2025年上半期インディーズベストソング≪前編≫

私がパーソナリティを務めるラジオ番組『Radio Dream』との連動企画でもあるインディーズベストソング!

この企画もブログ時代も含めると今年で5年目!半年に1度の企画ではありますが、年々選出が難しくなっています。そんなインディーズベストソングの過去アーティストをみると今ではフェスで存在感を放つものやメジャーデビューをしたアーティストが年々増えています。過去楽曲選出アーティストを抜粋したものがこちら

過去インディーズベストソング選出者抜粋

2021年
yutori・asmi・Chilli Beans.・カネヨリマサル・ハク。・Bye-Bye-Handの方程式・なきごと・Arakezuri など

2022年
バウンダリー・chef’s・新東京・ヤングスキニー・ねぐせ。・bokula.・SPRINGMAN・ボタニカルな暮らし。など

2023年
離婚伝説・Hwyl・板歯目・Lala・CLAN QUEEN・Chevon・ブランデー戦記・名誉伝説・luvなど

2024年
夕方と猫・三四少女・Chimothy→・さとう。・Chim Chap・Shaftrayなど

今回は、2024年12月~2025年5月にリリースされたインディーズアーティストの楽曲を中心に特に個人的にオススメしたい楽曲を2週に渡って紹介します!(※一部、出会ったタイミングにより12月以前のリリースのものが入る可能性もあります。)
また、1年以内に選出をしたアーティストは、より多くのアーティストを届けたいという気持ちもあり、今年の選出対象からは外しております。

ぜひ、インディーズアーティストと出会うきっかけに!

スランプガール「花の子」

2024年12月4日にリリースされた楽曲。
30秒ほどのイントロから漂う、どこか懐かしさを感じさせるサウンド。そして、透明感とクールさを併せ持つ歌声が印象的だ。「最低限の快楽と浅い経験で吐いた弱音が当たり前になっていた」――
そんな10代ならではの悩みや葛藤が、歌詞全体からひしひしと伝わってくる。

疾走感のある展開の中に、どこか哀愁を帯びたギターのメロディ。一つ一つの楽器が紡ぎ出す空気感が、歌詞の世界観をより鮮明に描き出している。

この1曲で、スランプガールというバンドの今後がますます楽しみになった。同じく2024年にリリースされた「17」も、ぜひチェックしてほしい。
配信リンク:https://linkcloud.mu/f970a923

スランプガール

東京都中野区鷺宮発 エモかわいい4ピースバンド

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札幌某所「最前線」

2024年12月11日リリース。
10代特有の閉塞感やモヤモヤした感情を、まるで爆発させるかのように詰め込んだ1曲。
等身大の歌詞と、若さゆえのむき出しの感情が、バンドサウンドと叫ぶような歌声に乗って真っ直ぐに響いてくる。

感情を揺さぶられたラジドリの放送でもピックアップした1曲だが、聴いた瞬間に胸を熱くさせられる衝動があった。
その勢いとエモーションは、きっとライブでこそ最大限に体感できるはず。

ライブハウスでぶつかり合いたくなるような、今こそ聴くべき1曲だ。

配信リンク:https://linkcloud.mu/bb2f4ad0

札幌某所

2024年1月、北海道・札幌市の高校の軽音楽部で結成。幾度かのメンバーチェンジを経て現在は2名で活動中。 作詞・作曲の滝口開斗と編曲の森友朗による10代のリアルな恋愛観を楽曲に落とし込み、日々の生活の中に存在する様々な感情に寄り添うような、聞く人の日常に溶け込めるようなバンドを目指す。

≪SNS≫
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Youtube:https://www.youtube.com/@sapporoboushoofficial

Mini M!kke「Departure」

2024年12月18日リリース。
ジャジーでクールなイントロから始まり、Vo.ほんましのの魅力的な歌声が流れた瞬間、数秒でその世界観に引き込まれる。

惹きつける歌声、思わず体が動き出すベースライン、色気を帯びたギターメロディ、心が躍るドラムのリズム、そして彩りを添える鍵盤の音色――
それぞれがしっかりと主張しながらも、見事にひとつにまとまった1曲となっている。

新曲紹介の中で偶然出会った楽曲だったが、「これは絶対に紹介したい」と自然と思わされるほどの衝撃があった。
その直感は、今も間違っていなかったと確信している。

配信リンク:https://ultravybe.lnk.to/departure

Mini M!kke

2022年秋結成。PopsやRockなどポピュラーなものからJazzやソウルといったブラックミュージックなど、様々な音楽ルーツがあるメンバーと、Vo.本間詩乃による力強い歌声で音楽を表現する。

<SNS>
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Instagram:https://www.instagram.com/minimikke_official/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCETN1v4syDWpfa7gMT6kgsg

AKAMONE「通り雨」

2025年、十代白書グランプリを獲得したAKAMONE。
この曲「通り雨」は2024年11月16日にリリースされたが、今年1月31日に行われたライブで実際に彼らのパフォーマンスを観て、この楽曲の持つ力に魅了されたので選曲した。

エモーショナルな世界観を漂わせるギターのメロディ、
ポツポツと降り注ぐ雨を思わせる繊細なドラムのリズム、
そして、儚さの中に芯の強さを感じさせるボーカルの歌声。
それぞれの要素が重なり合い、聴く者の心にじんわりと染み込んでくる。

現在、6ヶ月連続リリース企画を進行中のAKAMONE。
きっとこの先も、彼らの音楽はさまざまな表情で私たちを驚かせてくれるだろう。

配信リンク:https://linkcloud.mu/43c120ad

AKAMONE

Gt.Vo/野元による儚くも芯のある歌詞と一人一人に語りかける繊細な歌声が特徴のギターロックバンド。
2024年に大阪 豊中を拠点に本格始動
<SNS>
X:https://x.com/AKAMONE_
Instagram:https://www.instagram.com/akamone_/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCXvifZhNf4SmB_38UheBuDg

