2月22日に梅田Zeelaで開催されたネオンに恋して×梅田Zeela presents 「ポップに恋して」。今回はイベントの様子を2回に分けてライブレポートでお届けします。
『ネオレトロ』をテーマに歌物ポップスを届けるバンド、ネオンに恋してが初めて開催をした自主企画イベント「ポップに恋して」。梅田Zeelaと共催という形で多種多様なポップなバンドたちがイベントに集結した。イベントを楽しみにしている観客たちは120人を超え、会場は、期待する声が広がっていた。
day,one
イベントのトッパーを務めるのは、関西発ガールズバンドday,one。90年代のヒット曲EAST END×YURIの「DA.YO.NE」をSEに元気よく登場。1曲目は、「kitai」。やさしいアコースティックギターの音色とVo.上島虹来の甘く透き通るような歌声が会場の観客たちの心の中に入り込んでいく。そこからポップなメロディが会場中に広がっていく。彼女の歌声の際立ちとポップなサウンドの緩急が曲全体に彩りを与えてくれる。「カーテン」では、力強いドラムのリズムからスタートし、カラフルな照明の中ポップでキャッチーなメロディが、会場を華やかにしてくれる。「day,one始めます!よろしくお願いします!」とVo.上島虹来が伝えると会場からは拍手が送られた。暖かい鍵盤のメロディが心の中にスーッと入っていき、間奏ではフェイクを入れてエモーショナルなメロディと共に彼女の歌声が響き渡っていく。
ベースラインが際立ちスタートしたのは、「愛の」。Vo.上島虹来はアコースティックギターをおいて、ハンドマイクをもち踊りながら歌い上げていく。ジャジーでおしゃれなシティポップサウンドを聞いていると思わず体が踊りだす。
「今日は本当に呼んでいただきありがとうございます!最後の最後まで楽しんでいく予定で来ていますか?今日は、めいいっぱい楽しんで疲れて帰りましょう。ポップなタイトルなので昔の恋愛などを思い出して楽曲を聴いてください!」バンドとしては、初めて披露する楽曲「真夜中ドライブ」。ドラムやベースが刻むビート、心地よいギターのメロディ、彼女の歌声が空間を作っていく。Vo.上島虹来に合わせて手を振る会場。「ラスト1曲みなさん盛り上がれますでしょうか!この曲で最後になります、みんなで楽しい1日にしましょう!」と「DAY ONE」を披露。また一つ表情を変えてラップからのスタート。会場の手拍子と共に踊りながら歌い上げていく。明るく楽しいパフォーマンスでイベントのスタートを飾ってくれた。
セットリスト
1.kitai
2.tie&untie
3.カーテン
4.愛の
5.真夜中ドライブ
6.DAY ONE
≪プロフィール≫
関西発ガールズバンド。メンバーは、シンガーソングライターとしても活動をするVo.上島虹来とDr.ののんの、Key.しおりの3人。
≪SNS≫
X:https://twitter.com/dayone_
Instagram:https://www.instagram.com/dayonedesuyone/
サブスク配信:https://linkcloud.mu/cd3c2ee0
ネオンに恋して《アコースティックステージ》
転換中も楽しんでほしいという気持ちから主催のネオンに恋してがBARカウンター前でアコースティックライブをスタート。「是非、前に来て見てください!」そんな彼らの呼びかけに応える観客たち。アコースティックライブのスタートを飾るのは「好-hao-」。バンドサウンドとは、また一つ表情を変えるライブとなっており、ポップなメロディの中に優しい香りが漂ってくる。
「いつもはバンド体制が多いと思いますが、アコースティックライブならではの普段はやっていない曲をやります。実は、もともとアコースティックでスタートしたバンドなんです。」Vo.竜斗が音楽を始めたのは、約1年半前。音楽を始めてすぐにいろいろ考えながら作った楽曲「omoibito」を披露。2人のハーモニーとアコースティックだからこそのあたたかいメロディが心の中にスーッと入り込んでいく。曲が終了すると会場からは、大量の拍手が届けられた。
「最後に1曲、やさしい歌という曲を歌います。みんなの心に寄り添えるような歌です。」やさしいメロディと心に寄り添うような歌声で歌詞が心に入り込む。思わず私のライブレポートを書く手が止まるくらいに。バントとは、また一つ違う表情を見せてくれたアコースティックライブとなった。
セットリスト
1.好-hao-
2.omoibit
3.やさしい歌
≪プロフィール≫
甥・叔母である竜斗(Vo)・しっぽ(Vo/syn)を筆頭にzuma(Gt)・増田遥(Dr)からなる4人組ツインボーカルバンド。新しいけど何処か懐かしい、『ネオレトロ』をテーマに歌物ポップスをアナタにお届け。
