よ 何十億年も前 星が爆発して 星屑から世界が生まれた だからあなた方も星屑」という印象的なセリフに影響を受けて、本曲を書き下ろした。
芯の強さの中にぬくもりを感じさせるボーカルからは、歌詞に込められた想いがまっすぐに伝わってくる。宇宙を思わせる壮大さがありながら、メロディには繊細で優しい質感もあり、その広がりと温かさのバランスが心地いい。
私たちは仕事や生活、それぞれの人生の中でさまざまな旅を続けている。キノミキノママもまた、3年目を迎えた音楽活動の中で、新たな旅へと向かっていく。その旅の途中で生まれる出会いや経験が、また新しい音楽や景色を生み出していくのだろう。
この世の果てを目指すように、自分たちの音楽を鳴らしながら歩み続けていく彼ら。その姿とも重なるように、『星屑』は何かを目指してひたむきに歩み続ける人の背中を、そっと押してくれる一曲だ。
音源から伝わる魅力はもちろん、ライブも素晴らしいバンドなので、この曲をきっかけにぜひその音楽を生で体感してみてほしい。
Miranda Otsuji『Deneb』
Miranda Otsuji 3rd Album『FLAVOR』の収録曲。中野利仁監督による自主制作恋愛短編映画『恋愛L+』の主題歌として書き下ろされた一曲だ。
織姫星(ベガ)や彦星(アルタイル)とともに「夏の大三角」を形成する重要な星でありながら、どこか二人をそっと見守っているようにも感じられるデネブ。
そんな星の姿と重なるように、歌詞からは「主役にはなれなくても、あなたを照らし続けたい」という、まっすぐで健気、それでいて少し切ない恋心が伝わってくる。
ユメカナエフェスを通じて、ここ数年彼女の活動を近くで見てきた。パワフルさがありながら、どこまでも素直でまっすぐな人間性。そして、さまざまなジャンルを行き来する音楽性の幅広さも彼女の魅力だと思う。
それでいて、世代を問わず自然と「応援したい」と思わせてくれる温かさが、その音楽にも彼女自身にもある。
『Deneb』だけでなく、さまざまな“味”を楽しめる3rd Album『FLAVOR』を通して、Miranda Otsujiというアーティストの幅広い魅力にぜひ触れてみてほしい。
AWAプレイリスト 収録
King & Prince『So Honey』
三浦大知『オリジナルフェイク』
Omoinotake『Orbit』
Chilli Beans.『Feel like slowing down feat. WurtS, Deu, Ito, Takeuchi』
THE SPELLBOUND/BOOM BOOM SATELLITES『Brand New Drive』
サカナクション『怪獣(Cornelius Remix)』
サカナクション『いらない(Takkyu Ishino Remix)』
優里『幸せについて、僕が考えたこと』
GRe4N BOYZ『虹』
日向坂46『イチャイチャ虫』
timelesz『No Map Just Vibes』
jo0ji『YOROSHIKU!!!』
サバシスター『来て』
coldrain『POISON feat. Bert McCracken (The Used)』
菅原圭『孔雀』
MHRJ『さよなら肩パッド feat. 浜野謙太』
BREIMEN『Conduct Boogie』
エルスウェア紀行『雨と光線』
ゲシュタルト乙女『苗字』
Sundae May Club『爆音モノローグ』
汐れいら『ボーイミーツガール』
キノミキノママ『星屑』
ヴェロニカにさよなら。『宵惚け』
ねぎ塩豚丼『REBORN』
POP ART TOWN『ひゅらひゅら』
Miranda Otsuji『Deneb』
海野夕凪『カフネ』
DeNeel『HOW?』
ザ・チャオズ『リ・ユース』
makoto二勝手ナガラ『orange』
“【2026/09/02オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
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