ミーマイナー「ささくれハート」

RYOが選ぶ2025年ブレイクアーティストにも選出したミーマイナー。
今年はすでにサーキットフェスへの出演も多数決定しており、その勢いはとどまることを知らない。

そんな彼女たちの楽曲の中でも、個人的に特に心に残っているのが、2024年12月21日にリリースされた「ささくれハート」だ。

“ささくれ”というユニークなワードチョイスにまず惹かれ、
キュートな歌声とポップなメロディに自然と引き込まれていく。
失恋の痛みを「ささくれ」に例えた歌詞は、かわいらしさの裏にある繊細な感情を見事に描き出しており、聴く人の心に静かに響いてくる。

これからさらに注目を集めるであろうミーマイナー。
その感性の鋭さとポップセンスは、今後の作品にも大いに期待したい。

配信リンク:https://linkcloud.mu/87374017

ミーマイナー

2024年9月、女子大生シンガーソングライターの美咲(TikTok:雲グミ)と、ボカロPさすけ(もの憂げ)を中心に結成。始動直後にツタロックオーディショングランプリを獲得し、国内の主要サーキットイベントに軒並み出演が決まるなど、要注目の新人邦ロックバンド。

<SNS>
X:https://x.com/MEm_band
Instagram:https://www.instagram.com/meminor_band/
Youtube:https://www.youtube.com/@MEminor

Navy HERETIC「茶の間でハイ。」

歌い出しから爆発するような中毒性。
彼女の力強くもキュートな歌声に、疾走感のあるメロディラインが重なり、ぐっと惹き込まれる。

キャッチーなメロディと軽快なリズムは、バンドとしての持ち味を存分に発揮しており、「茶の間でハイ。」という親しみやすくもインパクトあるフレーズは、一度聴けば耳から離れない。

この曲で初めてNavy HERETIC(通称:ネイへレ)に出会ったが、今後の展開にも注目していきたい存在だ。

配信リンク:https://linkcloud.mu/46a9542f

Navy HERETIC

東京都内を拠点に活動中のスリーピースポップロックバンド。通称ネイヘレ。 キャッチーなメロディと軽快なリズムで観客を巻き込んだライブパフォーマンスが魅力。

≪SNS≫
X:https://x.com/NavyHeretic
Instagram:https://www.instagram.com/navy_Heretic/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCv8tPWVKbE46zoYqF-gsnPA

慰安旅行「OZONE」

心地よく響くベースラインに、大人の色気を感じさせる洗練されたサウンド。
彼女のムーディーな歌声が楽曲の世界観と見事に重なり、聴く者を一気に引き込んでいく。

シンプルなおしゃれさにとどまらず、まるで“朝と夜の両方”を見せてもらっているような、不思議で魅力的な空気感をまとった1曲。

数ある新曲の中でも、ひときわ異質な存在感を放っていたこの曲。気づけば、リリース以降、何度も何度も繰り返し聴いている。

配信リンク:https://big-up.style/PqH5z911LK

慰安旅行

活動形態を変え、よしだかなう(Vo/Gt)、ya(Vo)、高田健太郎(Fl)の3人で活動する慰安旅行。 構築された音源とDIY感のあるライブ表現の二面性を持つ。 R&Bやインディーポップを独自の試みでJ-POPとして昇華させることを目指している。 なお、アートワーク等も自分たちで手がけている。

<SNS>
X:https://x.com/ian_ryoko
Instagram:https://www.instagram.com/ian_ryoko?igsh=MWQ4NTdwdXlzNTFrbw%3D%3D
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC57iNj8Wc8GKuk7HIu5-eQQ/videos

Dolly Varden「Antares」

オルタナティブと彼ら独自のルーツが融合した音楽性を武器に、「ロックの新回答」を探求するバンド・Dolly Varden。

私の地元・高知県出身のバンドということもあり、初めて楽曲を聴いたときには「こんなすごいバンドが高知にいたのか」と心から驚かされた。

夜の都会を歩いているような情景が浮かぶバンドサウンドと癖になるボーカルの歌声。
そこにはただのオルタナではない、唯一無二の存在感があった。

こんな才能に出会えたことが、素直にうれしい。
これからも彼らの音楽を追いかけていきたい、そう思わせてくれた1曲だ。

配信リンク:https://linkco.re/02YCMp3P?lang=ja

Dolly Varden

田中香佑、田上賢祐、水野優飛、秦剛志、平林佑飛による5ピースジャパニーズバンド。

オルタナティブと独自のルーツが融合した音楽性は「ロックの新回答」として探求され、2022年11月の始動以降、高知県を拠点にライブやレコーディングなど精力的に展開中。

2024年7月に高知県では異例のワンマンライブ『小惑星探査』を満員成功させると、10月には「TOKIO TOKYO SHIBUYA」で東京進出。1st EP 「Antares」(2025)はiTop「オルタナティブトップアルバム」にて最高27位を記録しました。

<SNS>
X:https://x.com/Dolly_Varden_JP
Instagram:https://www.instagram.com/dolly_varden_jp/
Youtube:https://www.youtube.com/@Dolly_Varden_JP?app=desktop

前半の8曲は以上の楽曲達です。
来週6月12日22:30~23:00 ネットラジオNFRS『Radio Dream』2025年上半期インディーズベストソング後編を紹介!
こちらのリンクより全国どこからでも聞くことができます。
https://www.nfrsradio.com/radiodream

来週もよろしくお願いします!