10月15日、東大阪市の花園中央公園で開催されたユメカナエフェス。前日は雨で開催の不安もよぎったが、そんな不安を払拭させるかのように澄み渡る青空が開催を祝福する。
今年は全部で8ステージ、47組の出演者がイベントを盛り上げる。前年度の倍にもなったステージを全て紹介することはできないのでピックアップしたアーティストのライブレポートを1組ずつ公開します。
花園ラグビー場に併設されているこの場所も今回のステージ。福祉と社会をつなぐことを目的とし、2022年9月にオープンをしたひとつなぎカフェ。選手やスタッフ、地元の方など様々な人に愛されているこの場所を東大阪市在住のアーティスト、ぷすっぽがひとつなぎステージと題してステージ担当を行った。
ぷすっぽ
東大阪在住のGt.VoゆうとDr.Voあいりずむの2ピースで活動中のぷすっぽがひとつなぎステージのトリを務める。『いい天気になってよかったですね!まだ12:00です。お昼前から集まってもらえて嬉しいです!』
リズミカルなギターの音色を奏でながら「ロックンロールで踊り明かそう」がスタート。ゆうとの色気がありかっこいい歌声。あいりずむは明るく笑顔でタンバリンを叩くとリズムに乗せて会場からは手拍子が届けられる。
曲が終わると、同時開催されるFC大阪の試合を楽しみにしている観客たちに向けて『早いですが、このステージは最後です。このあとはサッカーの試合も楽しんでください!』と伝えられた。続いて「Singing the Rain」を披露。男女2人が作り出すハーモニーが会場内に響き渡っていく。タンバリンを叩きながらあいりずむは会場を歩き回り、音楽だけでなく彼女の1つ1つの動きがライブの楽しさを増幅させてくれる。リズミカルになるタンバリンの音と合わせて会場の手拍子が幸せの音色を作り出していく。ラストは、ゆうとが声量いっぱいのフェイクを見せてくれる。
2人のライブを聞きつけて、ひとつなぎカフェの入り口には人が増えていった。そんな状況をみて『是非、近くで見てください!』と促し、会場はどんどん観客たちで溢れていった。
『2人の地元花園!今日は念願の自転車で来ることができました!』と地元でライブができる嬉しさを語る。そんな2人のユニット名ぷすっぽは、ポップスからつけられている。POPで溢れた楽曲「P・O・P」を披露。『P・O・Pの文字も体で作ってください!』と歌に合わせてP・O・Pの練習をする会場。楽曲がスタートすると会場の手拍子、体で作るP・O・P、楽しく歌い上げる2人の歌声が作り出す一体感は幸せな空間へ。最初はやらなかった人たちもこの幸せな空間に思わず一緒になってP・O・Pの文字を作っていく。
『早いもので次が最後です。暑いので体調には気をつけて楽しんでください!』『花園出身で自転車圏内で多くの人に見てもらえて嬉しいです。』と2人は改めてイベントは見てくれた人達に感謝を伝えた。
最後はユメカナエフェスのコンピレーションアルバムにも収録されてる「バースデー」を披露。歌い出しからパワフルな歌声で心の奥底まで響いてくる。生まれたことへの感謝や愛情を込めたこの曲をカホンのリズムに会場の手拍子が彩られてひとつなぎカフェは愛情に溢れていく。最初から最後まで幸せで包まれたぷすっぽのライブ。多くの人たちの心にぷすっぽの音楽は深く突き刺さったことだろう。
セットリスト
1.ロックンロールで踊り明かそう
2.Singing the Rain
3.P・O・P
4.バースデー
≪プロフィール≫
2021年始動。東大阪在住。ギターとドラムの2ピースで活動中 男女ツインボーカル ベースは産休中。
ギターvocal. ゆうと
ドラムvocal. あいりずむ
≪SNS≫
Twitter https://twitter.com/pusuppo
Instagram https://www.instagram.com/pusuppo/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC9TGGY1VvXmxwmJKki8kWTQ/featured
≪楽曲≫
「P・O・P」
≪ライブ情報≫
『 ぷすっぽ 単独ライブ 』
アコースティック&バンドスタイルでたっぷりお届け!
2023年12月2日(土)
心斎橋 夜を灯して
OPEN 18:00 /START 19:00
¥3,000+1D¥600
《10/1〜手売りチケット発売開始》
メールでも予約可能
pusuppo@gmail.com
ユメカナエフェス:https://twitter.com/yumekanaefes
カメラマン:りゅーく https://x.com/Ryuku_photo?s=20
会場:ひとつなぎカフェ https://twitter.com/hitotsunagicaf