【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2023/12/13≫

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』主題歌。ファンクやロック、ソウルなどの様々な様子が混ざり合ったサウンドは、SPY×FAMILYの主人公たちの境遇ともリンクさせる。どこか懐かしさを感じさせるソウルフルなサウンドは中毒性を増幅させる。それはまるでラーメンのように。

TVアニメ「ダンジョン飯」のオープニング。アイリッシュ音楽を感じさせる軽快で聞き心地のいいサウンド。前作、「窓の中から」を連想させるかのよう【外から窓をくぐった光が】というフレーズから歌詞はスタートする。ワクワクさせるようなメロディは、アニメの世界観とリンクすること間違いないだろう。

「Adoの歌ってみたアルバム」の収録曲。実は、Adoがデビュー曲「うっせぇわ」をリリースした2日後、この曲「ドライフラワー」がリリースされた。私自身ブログで同じ週に紹介をしたのでよく覚えている。2021年のbillboardチャートを盛り上げたこの2曲。どういう意図でこの曲を選出したかはわからないが、この曲を歌ったことへの親和性と共に感動が個人的にあった。
当時の紹介記事：https://akiryo.hatenablog.com/entry/2020/10/28/214739

「紡ぐ」が現在各チャートでロングヒット中のとた。今回のが曲は、大事な人と別れた後の喪失感と、一緒にいた時間やもらったものに想いを馳せながら、少しだけ前に進もうとする、冬にひとりで聴きたくなる失恋ソング。彼女の透き通るような優しい歌声と心地よいメロディが心の中にスーッと入り込んでいく。

12月20日リリースのアルバム『recruitment』より先行配信。ゲストにAile The Shotaを迎えた新曲。心地よいメロウなサウンドに二人の色気を感じさせる歌声。二組の親和性を感じられる楽曲に仕上がっている。来週リリースのアルバムも楽しみになった。

音楽作家のHenrii、ボーカリストのハルアによる、二人組音楽ユニット。ハルアは、シンガーソングライター三田春愛としても活動中。ジャジーなサウンドと彼女の色気のある歌声が際立つ楽曲。サックスの音色、鍵盤のサウンドなど全体から漂わせるネオンの香り。ラストのフレーズの伸びのある歌声は聞いていて気持ちがいい。
関連記事：https://oncan.techbarge-web.com/archives/1089

兵庫県にひっそりといるシンガーソングライター。ハイトーンで個性のある歌声。鮮やかできれいなサウンドは、まるでファンタジーの世界に入り込んでいるかのようだ。伸びのある歌声は聞き心地もよく、これまでのリリース楽曲も聞きたくなった。2024年大注目のシンガーソングライター。

名誉伝説のボーカルを務めるこたにのソロ2ndシングル。アレンジャーにはシンガーソングライターの米澤森人を迎えて制作された今作。イントロからクリスマスをイメージをさせる鐘の音が響いていく。まさに冬ソングと言えるポップソングに仕上がっている。ソロとバンド両方で注目を集めるこたに、これからどんな音楽を生み出していくのか楽しみだ。

2019年4月に結成。群馬を中心に活動中。ベースラインから始まり、春の陽気な気温を感じさせるようなメロディ。ドラム、ベース、ギター一つ一つの良さが際立ちVo.&Gt.makinoandboundsの歌声も渋く味が出ている。今回初めて知ったバンドだが、今後も注目していきたい。

関東を中心に活動中の4人組オルタナポップバンド。1st ep『December』の収録曲。女性ボーカルひろせあゆみの透き通るような歌声とエモーショナルなギターのメロディが心の中に入り込んでいく。どんなepなのかしっかり聞いてみたいと思う。