こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は354曲の中からおすすめの5曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに。
BE:FIRST『NOW U KNOW』
4thアルバム『BE:4U』に収録された一曲。今作のアルバムには、「5年間の集大成」と「次のステージへの決意」という二つの大きな思いが込められている。
実際にアルバム全体を聴いてみると、その両方がひしひしと伝わってくる作品に仕上がっていると感じた。デビュー当初から海外への挑戦を掲げてきた彼らは、今年9月についにUSデビューを果たした。一つの大きな目標を実現したわけだが、だからといって急にグループのスタンスが変わったわけではない。
この5年間、着実に音楽性を磨き、パフォーマンスの技量を高め、グループとして進化を重ねてきた。その積み重ねがあったからこそ、今のBE:FIRSTがあるのだと改めて感じさせられる。デビュー1年目からずっと応援してきた一人のファンとして、彼らが掲げてきた目標を実現していく姿を見られることは、やはり嬉しい。それと同時に、ここがゴールではなく、さらに大きなステージへと進んでいく彼らの未来にも期待が膨らんでいく。
最近は仕事が忙しく、なかなかライブに足を運べていないが、今の彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、自分の目と耳で確かめてみたい。5年間の歩みを振り返るとともに、これからのBE:FIRSTがますます楽しみになった一枚だ。
HANA『Slidin』
前作から約7ヶ月ぶりとなる新曲は、デビュー2年目を迎えた彼女たちの「新たなフェーズへの突入」を感じさせるR&Bナンバー。
2026年は新曲のリリースよりも、ライブ活動やメンバーそれぞれの活動に力を注いできたHANA。そろそろ新しい楽曲が聴きたいと思っていた矢先のリリースだったこともあり、個人的にも嬉しい一曲となった。初めて聴いたときに感じたのは、「いい意味で、またテイストを変えてきたな」という驚きだ。
これまでの楽曲とはまた違った表情を見せる今作は、挑発的な雰囲気をまといながらも、どこか落ち着きがあり、心地よい空気感が漂っている。R&Bならではのグルーヴに身を委ねながら、彼女たちの新たな音楽性を楽しめる作品だ。
オーディションの頃から、HANAには「自分らしく、自由でいたい」という思いが強く感じられた。だからこそ、特定のジャンルやイメージに縛られることなく、さまざまな音楽に挑戦していく姿勢も、彼女たちらしさの一つなのだと思う。
新しいテイストに挑戦しながらも、グループとしての芯はしっかりと感じられる。デビュー2年目を迎え、これからどんな音楽を届けてくれるのか。HANAのさらなる進化が楽しみになった一曲だ。
Superfly『鱗(うろこ)』
秦 基博の初となるトリビュートアルバム『秦 基博を歌う -Hata Motohiro Tribute-』に収録された一曲。今作にはSuperflyのほか、緑黄色社会、クリープハイプ、TOMOOなど、さまざまなアーティストが参加しており、それぞれの個性を通して秦 基博の楽曲を楽しめる作品となっている。その中でも特に印象に残ったのが、Superflyによる『鱗(うろこ)』だ。
原曲が持つ繊細さや美しいメロディラインを大切にしながらも、Superflyならではの圧倒的な存在感を放つ歌声が、楽曲に新たな魅力を与えている。秦 基博の伸びやかで温かみのある歌声と、Superflyの力強く伸びやかな歌唱には、どこか通じるものがあるように感じる。だからこそ、原曲へのリスペクトをしっかりと感じられる一方で、単なるカバーでは終わらない、Superflyならではの表現として楽しむことができた。
トリビュートアルバムの面白さは、参加するアーティストによって、同じ楽曲でも違った表情が生まれるところにある。実際にアルバム全体を聴いてみても、それぞれのアーティストの魅力を感じられると同時に、秦 基博が生み出してきた楽曲の素晴らしさを改めて実感させられた。原曲の魅力を再発見しながら、新しい音楽との出会いも楽しめる。そんなトリビュート作品ならではの良さを感じさせてくれた一曲だ。
SUPER★DRAGON『本能』
