【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/04/10≫

【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/04/10≫

こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスのAWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを全曲聞いてオススメの楽曲を紹介しています。297曲の中からおすすめの10曲を紹介します!

米津玄師「さよーならまたいつか!-Sayonara」

4月からスタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」主題歌。春の息吹を感じさせる爽やかなメロディ。さわやかな朝の楽曲で終わらないのが米津玄師。サビのフレーズ「空に唾を吐く」で見せるシャウト交じりの歌声や2番の中で突如入ってくる笑い声。さわやかなメロディの中に米津節を詰め込んでいる。こんな楽曲を待ってました。そんな気持ちにさせてくれた楽曲だ。

宇多田ヒカル「Electricity」

自身が出演する伊藤忠商事CMソング。4月10日にリリースされたキャリア初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』の収録曲。宇宙と地球から感じる不可視なエネルギーや波動とその不思議で強力な結びつきを表現された楽曲であり、全体を構成するビートから引力のようなものが感じられた。浮遊感があり幻想的な世界観を見せながらもサックスが入ることでジャジーで懐かしさも感じられる。宇多田ヒカルだからこそ表現できる1曲ともいえるだろう。

LiSA「Shouted Serenade」

アニメ「魔法科高校の劣等生」第3シーズンオープニング。第1期第1クールの主題歌「Rising Hope」以来のこのアニメの主題歌となる。今回の楽曲「Rising Hope」で歌っていた「握ったメッセージ」が歌詞の中でも使われている。10年前にリリースされた「Rising Hope」、そこからの10年でアニメの進展と共に彼女自身様々な変化をしてきた。そんな想いがこのフレーズに詰め込められているように感じられた。2曲続けてぜひ聞いてほしい。

名誉伝説「今晩の喧嘩」

5ピースバンド名誉伝説。TVアニメ「変人のサラダボウル」エンディング。どこか懐かしさを感じられるメロディとカップルの喧嘩とバラエティー番組を組み合わせた歌詞。これまでも何曲か名誉伝説を紹介してきたが歌詞のアプローチが毎回面白い。先日初ライブを行ったこともあり、今年はより音楽シーンを盛り上げてくれること間違いなし。

P4C「China Food」

日本の音楽プロジェクト。P4Cの意味は、子供の為の哲学。心地よいサウンドから伝わってくる中国の情景。ゆるゆると中華料理の名前を羅列するラップが中毒性を誘う。2024年2月デビューの彼女。今時点まだ情報も少ないが今後話題になるかもしれない注目アーティスト。

湊ゆず「恋のバンジー~弾き語り.ver~」

北海道を中心に活動中の放課後シンガーソングライター。FM NORTH WAVE 「#ラジグル」恋愛相談部員として出演させていただき、この3月に卒業した際にリスナーの皆さんへ贈った爽快な恋愛応援ナンバー。かわいらしく凛とした歌声。アコースティックギターのメロディがさわやかな風のように青春を感じられる。彼女の等身大な気持ちが詰まった恋愛エールソングとなっている。

SUKEROQUE「中央線とビター」

出会いや別れ、過去や希望がテーマとなった楽曲。エモーショナルメロディと彼の歌声を聞いていると懐かしい気持ちになってくる。楽曲を聞いていると自然とこれまでの人生がイメージされていくのではないだろうか。春に聞きたくなるような1曲に仕上がっている。

さよならミオちゃん「友達と神様」

北海道札幌市在住、圧倒的なライブの熱量で支持を集める全方位型エンターテイメント集団。聞けば聞くほど癖になってくるメロディTP運命への葛藤と切実な祈りが伝わってくる歌詞。楽曲全体からライブパフォーマンスを見てみたい。そんな感情が沸々と湧き上がってくる。これから注目してきたい。

THE LOCAL PINTS「Go Bitter」

東京日本橋室町のライブ演奏スペース擁するクラフトビール醸造所”CRAFTROCK BREWING”を舞台に、「クラフトビールに世界一合うバンド」というコンセプトのもとに醸造所のハウスバンドとして結成。疾走感のあるバンドサウンドと華やかな歌声。ビールを飲みながらライブを見たい、そんな気持ちにさせてくれる1曲だ。

キミモノガタリ「さよならの意味」

関西を中心に活動中のポップパンクバンド。亡き恩師へ向けて作詞された今作。当たり前のように使う「さよなら」。大切な人を失って初めてわかる言葉の意味。ハイトーンな歌声で大切な人への想いが綴られていく。歌詞を見ながら曲を聞くと感情移入をしてしまう。キミモノガタリの今後の活動にも注目していきたい。

今週のオススメの10曲は以上です。
AWAでは、上記の10曲を含めた30曲を収録したプレイリストを公開しています。

AWAプレイリスト 収録楽曲

米津玄師「さよーならまたいつか!-Sayonara」
宇多田ヒカル「Electricity」
LiSA「Shouted Serenade」
なとり「絶対零度」
マカロニえんぴつ「忘レナ唄」
Saucy Dog「poi」
SHISHAMO「会えないのに」
sumika「運命」
にしな「It’s a piece of cake」
Bialystocks「近頃」
Shiggy Jr.「今が幸せであれ」
ウォルピスカーター「サル」
さとう。「あの夜」
井上苑子「078」
名誉伝説「今晩の喧嘩」
Hwyl「普通の顔」
BRADIO「真夜中プライスレス」
門脇更紗「仲直りのあとは」
Organic Call「イエスマン」
P4C「China Food」
ナツノコエ「諦めの悪いベイビー」
湊ゆず「恋のバンジー~弾き語り.ver~」
modern times Bloom「糸」
SUKEROQUE「中央線とビター」
さよならミオちゃん「友達と神様」
ハナシテ「メイ」
無才「馬鹿」
超☆社会的サンダル「熱中症」
THE LOCAL PINTS「Go Bitter」
キミモノガタリ「さよならの意味」

プレイリストはこちら。
“【2024/04/10 オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
https://mf.awa.fm/3VTJEMR

今週も読んでいただきありがとうございました。来週もお楽しみに!