【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/03/13≫

7thオリジナルアルバム『Nautilus』の収録曲。大ヒット曲「Habit」も収録されている今作。この楽曲は、富士急ハイランド『ZOKKON』テーマ曲。テーマパークをイメージさせる華やかさの中に、ジェットコースターで感じるドキドキ感のようなものがサウンドから伝わってくる。SEKAI NO OWARIの現在の最高到達点が凝縮した1枚になっているのでぜひ聞いてほしい。

デビュー曲「Gifted.」を総勢36人編成のフルオーケストラでアレンジし、立体音響技術「360 Realty Audio」でミックスしたもの。原曲を何百倍も壮大にしたようなサウンドは、彼らのデビューからの進化を表しているようにも感じられた。BE:FIRSTを好きになったきっかけの楽曲がアップデートされて、帰ってきたことがうれしい。東京ドーム公演を終え、4月は京セラドーム。ラスト公演には私も遊びに行くので今から楽しみだ。

デビュー以降注目度が上がっているグループIMP.。「リズムを、流れを作る。滑らかに、でも力強く、僕らは止められない流れを作っていく」というIMP.の思いが込められた1曲。ジャジーなメロディとスタイリッシュなパフォーマンス。海外展開を視野に入れた全編英語詞。これまでの楽曲とはまた一つ表情を変えた楽曲となっている。

chelmicoのメンバーでもあるMamikoのソロ名義。花王の新ヘアケアブランド『melt』のWEB CMのタイアップ楽曲。ハーブとギターが作り出す美しいメロディ。彼女の儚くも優しい歌声がメロディと共に心の中にスーッと入り込んでいく。聞いているとリラックスさせてくれる楽曲に仕上がっている。

4月10日にリリースされるミニアルバム『K/ERA』の収録曲。他人と関わることの難しさ。淡々と歌われる歌詞に詰め込められた人間関係のしんどさ。虚無感のある歌詞が心にグサッと刺さってくる。Hwylの良さがにじみ出た１曲ともいえるだろう。

ドラマ「こんなところで裏切り飯」の主題歌。サウンドにBLACK BOTTOM BRASS BANDが参加している今作。華やかなブラスバンドのサウンドと軽快なピアノのメロディが合わさり彩のある楽曲に仕上がっている。心が踊りだすような楽曲になっているのでぜひ聞いてほしい。

親愛なる宇宙と奏でる 光溢れるネオンミュージックをコンセプトに活動をしているネオンと無重力。この楽曲は、2nd Album『The Satellites』の収録曲。Gt&Vo.みきこの美しい歌声と軽快な鍵盤のメロディ。神秘的なサウンドも合わさり、彩を感じられる。アルバム全体を通してネオンと無重力の持ち味を存分に感じられる1枚となっているのでぜひ聞いてほしい。

夕方と猫初のEP「デタラメ優等生」の収録曲。ポップなサウンドで聞いていると気持ちは明るくなっていく。EPのタイトル「デタラメ優等生」の意味を感じられるような楽曲となっており、夕方と猫ならではの応援ソングとなっている。個人的には、新たな一面を見れたような気持ちにさせてくれた楽曲だ。

東京を中心に活動中のシンガーソングライター。アコースティックギターの優しい音色と彼女の儚くも力強い歌声が心の奥底まで染みわたっていく。今後も注目していきたいアーティストだ。

埼玉県鳩ヶ谷発、現役高校生スリーピースバンド。『JAPAN JAM 2024』への出演も決定している今勢いのあるバンドだ。疾走感のあるバンドサウンドとハイトーンの歌声。現影木高校生の彼らだからこそ、感じられる等身大の青春ロックソングとなっている。