ドラマ『溺愛 ~ 実は、最強ヒーロー ~』のオープニングテーマとして起用された一曲。
現在、勢いを増しているEBiDANに所属するSUPER★DRAGON。実は個人的にも、以前から注目しているグループの一つだ。きっかけとなったのは、2022年にリリースされた『Purple Moon』。当時、どれだけ繰り返し聴いたかわからないほどハマった楽曲で、今でも定期的に聴きたくなるお気に入りの一曲だ。それ以来、彼らの新しい作品も定期的にチェックしている。
そんなSUPER★DRAGONの今作は、周囲の雑音や他人の価値観に惑わされることなく、自分自身の「本能」と「カルマ」を受け入れ、突き進んでいくという強いメッセージが込められた作品。力強いロックサウンドに、ヒップホップの要素を取り入れた勢いのあるラップが重なり、楽曲全体からエネルギーがあふれている。特に印象的なのが、迷いを振り切るようなサウンドの力強さ。周囲に何を言われようとも、自分の信じた道を進んでいく。そんな覚悟が、音楽そのものから伝わってくるようだ。まさにタイトルどおり、本能のままに突き進んでいく姿を感じさせる一曲だ。
EBiDAN全体が大きな盛り上がりを見せる中で、SUPER★DRAGONがこれからどんな存在感を放っていくのか。2027年は、グループとしてさらに飛躍していく姿を見られることを期待している。
夜篠ケンジ『未来トリガー (feat. 初音ミク)』
「弱さとの決別」と「自分自身を取り戻すこと」をテーマに掲げた、疾走感あふれる骨太なロックナンバー。
まず印象的なのが、イントロから一気に引き込まれるサウンド。聴き始めた瞬間に楽曲の世界へと引き込んでいく、その掴みの強さには、さすがだなと感じさせられる。今作では、道を踏み外したからこそ気づけた本音や、過去の選択に対する後悔、迷いを抱えながらも、もう一度前を向こうとする心の葛藤が描かれている。
どれだけ一生懸命に頑張っていても、後悔する瞬間はある。前を向こうと決意しても、そう簡単に気持ちを切り替えられるわけではない。そんな誰もが抱える心の弱さや複雑な感情が、楽曲の中でリアルに表現されているように感じた。
特に面白いのが、テンポやサウンドの展開によって、感情の変化が伝わってくるところだ。迷いや後悔を抱えた心が揺れ動きながらも、少しずつ前へ進もうとする。そして、最後には自分自身の弱さと向き合い、決別していく。
そんな心の動きが、疾走感のあるロックサウンドと重なり合い、楽曲全体に力強いメッセージを生み出している。ただ前向きな言葉を並べるのではなく、簡単には乗り越えられない葛藤まで描いているからこそ、聴く人の心に響くものがある。後悔や迷いを抱えながらも、もう一度自分の未来を切り開いていく。そんな強さを感じさせてくれる一曲だ。
AWAプレイリスト 収録
BE:FIRST『NOW U KNOW』
HANA『Slidin’』
スピッツ『キツネノボタン』
ONE OK ROCK『Fever』
キタニタツヤ『君と生きて君と死にたい!』
Jeremy Quartus/Vaundy『僕らの事にさせて (Prod. Vaundy)』
Hey! Say! JUMP『TRUE』
Kis-My-Ft2『One Scene』
LiSA『くたばれマイダーリン』
桑田佳祐、原 由子『風に吹かれて (ライブ)』
Chevon『アルパカシンドローム』
Superfly『鱗(うろこ)』
生田斗真『ハングリーズギー』
山下智久『DREAMING』
luv『notes from my head』
緑黄色社会『透明だった世界』
ポルカドットスティングレイ『無礼な!』
SUPER★DRAGON『本能』
Sakurashimeji『また今度』
櫻井優衣『Are you Merry ?』
斎藤宏介『Honey Moon Song』
ストレイテナー『ゴールド・ディガーズ』
w.o.d.『ふれる』
ちゃくら『揺れてスカート』
mibuki『キャラメルポップコーン』
春風レコード『知らない東京』
ヨッドメノディ『dive』
シベリアンハスキー『ナイトウォーカー』
Alaska Jam『ラブとピースとロックンロール』
夜篠ケンジ『未来トリガー (feat. 初音ミク)』
“【2026/11/04オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
https://mf.awa.fm/4isIsLp
