【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 6選≪2025/03/12≫

主演ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」主題歌。今回楽曲を作ったのは、「koi-wazurai」や「恋降る月夜に君想ふ」も制作をしたJazzin’ park。ポップでキュートさがありながら、おしゃれさも合わせ持つサウンド。2人の歌声がポップなメロディと合わさり楽曲に彩りを与えてくれる。キンプリならではの、甘酸っぱい恋愛ソングに仕上がっている。

1stフルアルバム『eMulsion』をリリースした紫今。私が彼女の存在を知ったのは、「Soap Flower」だった。そこから新曲やこれまでリリースされた楽曲を聞いて、振れ幅の広さに毎回驚かされていた。そんな彼女がリリースした今作は、音楽性の広さを見せつけるような渾身の1枚となっており、昨年SNSでヒットした「魔性の女A」で知った人ほどこのアルバムで彼女の魅力を知ってほしい。個人的には2025年を代表する1枚になると思う作品だ。

4月16日(水)にリリースする1st EP『Fooocus』より先行配信。今年のブレイクアーティストとして業界注目度の高いAooo。こちらの楽曲は、ヴォーカルの石野理子が作詞、ベースのやまもとひかるが作曲を担当。ロックサウンドが際立ちながらもヴォーカルの切なさ漂う歌声が存在感を放つ。中毒性もありながらも、哀愁も放つAoooならではの春の空気をまとった切ないラブソングに仕上がっている。

スターダストプロモーション所属のボーイズグループ・原因は自分にある。が.ENDRECHERI./堂本剛が楽曲提供をした最新曲をリリース。普段彼らの楽曲は聞いていなかった自分でも.ENDRECHERI.楽曲提供と聞くと聞かずにはいられない。彼らしいFUN前回のサウンドとどこか懐かしさを感じられるメロディ。メンバーの儚くも甘い色気のある歌声が楽曲とマッチしてまるでコラボをしているかのような作品。.ENDRECHERI.をきっかけに今回は楽曲を聞いたが、これをきっかけにほかの楽曲も聞いてみたいと思った。

オルタナティブ・シンガー・ソングライター、ん・フェニ。個性的な名前に思わず存在が気になったアーティスト。楽曲を聞いてみると80s New Wave～ネオアコ的なアプローチを持ち、懐かしさを感じるサウンドアプローチで一気に引き込まれた。今回初めて彼女の楽曲を聞いたが、ほかの楽曲たちがどんな楽曲アプローチをするのかとても興味がわいたので他の楽曲も聞いてみたいと思う。

2025.1.1からSNSや大阪のライブハウスを中心に活動開始をしたおなじ話。先月からスタートした5ヶ月連続リリース第2弾となった今作。ギターのカッティング、際立つベースライン、心地よくも体が踊りだすようなドラムのリズム。それぞれが存在感を放ち癖になっていくメロディ。そんなサウンドと共にぬくもりのあある彼の歌声が歌詞をしっかりと心に届けてくれる。今後のリリース楽曲も注目したい。