≪HP/SNS≫
X (旧Twitter):https://twitter.com/neo_koi_
Instagram:https://www.instagram.com/neo_koi_/
Youtube:https://www.youtube.com/@neo_koi_
ヒグレノソラニ
「大阪の茨木から来ましたヒグレノソラニです!」と自己紹介をすると疾走感のあるバンドサウンドで「Voyage」からライブがスタート。熱量のあるVo/Gtせとの歌声とストレートな歌詞で思わず拳を振り上げたくなっていく、ロックを浴びているような気持ちにさせてくれる楽曲に心の鼓動はどんどん上がっていく。「改めましてよろしくお願いします!一緒にライブを作っていきましょう!」と続いて、「ぼくらは勇者!!」を披露。怒涛のようなドラムのリズムで走り出すようにバンドサウンドが展開していく。ボーカルの手拍子や「ぼくらは勇者」のコールアンドレスポンスに応える観客たち。
「さあ、まだまだいくぞー!」と気合を入れ直して、「treasure」がスタ―ト。ステージを動き回りVo/Gtせとがギターを演奏していく。会場はどんどん人が増えていき、ボルテージも上がっていった。
「呼んでくれてありがとう!ネオンに恋してにとって、大切な日だと思います。1曲1曲大切な気持ちで曲を届けに来ました!」今日のイベントに誘ってくれた感謝を伝えて「僕の唄」を披露する。アコースティックギターの音色が彼の歌声と共に会場に広がっていく。ドラムが手拍子を促し、会場では手拍子が広がっていく。
曲が終わるとありがとうと深くお辞儀をして、ポップなリズムで次の楽曲「ハッピーハッピーバースデー」に。「残り2曲ですが最後まで楽しんでくれますか?産まれてくれたことに感謝をして次の曲をおくります。」多くの人を祝福するかのようにポップなメロディが幸福度をあげてくれる。サビのメロディにあわせて手を振る会場。間奏の鍵盤の音色やギターソロが曲に彩りを与えてくれる。2月生まれの人に向けて今日1番の手拍子と会場から歌が届けられる。私自身次の日が誕生日ということもあり、自分に向けて歌ってもらったような気持ちになり、幸せでいっぱいになった。
幸せな気持ちが充満する中、今日来てくれたことへの感謝を伝えて、「ユートピア」を披露。《音楽よ鳴り止まないで。》というこの曲のフレーズからは、今日という素晴らしい夜に届けたいヒグレノソラニの気持ちが感じられた。
セットリスト
1. Voyage
2. ぼくらは勇者!!
3. treasure
4. 僕の唄
5. ハッピーハッピーバースデー
6. ユートピア
《プロフィール》
大阪茨木発 ロックバンド。高校生当時ホームの茨木JACKLIONにて出会い、2019年秋に学生自主企画をきっかけに結成。感染症流行の影響もあり大学受験後、2021年夏に 1st ONE-MAN-LIVE 「Prelude」にて始動。
2023年 一般オーディションを勝ち抜き、大阪城野外音楽堂にて行われた「ハンゲキフェス」に出演。
夏には東名阪ツアー「ヒグレのムシャシュギョウツアー!!」を開催、さらに秋冬ツアー「ヒグレのイッショウセンキンツアー!!」と称して全国4ヶ所5公演を巡り、
ツアーファイナルは大阪・福島2nd LINEにてワンマン”ニジュウイチ”を開催し、成功を収めた。
メンバーは、石橋吾馬(Dr.) 瀬戸山隼士(Vo.Gt) 唐木俊輔(Gt.)。
《HP/SNS》
HP:https://www.higurenosorani.com/
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メルトタイマー
Vo.Key優風が脱退を発表し、5人体制でのラストライブとなるメルトタイマー。スポットライトを浴びて、Vo.Gt隼風の伸びのある綺麗な歌声からスタートしたのは「僕らの唄」。Vo.Key優風の綺麗で美しい歌声が会場に響き、2人の歌が重なり合い力強さが増していく。「5人の歌を届けていきます。」と一言伝えると、それぞれの旅路にむけたこの歌から5人の今後に向けた気持ちが伝わってきた。5人としての体制がラストとなる本日だからこそ一つの節目となるライブがスタートしたともいえるだろう。
続いて、疾走感のあるギターのメロディが鳴り響く。ボーカル2人が声を揃えてスターゲイザーと告げると曲はスタート。涼しげな風を浴びているような明るいメロデイと2人の爽やかで力強い歌声が会場中に広がっていく。「一緒に行こう」という呼びかけを受けて会場は拳をふりあげて一体になっていく。シンセサイザーのポップな音色からスタートしたのは、「L△■」。ポップでキャッチーなメロディ、シンセサイザーの音色が色鮮やかな空間を作りあげていく。リズムに合わせて楽しんでいく観客たち。
