2024年上半期インディーズベストソング≪前編≫

2024年上半期インディーズベストソング≪前編≫

私がパーソナリティを務めるラジオ番組『Radio Dream』との連動企画でもあるインディーズベストソング!

この企画もブログ時代も含めると今年で4年目となり、今ではメジャーデビューやテレビで取り上げられたり、フェスやサーキットで存在感を放っているバンドもいます。

過去インディーズベストソング選出者抜粋

2021年
yutori・asmi・Chilli Beans.・カネヨリマサル・ハク。・Bye-Bye-Handの方程式・なきごと・Arakezuri など

2022年
バウンダリー・chef’s・新東京・ヤングスキニー・ねぐせ。・bokula.・SPRINGMAN・ボタニカルな暮らし。など

2023年
離婚伝説・Hwyl・板歯目・Lala・CLAN QUEEN・Chevon・ブランデー戦記・名誉伝説・luvなど

今回は、2023年12~2024年5月にリリースされたインディーズアーティストの楽曲の中から特に個人的にオススメしたい楽曲を2週に渡って紹介!

ちなみにこの期間でメジャーとインディーズ問わず聞いた楽曲は、約8000曲。アルバム曲やプレイリストインをしていない楽曲も含むと1万曲は超えていると思います。そんな中から厳選をした16曲を前半後半にわけて紹介をします!

今週は、前半の8曲を紹介します。※こちらはランキングではありません。

天国姑娘 『Comb Song』

2022年、大学の音楽サークルのメンバーを中心として結成。
POPなメロディと、国内外のインディバンドを彷彿とさせるGEEKな曲作りを武器に活動しているバンド。心地よいメロディとVo.Rino Nakamuraによる安らぎを与えてくれる歌声が癒しを与える。国外のインディバンドを聞いているような感覚にさせてくれる音楽性は、今後より注目されること間違いなし。

Ryo Yoshinaga『浮かばれたいねサタデー』

シンガーソングライター・シンガー・コーラスシンガーとして活動をする彼女。自身がアンニュイポップスと称する本作。雨の降る音や町の雑踏から感じられる憂鬱さ。「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」のはざまで揺れる感情は、だれもが思ったことのある感情だろう。ライブでは、音源以上の安心感と何度も聞きたくなる歌声で魅了されるのでぜひライブにも行ってみてほしい。

夕方と猫『革命ランデブー』

日々の苦悩や葛藤を”独特な世界観”で表現をする大阪を中心に活動中のロックバンド。 中毒性の強いサウンドでイントロから心も体も踊らせる。初めてこの曲と出会った瞬間から虜になっており、この半年間何度リピートして聞いていたかわからない。ライブハウスだけでなく、今後大型フェスでモッシュやダイブが当たり前のように発生するような楽曲に進化していくことだろう。

不眠旅行『キロ』

2周年を記念してリリースされた楽曲。昨年の上半期インディーズベストソングに「シガーナイトトレイン」選出をした不眠旅行。バンド名にも入っている旅行。夢へと向かう旅の道のりにエールを送るような1曲に仕上がっており、バンドとしての今後に向けた決意ともとれる楽曲にも感じ取ることができた。

pod’z『ケミー』

京都発のアコースティックユニット。一歩ずつ進んでいくかのようなギターの音色から始まるイントロ。彩りを与えてくれる鍵盤の音色達。きれいでエネルギッシュなhannaの歌声が楽曲を作り上げていく。この半年間リピートをし続けて今でも毎日のように聞いている楽曲。この曲に自分自身エールをもらっていたと思う。この曲が収録された1st mini album 『classical』もぜひ聞いてほしい。

CRAZY BLUES 『表面張力』

京都、大阪に生息中のオルタナティブロックバンド。ギターのサウンドと共に儚い歌声からスタート。そのまま進んでいくかと思えば、バンドサウンドが壮大になっていく。まるで小説を読んでいるかのような歌詞からは、学校生活や会社での人間関係のしんどさやいじめへの訴えが伝わってくる。10代のバンドとは思えない音楽性で今後の将来どんな名曲たちが生まれてくるのか楽しみになった作品。

ma℃ister『卒業』

東大阪発の青春純情ロックバンド。ミニアルバム「青春狂騒ハイスクール」の収録曲。青春を感じさせる疾走感のあるバンドサウンド。歌詞から浮かんでくる学校生活や卒業式の情景。10代の彼女の等身大の歌詞。バンドサウンドが落ち浮き、先の見えない不安を歌う。バンドサウンドの変化で歌詞の表現をしっかりと伝えてくれる1曲にワクワクさせてくれる。

yummy’g『charge!!』

大阪発ガールズバンド。2024年3月のマイベストソングTOP10で1位にも選出をした楽曲。キャッチーで心地よいメロディとボーカルのキュートで個性のある歌声で元気をもらえる上に何度も聞きたくなるような魅力がある。「十代白書」で彼女たちのライブを観てから虜になっている。サーキット出演も増えているバンドだが、下半期の勢いはとどまることを知らないだろう。

前半の8曲は以上の楽曲達です。
来週6月27日22:30~23:00 ネットラジオNFRS『Radio Dream』2024年上半期インディーズベストソング後編を紹介!
こちらのリンクより全国どこからでも聞くことができます。
https://www.nfrsradio.com/radiodream

来週もよろしくお願いします!