現在、音楽インフルエンサーとして様々なインディーズアーティストを紹介することが多い私だが、ONCANを始める前のブログでは様々なボーイズグループの楽曲やアルバムを紹介してきた。そんなことを思い返し、このONCANでもバンド以外のジャンルとして私の好きなボーイズグループの楽曲や作品を紹介していこうと思った。
さて、まず何を書こうかなと思い、1組のアーティストが頭の中で浮かんだ。私がブログをスタートしてすぐの時、多くの人にブログやSNSを知ってもらえたきっかけとなったアーティストがいる。それが、w-inds.だ。w-inds.のデビュー20周年記念のオンラインライブの感想をブログで書いた時に多くの方に反応をいただけた。その時の反応をくれたファンの方の温かい言葉があったからこそ、今の活動に繋がっている。
そんな、w-inds.はこれまで何度も楽曲紹介をしてきた。ただ、今年23年を迎えるw-inds.だからこそまだ聞いたことがない楽曲も実はある。特に初期アルバムとなると聞き込めていない。
そこで今回は、2001年にリリースされた1stアルバム『w-inds.〜1st message〜』を紹介します!
1st album『w-inds.〜1st message〜』
収録曲
1.You can’t get away
2.Winding Road
3.Feel The Fate
4.Winter Story
5.Give you my heart
6.Paradox(rumor style)
7.The New Generation
8.Forever Memories
9.Love you anymore
10.ROUND&ROUND
11.Endless Moment
12.New-age Dreams
上記の収録曲をすべて紹介したいところですが定期的にいろんなアルバムを紹介したいと思っているので、特に好きな楽曲を何曲かピックアップして紹介したいと思います!
Feel The Fate
初のオリコンTOP10入りを果たした2ndシングル。若さを感じられながらも芯のある橘慶太の歌声。ポップでリズミカルなサウンドが心を躍らせる。今聞くと初見でも懐かしさを感じられるサウンドだ。だが、その懐かしさがいい味を出してくれている。
Give you my heart
ビートを刻むイントロから始まるからこそ歌いだしが華やかさを感じられて心にグッと入り込んでいく。そんなスタートのインパクトと反して、エモーショナルなメロディが曲全体を彩ってくれる。一つ一つの音数が主張しすぎていないからこそ、彼の歌声がより一層際立って感じるのだろう。
Paradox(rumor style)
自身最大のヒット作となる3rdシングル。アルバムアレンジで収録されている。イントロの鍵盤の音色が入ることで、切ない雰囲気とミステリアスな世界観がシングルバージョンより際立ちを感じさせてくれる。アレンジでここまで曲の印象を変えてくれるのかと驚かされた。
Forever Memories
記念すべきデビュー曲。声変わり前ということもありより、かわいらしくもありながら心に残る歌声。ただ、この時から歌唱力の高さはしっかりと感じられる。オリコンでは、週間最高12位だったが、23週にわたってランクインしたロングヒット作品となり2001年度年間91位を記録している。デビュー20年のオンラインライブでこの曲を聞いた時、彼らの歴史を見ているような気持ちにさせてくれた。
New-age Dreams
後にリリースされたベストアルバム『w-inds.〜bestracks〜』に収録された人気楽曲。デビューして数年。いろんな環境の変化がある中での彼らが感じる今と未来を曲にしたのだろう。そんなことが、歌詞から感じられた。20年以上の歴史をもつグループとなった今聞くと歌詞の一つ一つに重みを感じられる。
『w-inds.〜1st message〜』は、初期の彼らを支えた葉山拓亮が作詞作曲を務める楽曲が半数を占めている。一つ一つの楽曲から当時の流行のサウンドが感じられる。だが、今だからこそ懐かしさと共に今の若者たちが聞いてもすんなりといいなと思えるようサウンドとなっていると感じた。
声変わり前の楽曲もあり、全体的に若さは感じられるものの歌唱力や曲のクオリティ、一つ一つの楽曲のおもしろさなど今のw-inds.に通じるものもたくさんある。彼らの原点となるこのアルバムをぜひいろんな人に聞いてほしい。各種サブスクでも聞くことができます。
また、w-inds.は、今週2.14(水)0:00に新曲『FAKE IT』のリリースすることが発表されている。どんな楽曲に仕上がっているのか。
レビューは後日の新曲紹介記事『RYO Weekly Music Selection』をお楽しみに!
今回のアルバムレビュー記事が好評でしたら、またほかのアルバム紹介記事も書きたいと思います。ぜひ今後もよろしくお願いします!