曲が終わると、イベントに呼んでくれた感謝を元気に伝えて、Vo.Key優風がメルトタイマーを脱退することを伝える。「脱退をしてもそれぞれ活動はしていきます。本当に申し訳ないという気持ちもあります。でも、活動の中でしんどいこともありましたがメルトタイマーに入らなかったらよかったという気持ちはありません。みんなと音楽ができたことは、感謝の気持ちでいっぱいです。」と感謝を伝えると会場から拍手が送られる。Vo.Gt隼風「この体制でライブをするのは最後なので全ての曲が今回は最後となります。最後まで酔いしれて楽しんでくれたら嬉しいです。」鍵盤の音色が広がる中で彼女が最後の想いを込めて「廻るアネモネ」を歌い始める。儚く繊細な彼女の歌声からは今日までの感謝が込められていた。そんなメルトタイマーの音楽を1秒でも噛み締めようとする観客たち。時の流れを表すかのように曲間のタイマー音が彼らのこれまでの歩みを感じさせる。
Vo.Key優風が「音楽で人を救いたいと思ったけど、みんな生きてるだけですごいからそう思って頑張っていこ!」5人体制のライブのラストに選んだのは「neon sign」体制の変更は決して、悲しい別れではない。それぞれの今後の歩みにエールを送り、楽しい気持ちでライブを届けた。曲が終わると、深くお辞儀をするメンバー達に幕が閉まるギリギリまで拍手が観客より届けられた。
セットリスト
1.僕らの唄
2.スターゲイザー
3.L△■
4.廻るアネモネ
5.neon sign
《プロフィール》
まるで時間が溶けるように過ぎていく、そんな音楽を。
メンバーVo.Gt隼風、Vo.Key優風、Gt.Keyのぶ、Baしゅん、Drたけむらともひろ。
《HP/SNS》
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Mlle.
ジャジーなサウンドに乗せて登場したのは、Mlle.。1曲目は、「JUMBLE!!」。鮮やかな鍵盤の音色、ジャジーなメロディ、心にビートを刻むベースライン。メンバーそれぞれの洗練された楽器のサウンドが重なり合って最高のグルーブを作り出していく。ワンツースリーフォーと力強いドラムのリズムから始まったのは、「Phantom」。紅白の照明がレーザーのように会場を彩っていく。鼓動を高まらせてくれるような重低音のドラムとベースのサウンド。シンセサイザーが作り出す疾走感のあるサウンド。そんな彼らの演奏に拍手が送られる。
続いて、「Lancelot」。おしゃれでかっこいいサウンドに体を揺らしながら楽しむ観客たち。力強いドラムのリズムと繊細で綺麗な鍵盤の音色が作り出すサウンドをギターとベースのメロディで繋ぎ合わせていく。Key.Noriが踊るように音を奏でていく。ベースラインが最後まで鳴り響き全員で音を合わせて曲を終えた。
ピアノの音色からポップにスタートしたのは、「Syndrome」。それぞれが存在感を放ち、音色を輝かせる。Vo./Gt.フジノとKey.Noriがツインボーカルとなり、歌を届けていく。ドラムソロでみせると会場には手拍子が広がっていき、そこからのベースライン、鍵盤の音色、ギターのサウンドと楽器が増えていき「HENSHIИ」がスタート。疾走感のあるサウンドからアダルトな雰囲気まで変化し続ける曲となっており、まさに変身といいたくなるような楽曲。Dr.ニキが「皆さん、Mlle.です!これまでMCなしでやっていたのは、なんとも言えない雰囲気がでるからです。」と笑いながら伝える。「ネオンに恋して、おめでとうございます!呼んでくれて嬉しいです。」今日の感謝を伝えて、ラストは先日開催した自主企画で初披露された新曲「はだしのLady」。ピアノのメロディから始まるイントロ。ポップなサウンド、サビはツインボーカルで色鮮やかな照明を浴びながら新たな表情を見せてくれた。ラストは繊細な鍵盤の音色を会場に響かせ、ネオンに恋してにバトンを繋げてくれた。
セットリスト
1.JUMBLE!!
2.Phantom
3.Lancelot
4.Syndrome
5.HENSHIИ
6.はだしのLady
《プロフィール》
2019年、行きつけの喫茶店”マドモアゼル”にちなんで大阪で結成。クラシカルかつアグレッシブな楽曲をNCP(ネオシネマポップ)と銘打って制作している。映画のような秀逸な異空間を届けるため、精力的に活動中。
メンバーは。Vo./Gt. Fujino、Key./Cho. Nori、Dr./Cho. ニキ。
《HP/SNS》
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