【ライブレポート】村山雅庸 ≪僕らの旅路落葉と落陽-autumn twilight-≫(2023/11/15@心斎橋FootRock＆BEERS)

2023年11月27日

カメラマンや動画制作を行っている朝ステさんが代表を務めるRe+Createが主催をするイベント。「僕らの旅路落葉と落陽-autumn twilight-」が11月15日に開催された。こちらのイベントは今年の春に初開催をされた季節を音楽に見立てて旅をする様子を表したイベントとなっている。秋となり旅も中盤となった。そんなイベントの様子を1組ずつお伝えさせていただきます。

村山雅庸

『3番手を務めますシンガーソングライターの村山雅庸といいます。本日はよろしくお願いします！』と元気な挨拶からスタート。温もりを感じられ、スキップをしているかのようなアコースティックギターのメロディにのせて、彼のやさしく男らしい歌声が1曲目「青春電車」から場内に響き渡っていく。『今日はよろしくー！』という挨拶に拍手が送られる。
『どんな大事な場面でもビールを飲んでいるので、あたたかい目で見てください。』ステージ上で美味しそうにビールを呑む彼の姿はとても幸せそうだった。

『姫野くんはロックンロール。わたしはフォークソングに影響を受けています。今回は、秋のイベントなのでスローな曲を選曲しました。』と「涙も枯れて」を披露。青くエモーショナルな照明の中、彼の歌声が夜の雰囲気を漂わせ、哀愁を感じられるギターのサウンドと合わさり心の中にスーッと入りこんでいく。

続いて、「my love for you」。伸びのあるやさしい歌声は、温もりを感じられ歌詞の情景を自然と脳内でイメージさせてくれる。そんな彼の作り出すステージに人々は思わず聞き入ってしまう。
今回のイベントに誘ってくれたお礼を伝え、『3番手で折り返しになります。あと2曲ですが楽しんでください。』と「大丈夫？」を披露。社会人の葛藤や毎日の疲れに寄り添う応援歌。「ここいらで一つ休んじまおうぜ」というフレーズは社会に疲れた心に大きな安心感を与えてくれる。最後は彼にとっても大事な楽曲「正念場」。来年、1月から就職を決めた彼。いままで通り夢を追いかけ続けるが、目の前の仕事と向き合う為に数ヶ月休止期間を設けることにした。彼にとっても転機となった2023年。前に進み続けるための選択肢はこれからの活動の中、大事な正念場となることだろう。自分自身を鼓舞する意味を込めて「正念場」を歌い上げて観客たちにもエールを送ってくれた。

セットリスト
1.青春電車
2.涙も枯れて
3.my love for you
4.大丈夫？
5.正念場

≪プロフィール≫
関西、主に大阪で活動中のシンガーソングライター。 (25歳) エマージェンザジャパン2023味園ユニバース大阪決勝2位。
小学５年生から高校３年生までは野球部所属。１９７０年代のフォークソングや１９８０年代のロックに影響を受けて、音楽の道に進む事を決心。高校野球引退後、初めてのアルバイトの給料でアコースティックギターを購入。のめり込むようにギターを始め、大学に進学後はオリジナル曲を制作し本格的にライブ活動を開始。現在、弾き語りで大阪を中心に関西圏でライブ活動中。
≪HP/SNS≫
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Ｘ(旧Twitter)：https://twitter.com/murayama007
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