【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 6選≪2025/01/15≫

TVアニメ「SAKAMOTO DAYS」オープニング・テーマとして書き下ろした楽曲。疾走感のあるロックサウンドとVaundyの歌声の相性は間違いない。1サビ終わりの歌詞は、まさにアニメの主人公のことを表しており、作品の為に楽曲を書き下ろしたことが伝わってくる。まだスタートしたばかりの作品だが、曲と一緒にロングヒットする可能性は高い。

紅白歌合戦にも出場をして、勢いをそのままに2025年初のリリース楽曲は和田アキ子とのコラボ作品。歌謡曲とファンクの要素を組み合わせたような今作は、和田アキ子の魅力にどんなジャンルでも個性を打ち出し続けたDa-iCEの魅力が合わさるような楽曲に仕上がっている。紅白で幅広い層に名前を知られた彼らにとって今回のコラボは新規ファンを増やすきっかけの1曲になることだろう。

TVアニメ『薬屋のひとりごと』のオープニングテーマ。幾田りらソロとしては初のTVアニメ作品のオープニング担当する。キャッチーだが妖艶さが感じられるサウンド感に彼女のキュートな歌声がマッチしている。アニメの世界観も曲全体からしっかりと感じ取ることができ、個人的にも何度も聞きたいと思わせてくれるような楽曲だ。

2024年に結成された大阪・神戸を拠点とする4人組バンド。今作は、美しい暁色や撫子色の情景をテーマに、懐かしさと切なさが交錯する世界観を繊細な歌声とバンドサウンドで表現した楽曲。優しく心に澄み渡るような歌声で歌いだしからしっかりと心を掴まれる。エモーショナルな楽曲に仕上がっており、多くの人の心に染みわたること間違いなし。個人的にも今オススメの1曲！

友達の結婚を祝福する為に彼が作った楽曲。幼い頃からの思い出から現在までの感謝と歴史が歌詞と彼の優しくも想いの詰まった歌声から伝わってくる。これまでの歴史が紡がれて冒険譚となり、心の奥底まで入り込んでいく1曲。
私自身、この曲が初披露された瞬間も見ていたが、その時の情景が浮かび上がり曲が聴くと喜びと共に感動の涙を誘ってくる。友を想うこの楽曲を多くの人にぜひ聞いてほしい。

福井県福井市発東京下北沢を中心に活動中のロックバンド。1st EP 「寄り道のすべて」をリリース。結成してから今日まで。 自分たちの歩んできた道。 走ったり、喚いたり、時には立ち止まった日。 そんな普通の日々を「寄り道のすべて」と名付けられた今作。
こちらの楽曲は、哀愁を誘うギターのメロディとヴォーカルの囁くように感情を込める歌声が印象に残る。今回はこの楽曲を紹介したが、他の3曲の収録曲も注目。