【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/03/06≫

1stシングル「GOAT」の収録曲。ラップが際立つヒップホップナンバーの「GOAT」とは対照的な楽曲。神秘的な雰囲気を醸し出すメロディ。一人一人のソロパートが際立つ楽曲となっており、おしゃれで大人の色気を漂わせる。シングルの収録楽曲は、どれも素晴らしくいろんな表情を見せてくれるのでぜひ、すべての楽曲を聞いてほしい。

3月20日にリリースされる1st Album『Parade』の収録曲。アップテンポのサウンドは、まさにパレードを連想させるような楽しいサウンド。子の楽曲を聞いていると初のアルバムとなる今作がどんな作品に仕上がっているのか期待値を大きく上げてくれた。

Crystal Kayの代表曲、「恋におちたら」を鈴木愛理がカバー。プロデューサー/トラックメーカーに☆Taku Takahashi(m-flo)、ラッパーに空音を迎えた。原曲の持ち味を残しながら、空音のラップが入ることで令和のエッセンスがミックスされている。

Chi-によるソロ・ユニット、カメレオン・ライム・ウーピーパイ。多彩な楽曲と癖のある名前で存在感を放つ彼女だが、今回の楽曲は言葉に現せない感情を”Grooving”に昇華させた1曲。キャッチーな歌詞とサウンド、おしゃれさもありながら中毒性の強い楽曲に仕上がっている。

『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』をテーマに活動中。現在12か月連続リリースを行っている。心地よさとともに踊りたくなるようなビートを刻むサウンド。間奏のギターソロが曲全体に彩りを添えてくれる。毎月リリースされている楽曲を聞いているが、世界観がある中でバンドとしての振れ幅を着実に広げているので、他の楽曲たちもぜひ聞いてほしい。

NTTドコモ・スタジオ＆ライブが設⽴した 「ALL ACCESS RECORDS」とコラボレーションした楽曲。心の動く方へ思うままに全てうまく行けばいいのに。そんな歌詞が心の底まで入り込んでくる。3月という別れの景色だからこそ、考えることも多いだろう。そんな時期を背中を押してくれる風と例えている歌詞が個人的に好きだった。

関西を中心に活動をしている力強くも繊細なギターロックバンド。1stアルバム「ハートビート」の収録曲。清涼飲料水のＣＭに使われていそうな楽曲。キャッチ―でさわやかな風を浴びている気持ちにさせてくれるメロディ。彼女のかわいらしい歌声と青春を感じる歌詞が聞いていて楽しい気持ちにさせてくれる。今のバンドのすべてが詰め込まれた1stアルバムをぜひ聞いてほしい。

3月にリリースされるEP『デタラメ優等生』の収録曲。静かに「バカになっちゃいな」とささやいてスタートするとそこからのギターのサウンドで一気に心をつかまれる。周りの目を気にせずに自分のやりたいことを曲げないで欲しい。という想いが込められたこの曲は、彼らなりの応援ソングに仕上がっている。夕方と猫だからこその世界観を感じられる楽曲だ。EPの他収録曲も今から楽しみだ。

京都発のギターポップバンド。ポップでキャッチ―なイントロ。爽やかなボーカルの歌声。どんな世界になったとしても大好きな彼女のこと大事にしてくという気持ちが伝わってくるラブソングとなっている。

大阪を拠点に活動中のロックバンド。ギターとベースラインが際立つイントロ。疾走感のあるバンドサウンドは、かっこよく聞いているだけで思わず拳を上げたくなる。夢に向かって走り続けるバンドマンの決意を感じられる楽曲に仕上がっている。無才というバンド名の由来とも感じられた楽曲だ。