【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/04/17≫

TVアニメ『忘却バッテリー』のOP。さわやかで疾走感のあるメロディと彼の歌声が曲全体を華やかに彩ってくれる。彼らの代表曲でもある「青と夏」のアンサーソングともいえるこの楽曲は、大人にも刺さる青春ソングとなっている。また新たな代表曲が生まれたかもしれない。

TBS系火曜ドラマ「くるり～誰が私と恋をした？～」主題歌。カラフルで春を感じられるサウンドに聞くだけで心は踊りだしていく。この楽曲をテレビで初めて聞いた時、こういう楽曲を待っていた。そんな気持ちにさせてくれた。華やかで鮮やかで甘酸っぱいDai-CEのこれまでと違う魅力を世間に見せつけた1曲でもあるだろう。

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の主題歌。SKY-HI × Nissy 「SUPER IDOL」が話題となった二人が再度コラボソングをリリース。映画の為に書き下ろされた歌詞は、作品の世界観が反映されている。重厚感のあるビートと彼らのボーカルワークとラップがかっこいい楽曲に仕上がっている。

谷口喜多朗のソロプロジェクトTele。今回の楽曲は、自分自身に問いかけ、「僕が愛になってやる」というTeleの覚悟を閉じ込めた歌。ロックサウンドが際立ち、彼のハイトーンボイスがエッジを聞かせる。アーティストとして新たな一面を見せてくれた楽曲だ。

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』OP曲。神秘的な雰囲気を醸し出しミステリアスな世界観の中、彼の優しく儚い歌声が際立つ楽曲となっている。話題性のあるドラマのオープニングということもあり、上野大樹のヒット曲となる楽曲かもしれない。

今注目のロックバンド、カネヨリマサル。疾走感のあるバンドサウンドとかわいらしい歌声。多くを望まないけど、君といたら世界が変えられるかもしれない。大好きな人がいるからこそ、頑張れる。エネルギーをもらえる楽曲に仕上がっている。

『ネオレトロ』をテーマに歌物ポップスを届けるバンド。前作から約2ヶ月ぶりのリリース。ポップで明る楽曲達が多かった前作と比べて、今回は心に染みわたるようなバラード。ボーカルの竜斗が初めて書いた歌詞でアコースティック時代から大切にした楽曲でもある。主軸となる竜斗の感情が込められた歌声とツインボーカルならではのコーラス。全体を彩り支えてくれるバンドサウンド。一つ一つが歌詞を心に運んでくれる。

「ポップで少し切ない音楽を。」をテーマに活動中の男女ツインVo.のポップロックバンド。疾走感のあるバンドサウンドで始まるイントロ。雨が降っている際に、アスファルトから漂ってくる匂いを意味するペトリコール。そんな匂いから感じられる春の訪れ。明るく背中を押してくれるような楽曲に仕上がっている。

大阪スリーピースハッピィパンクバンド！EPのリード曲としてMVが公開されている楽曲。このMVを見たときにバンドとして持っていたイメージを大きく変えてくれた。ギターの存在感、艶やかなボーカルの歌声、ドラムのリズム。一つ一つが楽曲をシックに表現してくれる。バンドとしてのいろんな表情を楽しめる1st E.P.『infinity』をぜひ聞いてほしい。

関西を中心に活動中のシンガーソングライター。こちらの楽曲は、昨年12月に行われたワンマンライブにリリースされた楽曲。あたたかいアコースティックギターのメロディと関西弁交じりで歌われる歌詞。挑戦をし続ける彼女だからこそ伝えら得れる等身大の応援ソングとなっており、全体からにじみ出るような優しさが胸に刺さっていく。