LITTLE BOYS — 韓国から、4度目の日本ツアーへ

イタリア出身のロックデュオ・LITTLE BOYSが韓国・日本を巡るアジアツアーを開催している。

彼らは日本を愛し、ツアーのみならず、日本語で歌う曲のリリースや日本でのMV撮影も行っている。

今回、ツアー初日の秋葉原での公演を終えた彼らからコメントが届いた。今後12日に福岡、15日に大阪でのライブも控えているので、詳細はInstagramをチェックだ。

【日本でのインタビュー記事】https://rollingstonejapan.com/articles/detail/42778

【コメント】

2026年10月9日、東京にて

私たちはLITTLE BOYS。ボーカルとギターのElle、ドラムのEsseによる二人組です。私たちの音楽は、ガレージロック、デルタブルース、アシッドパンクを行き来します。ステージに立つのは私たち二人だけ。バッキングトラックは使いません。

これまでEngine Recordsから作品をリリースし、ヨーロッパ、中国、韓国、そして日本でツアーを行ってきました。DURAN、BluvertigoのLivio Magnini、Stuart Sikesとコラボレーションし、KING BROTHERSとも同じステージに立ちました。Rolling Stone Japan、Billboard Italia、The Korea Timesにも、私たちの音楽や活動を取り上げていただいています。

日本に戻ってくるたび、私たちは自分たちの少し不思議な成り立ちを話すことになります。イタリアのバンドなのに、私たちの物語は2020年、この国を旅しているときに始まったのです。

今回は、韓国から日本へやって来ました。韓国では約1カ月の間に17本を超えるライブを行いました。ソウルを出発し、国を北から南へ縦断して、済州島まで足を延ばしました。小さなライブハウスからラジオ局のスタジオまで、演奏と移動、そして出会いが続いた1カ月。ライブを観に来てくれた人たちもいれば、ソウルで何度も食事に通ううちに、私たちのおばあちゃんのような存在になった食堂の女性たちもいました。ツアーの予定表に並んでいるのは日付と会場名ですが、私たちの心に何より残っているのは、そこで出会った人たちです。

そして、ようやく日本に戻ってきました。

韓国での1カ月は、厳しい日々でもありました。そのことを本当に実感したのは、日本に着いて、やっとひと息つけたときです。韓国では、ライブをして街から街へ移動するだけでなく、日々の生活を成り立たせることにも、かなりのエネルギーが必要でした。必要なものを見つけるだけでも、ひと苦労することがありました。ときには、毎日が小さな闘いの連続のように感じられました。ひとつ問題を解決したと思ったら、もう次の問題に取りかからなければならなかったのです。

私たちにとって、日本は外国人として過ごしやすい場所です。温かく迎えられていると感じられるし、街の中で迷うことも、必要なものを探すことも、ずっと少ない負担で済みます。何度も訪れている国への慣れもあるのでしょう。それでも、その違いはすぐに感じました。少し気を緩めることができた途端、それまでの1カ月分の疲れが、どっと出てきたのです。

それでも、日本に戻って数日もたたないうちに、私たちは再び力を取り戻していました。その力の一部は、この国への愛情から来ているのだと思います。日本に来るたび、私たちがこの国に抱いているのと同じだけの愛情が返ってくる。ときには、その倍に感じられるほどです。そのことには今も驚かされますし、心から感謝しています。

今回のツアーの幕開けとなった、秋葉原CLUB GOODMANでのライブは、本当に素晴らしい夜になりました。興味深い人たちと知り合い、素晴らしいアーティストたちとステージを共にし、記者の方々にもお会いしました。こういう夜を過ごすたびに、私たちが日本へ戻り続ける理由を思い出します。この国で自分たちの音楽を届けること、ほかの人たちの音楽を聴くこと、そして同じステージに立つアーティストたちと知り合うことが、私たちは好きなのです。

今夜は渋谷CYCLONEでライブをします。その後には、GODFROSTとの共演、そして福岡と大阪での公演が待っています。これからも、きっとたくさんのことをお伝えできると思います。福岡ではUTEROでのライブに先立ち、LOVE FMにもゲスト出演する予定です。10月15日には、大阪・扇町para-diceのステージに戻ります。

今回で4度目の日本ツアーになります。訪れるたびに、それまでとは違う経験を携え、新しい人たちに出会い、離れている間に恋しくなっていた何かと再会します。今では日本に戻ってくることも、曲を書くことやステージに立つことと同じくらい、私たちの人生の一部になっています。このつながりのないLITTLE BOYSは、もう想像できません。

Elle & Esse — LITTLE BOYS

Instagram:

https://www.instagram.com/littleboysrockstar