【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 6選≪2025/04/09≫

TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 第2クールの主題歌。過去楽曲もランキングで存在感を放つ中、新曲のリリースペースも早いミセス。代表曲「ライラック」に匹敵するくらい印象を残すかっこいいイントロのサウンド。2番のサビの歌いだしの【愛してる】のビブラートがすごく、1番との変化としても面白い。彼らの世界観をしっかりと感じ取れながら、全体的な技量の高さと楽曲としてのキャッチーさが両立した音楽となっており、2025年を代表する楽曲となることは間違いないだろう。

Snow Manのアルバム『THE BEST 2020 – 2025』が4月7日にサブスク解禁。これまでのグループとしての代表曲が網羅されているベストアルバムが解禁されたことによりチャートを大きく盛り上げている。この曲は彼らのデビュー曲であり、代表曲の一つだ。TVやSNSを通じて彼らの楽曲を聞いたことがあるという方たちは、今回のサブスク解禁をきっかけによりSnow Manの沼にはまっていくのかもしれない。過去楽曲ではあるんが、今週のトレンドはこのベストアルバムの解禁が一番大きいと思ったので選曲した。

TBS系火曜ドラマ『対岸の家事～これが、私の生きる道！～』の主題歌。離婚伝説にとって、初のドラマ主題歌。どこか懐かしさのあるサウンドと優しくぬくもりのある歌声。彼らの魅力がしっかりと伝わってくる作品となっている。2年前衝撃的なアーティスト名とギャップのあるやさしく懐かしい音楽で一瞬で魅了されたのが懐かしい。今、音楽好きの中で彼らの名前を知らない人のほうが珍しいだろう。今後は、主題歌やCMソングも積極的に使われてお茶の間にも知れ渡る存在となることは間違いないだろう。

この楽曲でKi/oon Musicよりメジャーデビューを果たすyutori。TVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』のエンディングテーマでもある今作。疾走感のあるロックサウンドと力強く艶やかなヴォーカルの歌声がかっこよくアニメの世界観にもマッチしている。結成して間もないころからロックシーンでは存在感を放っていたyutoriがメジャーデビュー。今後アニメ主題歌を中心に多くの人に知られる存在になっていくことだろう。

関西を中心に活動中のポップでキャッチーな5人組ガールズバンド。新生活を迎えるすべての人へ送る春にききたい1曲。先日、自主企画イベントに遊びに行った。アンコールで披露されたこの楽曲でバンドとしての広がりを感じた。やさしくぬくもりのあるメロディ。心にしみわたるヴォーカルの歌声。シンガーソングライターとしても活動をしているヴォーカル三田春愛の表情も感じられて、バンドとシンガーソングライターの両立をしているからこそ生まれた1曲とも言えるだろう。今後も応援していきたい一押しバンドだ。

お腹も心も満たす音楽を貴方に！をテーマに活動をしている・ねぎ塩豚丼。キュートなメンバーのルックスとギャップのあるロックサウンド。ギターの存在感のあるサウンド・ヴォーカルのキュートな歌声。一つ一つが心に突き刺してくれるようなエネルギーを放っている。現在、受験のため活動休止期間に入った彼女たち。休止前に最後にリリースされたのがこの楽曲。受験を戦い抜き、また復活したときには、大きく成長した姿を見ることができるだろう。