こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は318曲の中からおすすめの5曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに。
M!LK『時空を超えてユニバース』
1stミニアルバム『LOVE ENG!NE』収録曲。
プレイリストとしては先週の収録曲で、今週は『僕のすべては君のもの』を選曲しているのだが、それでもどうしても紹介したくなった一曲だ。
ヒット曲『好きすぎて滅!』『爆裂愛してる』に続く、“愛”をテーマにした3部作の完結編。初めて聴いたときに真っ先に感じたのは、どこか懐かしい「平成らしさ」だった。自分が学生時代に聴いていた音楽の空気感を思い出す一方で、決して古さは感じない。むしろ今聴くからこそ新鮮で、その絶妙なバランスが癖になっていく。
そして、メンバーそれぞれのキャラクターや歌声の個性が広く知られるようになった今だからこそ楽しめるボーカルワークも魅力的だ。一人ひとりの声を活かしながら楽曲を展開していくことで、M!LKだからこそ生み出せるかっこよさにつながっている。
現在のM!LKが持つ親しみやすさや楽しさをしっかり詰め込みながら、楽曲そのもののクオリティの高さも感じさせてくれる。“愛”3部作を走り切った彼らが、この先どんな音楽を届けてくれるのか。ますます楽しみになった。
なにわ男子『BLACK OUT MISSION』
道枝駿佑主演のPrime Videoドラマ『M.I.S.S.I.O.N. 歌劇な潜入捜査官』の主題歌。
今作は、緊張感のあるサウンドと都会的な雰囲気が交わる、スリリングでスタイリッシュなアーバンダンスチューン。
なにわ男子といえば、明るくキラキラとした王道アイドル路線のイメージも強いが、近年はこうしたクールな楽曲も彼らの一つの武器として確立されてきているように感じる。
『The Answer』『Missing』などにも通じるダークで大人びた空気感を持ちながら、今作ではダンサブルでスタイリッシュなミュージカルのような世界観も加わり、また違ったかっこよさを見せてくれている。
現時点ではまだMVが公開されていないだけに、この楽曲が映像やダンスと組み合わさったときに、どんな世界観へと広がっていくのかも楽しみだ。
Chilli Beans.『princess』
3rdフルアルバム『HONESTY』の収録曲。
まず耳を奪われるのが、イントロから響く図太いベースライン。音数自体は決して多くないものの、一つひとつの楽器が強い存在感を放っており、その隙間を活かしたサウンドがとても心地いい。
そこに重なるのは、透明感のある綺麗な歌声。おしゃれなシティポップを思わせる空気感がありながら、その土台にはゴリゴリとした洋楽ロックのような力強さも感じられる。この異なる質感の組み合わせが面白く、聴けば聴くほど癖になっていく。
Chilli Beans.の楽曲はこれまでも聴いてきたが、『princess』ではまた新しい表情を見せてもらったように感じた。
この一曲を聴いただけでも、3rdフルアルバム『HONESTY』ではどれだけ幅広い音楽を楽しませてくれるのか気になってくる。アルバム全体を通して聴いてみたいと思わせてくれた一曲だ。
Ryo Yoshinaga『To Touch the Moon』
クラシック音楽の気品、チルポップの心地よさ、そして1960年代ソウルの温もりを融合させた“クラシカル・チルポップ”。十五夜の月が美しく輝く季節に合わせて制作され、“月に祈る心”をモチーフに描かれたバラードだ。
美しく幻想的な鍵盤のメロディと、Ryo Yoshinagaの柔らかく透き通るような歌声。その二つが重なった瞬間から、静かな月夜の景色が自然と浮かんでくる。
“クラシカル・チルポップ”という言葉だけを聞くと、どんな音楽なのか少し想像しづらいかもしれない。しかし、この曲を聴けばその意味がすぐに理解できる。クラシックの上品さがありながら堅苦しさはなく、チルミュージックのように心地よく身を委ねることができる。
一日の終わり、少し疲れた心をすーっと癒やし、穏やかな気持ちへと戻してくれる。月を眺めながらゆっくりと聴きたくなる一曲だ。
Wing-Stong『Point Of View』
「歪んだ世界を、君が望むように見つめればいい」。そんなメッセージが込められ、物事を見る角度によって、記憶や言葉、感情までもが変化していく様子を描いた一曲。
サウンドには心地よい浮遊感がありながら、一つひとつの音にはしっかりとした強さがある。そこに重なるボーカルも芯がありつつ、どこか自由に漂うような歌声が印象的で、楽曲全体に独特な色気を生み出している。
心地よく音に身を委ねられる一方で、ただ聴き流すだけでは終わらない。しっかりと耳に残る存在感があり、聴けば聴くほどその不思議なバランスに引き込まれていく。
そして注目してほしいのが、後半で訪れる突然の表情の変化。それまでの空気をガラッと変える展開も含めて、この曲の面白さが詰まっている。ぜひ最初から最後まで、じっくりと耳を傾けてみてほしい。
AWAプレイリスト 収録
M!LK『僕のすべては君のもの』
なにわ男子『BLACK OUT MISSION』
Aぇ! group『Emotion』
LE SSERAFIM『Made My Night』
Stray Kids『November 11th』
INI『1NA RIDE』
ONE OR EIGHT『TRANSLATE』
日向坂46『風にキンモクセイ』
安田章大『ばっか』
マカロニえんぴつ『運命さがし』
Chevon『クライネ』
Chilli Beans.『princess』
レトロリロン『EMPTYISM』
Penthouse『道化師』
w-inds.『ROUND & ROUND (Re-Recording)』
I Don’t Like Mondays.『ODORE feat. SHO-SENSEI!! [Prod. by ☆Taku Takahashi (m-flo)]』
yonige『Tough Love』
TENDOUJI『君が笑った!』
浪漫革命『アレルギー』
ゲシュタルト乙女『星』
Ryo Yoshinaga『To Touch the Moon』
とた『オリーブ』
オレンジスパイニクラブ『おとめ座のココロ』
どんぐりず『ビーサン』
ザ・シスターズハイ『祝電』
PompadollS『天使のはしご』
Wing-Stong『Point Of View』
リリカル『会えたから』
みじんこらっく『アイアムユー』
笑女歌劇団ヒミツノミヤコ『アバケバケダブラ』
