【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 5選≪2026/07/29≫

こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。

今週は388曲の中からおすすめの5曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに

星野源『好き』

ドラマ『君の好きは無敵』の主題歌。エンディングで披露される可愛らしいパペットダンスも話題となり、リリース前から大きな注目を集めていた一曲だ。

人間の根源的な衝動や自己肯定感をテーマにした歌詞を、ブラックミュージックをルーツに持つ星野源らしいグルーヴ感と、親しみやすいポップサウンドで包み込んでいる。

アルバム『Gen』を経た現在の星野源だからこそ辿り着いた、新たなポップミュージックとも言える仕上がりで、ドラマの世界観を彩りながらも、一曲単体としても心地よい余韻を残す作品となっている。

timelesz『消えない花火』

新体制となったtimelesz初のポップバラードシングルであり、映画『君と花火と約束と』の主題歌。

正直に言うと、私はtimeleszという存在をどこか斜に構えて見ていた。それはSexy Zoneが好きだったからこその裏返しだったのかもしれない。グループだけでなく前身時代の楽曲も大好きだったからこそ、新体制の楽曲は聴いていても、どこか心から入り込めずにいた。

しかし、この曲は違った。美しく儚いメロディラインと、一度聴くと耳から離れないサビの中毒性。繊細で透明感のある歌声が、夏をモチーフにした名曲『夏のハイドレンジア』を思わせ、どこかSexy Zoneの遺伝子を受け継いでいるようにも感じられる。

この一曲をきっかけに、今のtimeleszを改めて受け入れ、他の楽曲にも触れてみたいと思えた。私にとって、新体制への扉を開いてくれた作品である。

.ENDRECHERI.『ASTRA BEAT』

8月12日発売のニューアルバム『new chapter purple』から先行配信された一曲。

毎回、新しい角度から音楽を聴かせてくれるからこそ、.ENDRECHERI.というアーティストに惹かれる。そんな期待を今作も見事に裏切らない。

彼の代名詞ともいえるファンクグルーヴに、洗練されたシンセサイザープログラミングが融合。どこか懐かしさを残しながらも、未来へ向かって進んでいくようなサウンドへと昇華されている。

楽曲全体からは宇宙を漂うような壮大なスケール感が広がり、聴き進めるほどに新たな発見が生まれる。だからこそ何度もリピートしたくなる、不思議な中毒性を持った一曲だ。

この完成度を聴くと、アルバム『new chapter purple』が名盤になる予感しかない。リリースの日が今から待ち遠しい。

Dolly Varden『風任せ』

高知発のオルタナティブロックバンド・Dolly Vardenが、2026年4作目となる新曲『風任せ』をリリース。

同郷ということもあり個人的に応援しているバンドだが、作品ごとにさまざまな表情を見せてくれるのも彼らの魅力の一つ。

今作はタイトルの『風任せ』を表すように、広大な景色の中を風とともに音楽が駆け抜けていくような一曲。野太さの中にも温もりを感じるボーカルが、壮大なサウンドと重なり合いながら楽曲の世界観をさらに広げていく。

「風に乗って、夢中で飛んで」というフレーズに象徴されるように、焦燥感と疾走感、そして前へ進もうとする力強さが入り混じった情緒的な歌詞も印象的だ。

9月3日に開催する私の共催イベント『CROSS STAGE』にも出演が決定しているDolly Varden。この新曲とともにぜひチェックしてほしい。

神谷友志『ソリロキー』

4月の主催イベントにも出演してくれたシンガーソングライター・神谷友志(かみやともゆき)が新曲『ソリロキー』をリリース。

今作は、音楽活動を始めて10年以上が経った今だからこそ生まれた、自身の葛藤や弱さを赤裸々に描いた一曲だ。

これまでも何度か彼の楽曲を紹介してきたが、一番の魅力は心地よく、それでいて胸の奥深くまでまっすぐ届く温かい歌声。その歌声があるからこそ、一つひとつの言葉がより強く心に響いてくる。

夢を追い続ける中で感じる不安や孤独、それでも前へ進もうとする意志を包み隠さず描いた歌詞には、今の神谷友志自身の本音が詰まっているように感じた。

そして、この曲は聴けば聴くほど不思議と自分の人生にも寄り添ってくれる。決して順風満帆ではない日々の中で、不安や孤独と向き合いながら、それでも前へ進もうとする。その姿は、夢を追う人だけでなく、毎日の仕事や生活を懸命に頑張るすべての人にも重なるはずだ。

誰かの背中をそっと押してくれるような応援歌として、ぜひ多くの人に聴いてほしい。

夜篠ケンジ『たからもの (feat. 初音ミク)』

今作は、母親から我が子へ向けた不器用でまっすぐな愛情を描いた心温まる一曲だ。

胸にじんわりと染み込む優しい歌詞と、一度聴けば思わず口ずさみたくなるキャッチーなメロディが心を惹きつける。爽やかで軽快なバンドサウンドに、耳に残るギターリフが絶妙なアクセントとなり、楽曲全体を優しく彩っている。

ボカロ楽曲でありながら、人の温もりをしっかりと感じさせる仕上がりで、親子の愛情や日常の大切さを改めて思い出させてくれる作品だ。

親子だからこそ伝えられない想いや、言葉では表しきれない愛情が詰まった一曲。ぜひ歌詞にも耳を傾けながら聴いてみてほしい。

AWAプレイリスト 収録

星野源『好き』
King Gnu『GO GHOST』
TOMOO『大人になったら』
timelesz『消えない花火』
ILLIT/HANA『I Got Your Back (Feat. JISOO, MOMOKA of HANA)』
羊文学『Keep Walking』
ATARASHII GAKKO!『TTTTTOKYO』
ふみの『東京』
離婚伝説『大空港』
Kis-My-Ft2『HB2U』
NEWS『The boys rock you all!』
jo0ji『I-BULL – iburu』
9Lana『螺旋 – RASEN』
横山裕『シールド』
Penthouse『恋する神様』
miwa『暑すぎて笑っちゃうね』
.ENDRECHERI.『ASTRA BEAT』
Billyrrom『SALTARE』
Fukase『twilight』
BOOM BOOM SATELLITES『KICK IT OUT -reprise-』
アフロ『checkered fire feat. 渋谷逆太郎』
ねぎ塩豚丼『夏の幻』
かわにしなつき『あくびしてもう一回』
スランプガール『ノンレムラヴ』
鷺尾伶菜『Underwater』
yummy’g『Pack The Backpack』
oh!! 真珠s『熱帯放浪漫』
Dolly Varden『風任せ』
神谷友志『ソリロキー』
夜篠ケンジ『たからもの (feat. 初音ミク)』

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