【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2023/12/20≫

私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスのAWA。こちらで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリスト。こちらのプレイリストには1週間で公開をされた邦楽の新曲が毎週300曲近く収録されています。
そんなプレイリストを全曲聞いてオススメの10曲を紹介する『RYO Weekly Music Selection』
今週は、収録されていた280曲をすべて聞いた上でオススメの楽曲を10曲紹介します!
よろしくお願いします!

YOASOBI cheers 松任谷由実「中央フリーウェイ」

「ユーミン乾杯!!~松任谷由実50周年コラボベストアルバム~」の収録曲。1976年発売のこの楽曲をYOASOBIが令和版にアレンジした今作。松任谷由実が作り出した原曲の優しい空気感にYOASOBIならではの世界観がマッチすることで近未来を感じられる楽曲に仕上がっている。

Travis Japan「99 PERCENT」

ドラマ「結婚予定日」の主題歌。アルバム『Road to A』の収録曲。ITZYの振付なども手掛けているYUMERIが振付を担当している楽曲でもあり、エッジの効いたサウンドや楽曲構成がK-POPの音楽性を強く感じられる。Travis Japanのこれまでリリースしてきた音楽性を思い返してみると、彼らにとって新しい一面ともとらえらることができる1曲にも仕上がっている。

DISH//「いつだってHIGHI」

日本テレビ「DayDay.」番組内で実施される、ダンス動画コンテスト「LOVE ダン -高校ダンス動画フェス 2024-」 の課題曲。最近の楽曲たちがロックサウンドの強い曲やバラード曲が多い印象が個人的にあったDISH//。ポップなメロディのこの楽曲は、どこか初期のDISH//の楽曲を思い出させる雰囲気を感じられた。多くの高校生に使ってもらうことで新たな代表曲として2024年定着していくかもしれない。

NIKO NIKO TAN TAN「カレイドスコウプ」

2019年結成。ジャンルを超越した音楽×映像×アートを創造する、クリエイティブミクスチャーユニット。ダンサブルかつテクノサウンドを展開する今作。いろんな音楽要素の一つ一つの癖がいい意味で強く、強い中毒性へとつながっていく。今後の作品の注目度が個人的に大きく上がった作品でもある。

夕方と猫「革命ランデブー」

イントロのサウンドから一瞬で心も体も踊りだす。疾走感のあるサウンドと中毒性の強いメロディ。下半期インディーズベストソングにも選出した「日常侵略」でも感じられたライブ感あふれる中毒性のある1曲にも仕上がっている。私自身10月18日のライブ「革命ランデブー」にてこの曲が初披露された瞬間を見たひとりでもあるが、実はこの曲のリリースを待ちわびていた。今後のバンドとしてのキラーチューンとなる楽曲に進化する楽曲になること間違いなしの楽曲だ!

チセツナガラ「週刊少年アイラブユー」

愛とキャッチーを武器に毒づくラブリーチャーミーな5人組。関西を中心に活動中のバンド、チセツナガラ。エッジの効いたバンドサウンドは一度聞くと癖になっていく。個性あるボーカルの歌声がより一層中毒性を増していく。2023年関西のライブハウスを中心に出演を着実に増やした、彼らだが、来年はより一層注目される存在へとなっていくことだろう。

モウソウキリン「今日は絶対KISSしたい」

東京都の4ピースバンド。どこか懐かしさも感じられながらイントロのギターサウンドで心をしっかり掴んでくれる。ボーカル、ヒグラシユウナのかわいらしくもありながら安心感のある歌声がロックサウンドと絶妙にマッチする。今後より一層注目度を集めるバンドとなること間違いなし。

湯冷めラジオ「ブルーボネット」

エモーショナルなメロディと浮遊感のある彼女の歌声からスタート。そんな彼女の歌声からは優しさと温もりのようなものを感じ取ることができる。タイトルである「ブルーボネット」は花の名前、花言葉は「感受性」。傷を抱えながらもひたむきに生きる選択をし続けている若者は、感受性豊かだからこそ他人事を自分事のように受け止めて傷ついてしまうこともあったのかもしれない。一人の若者のことを歌ったこの歌は、人生で傷ついている多くの人の心に寄り添う楽曲となることだろう。

星のあくび「時限爆弾」

関東を中心に活動中の5人組ポップスロックバンド。儚く優しい歌声から始まる。エモーショナルなバンドサウンドの中、鍵盤の音色が彩を添えてくれる。時限爆弾というタイトルからは想像もできない優しいメロディの楽曲に仕上がっている。

北風と太陽「四季」

平均年齢20.3歳札幌市発4ピースバンド。荒削りでありながら、味を感じられるギターロックサウンド。サビのシンガロングや青春を感じられるバンドサウンド。一つ一つが胸を躍らせてくれる。

今週のオススメの10曲は以上です。
AWAでは、上記の10曲を含めた30曲を収録したプレイリストを公開しています。

AWAプレイリスト 収録楽曲

なとり「ターミナル」
YOASOBI cheers 松任谷由実「中央フリーウェイ」
Travis Japan「99 PERCENT」
imase「ヒロイン」
DISH//「いつだってHIGHI」
sumika「シュガーソルト」
Awich「Pendulum」
Rin音「marble latte」
Penthouse「僕らが旅に出る理由」
トンボコープ「独裁者」
グソクㇺズ「眩しい日々へ」
離婚伝説「グリン・グリーンレッド」
claquepot「ドゥームスクロールfeat.宮川大聖」
ズカイ「降参宣言」
手がクリームパン「拝啓元恋人へ」
パーカーズ「おねがい神様」
NIKO NIKO TAN TAN「カレイドスコウプ」
ガガガSP「心のページ」
天国姑娘「Comb Song」
Hello Hello「外套」
夕方と猫「革命ランデブー」
Re:name「24/7」
チセツナガラ「週刊少年アイラブユー」
yunoka「光に会えたら」
モウソウキリン「今日は絶対KISSしたい」
湯冷めラジオ「ブルーボネット」
GrieV fib「ヘイメル・ウィッチ」
星のあくび「時限爆弾」
北風と太陽「四季」
鐘を返せ「ほかりたい」

プレイリストはこちら。
“RYO Weekly Music Selection【2023/12/20】” by RYO on AWA
https://mf.awa.fm/3v20E8j

2023年もあと1週間となりました。より寒くなってきましたので体調には気を付けて、年末を楽しんでください。
今週もありがとうございました!