2023年マイベストアルバム50選

2023年マイベストアルバム50選

2023年もあと数日。今年も様々な素晴らしいアルバムがリリースされました。今回、2023年1~12月にリリースされたアルバムから個人的に好きだったアルバムを50枚紹介します。その中でも特に好きな10枚は、レビューと一緒にお伝えしたいと思います。今回のアルバム選出はすべてサブスク配信されているものなので、気になるものがあればぜひ登録をしているサブスクで聞いてみてください。また、こちらはランキングではありませんので好きなアルバムが入ってたらいいな、聞いたことないアルバムを聞いてみるきっかけにしてくれると嬉しいです。それでは、特に好きだった10枚をまずは紹介します。

King Gnu「THE GREATEST UNKNOWN」

前作「CEREMONY」から約4年ぶりのアルバム。初見の時、タイアップのある既存楽曲が多数ある為ベストアルバムのような感覚で聞き始めた。そんな前提を思っていたことが恥ずかしくなるくらいアルバム全体の完成度の高さに、すべてを通して聞いた時に鳥肌が立っていた。既存楽曲達もアレンジを施し、前後のつなぎで違和感は全くなく、それどころかこの作品の為にこの楽曲たちがあったのかと思わせてくれるくらい。King Gnuのパワーを改めて感じさせられた作品ともいえるだろう。どのアルバムでもいえることではあるがこの作品は絶対にシャッフルで聞いてはいけない。仮にランキングをつけるのであれば2023年の1位とも言っていいだろう。

スピッツ「ひみつスタジオ」

約3年半ぶりとなる17作目のオリジナルアルバム。2劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』主題歌であり2023年を代表する楽曲「美しい鰭」も収録された作品。スピッツだからこその安心感と共に、最高のロックバンドだなということを楽曲達からひしひしと感じさせてくれる。特に「オバケのロックバンド」では、ボーカルの草野正宗さんだけでなく、メンバー全員がボーカルを担当している。長い歴史の中でもここで新しい引き出しがあるのかと思わせてくれた。そして、遊び心も感じられ、アルバムとしての魅力を引き上げてくれた。今年何度もループして聞いた作品の一つだ。

ミヤケ武器「大グロス」

2023年に本格的な活動を開始。20歳になったばかりの現役大学生。作詞・作曲・編曲・演奏を1人でこなしており、TikTokで話題となったWEST. の楽曲「膝銀座」の作詞・作曲・編曲・サウンドプロデュースを担当したことでも話題となった。この作品は、ONCANで紹介させていただくきっかけで聞いたが、初めて聞いた時に彼の才能に驚かされた。1曲1曲に確かな存在感がありながらも、アルバムとしてのまとまりや多彩な楽曲バリエーションがある。その上で何度も聞きたいと思わせるような中毒性もあるから面白い。2024年ブレイクアーティストの一人としてプッシュしたい。

ずっと真夜中でいいのに。「沈香学」

フルアルバムとして約2年半ぶりのリリース。13曲中10曲が既存曲だが、この新曲3曲がいいバランスを作り上げ作品としての質を高めてくれているように感じられた。そして、この2年半という期間でずとまよが音楽のジャンルをどれだけ広げたのか。そして、個性をより一層伸ばしたかということが伝わる1枚でもあるだろう。

BIGMAMA「Tokyo Emotional Gakuen」

メンバー加入による新体制、移籍後初となるアルバム。2000年代の音楽シーンを彩った”EMO”という音楽のジャンルにフォーカスして制作されたコンセプトアルバム。教科がタイトルとなった楽曲達が続き、青春の1枚を感じられるこの作品。アルバムのコンセプトはもちろんだが、楽曲のバランス、通して聞いた時の安定感などが素晴らしく、いろんな変化のあったBIGMAMAが作り出した最高の作品。学生時代に戻らせてくれるエモさのある1枚。

TOMOO「TWO MOON」

2022年8月3日にメジャーデビューをしたTOMOOによる1stフルアルバム。収録曲の「夜明けの君へ」は、下半期ベストソングに選出をした。思い返してみれば、2023年のSpotify「RADAR: Early Noise」に選出され、存在を知り今年1年間彼女の楽曲達に魅了されてきた。そんな彼女の集大成ともいえるのが今作でもある。彼女の音楽性となるジャズやソウルを感じられながらも、J-POP要素も強い楽曲達は懐かしさと共に新鮮さも感じられる。2024年大ブレイク間違いないアーティスト。

w-inds.「Beyond」

デビュー22周年という記念すべき日にリリースされた15枚目のアルバム。近年、メンバーの橘慶太がセルフプロデュースをする作品が多いのだが、今回はそんなセルフプロデュースの他に過去プロデュースをしてくれた制作陣に依頼をした楽曲提供曲も収録されている。だからこそ、彼らの歴史と今後に向けた挑戦の両面を感じられる1枚に仕上がっている。リリースをするたびに振れ幅を広げ続けるw-inds.が作り上げた今の彼らの最高到達点。
関連記事:https://akiryo.hatenablog.com/entry/2023/03/24/222714

とた「oidaki」

2000年代生まれのベッドルームアーティスト。「紡ぐ」が現在もロングヒット中のとた。私自身「紡ぐ」をきっかけに彼女の音楽を聴くようになった。ピアノのきれいな音色で構成される「栞」のイントロダクションからアルバムはスタートして物語のように1枚のアルバムが作り上げられていく。「紡ぐ」のみを聞いている方にはぜひ、この作品を一度聞いてみてほしい。

緑黄色社会「pink blue」

4枚目のフルアルバム。「Mela!」のヒット以降タイアップも増え、紅白も出場をしている緑黄色社会。だからこそ、「ここからの緑黄色社会はこのままじゃいけない、みたいな気持ちが強かった」とインタビューでも語っていた。だからこそ、今作は新たな一面を見せてくれる楽曲が多く収録されている。これまでのバンドとしての音楽性と挑戦の両面を感じられる素晴らしい1枚に仕上がっている。バンドとしての可能性を大きく広げた1枚ともいえるだろう。

cero「eo」

前作「POLY LIFE MULTI SOUL」から5年ぶりのアルバム。正直なところ、私は名前はもちろん知っていながらもceroを聞き込んではこなかった。多くの方のアルバム厳選を年末になり見る中でこのアルバムの名前を何度も目にして聞いてみたのだ。初めて聞いたはずなのに、浮遊感のあるサウンドや聞き心地のいいメロディに安心感を感じられる。ただ全体的な構成、1曲1曲のオリジナリティと洗練されたサウンドのおもしろさ。一つ一つで圧倒された。聞けば聞くほどすごさを目の当たりにさせられる作品だ。

以上が特に好きだった10枚のアルバムです!
上記を含めた個人的にオススメアルバム50枚はこちら。※ランキングではありません。

2023年マイベストアルバム50選

1 King Gnu「THE GREATEST UNKNOWN」
2 スピッツ「ひみつスタジオ」
3 ミヤケ武器「大グロス」
4 ずっと真夜中でいいのに。「沈香学」
5 BIGMAMA「Tokyo Emotional Gakuen」
6 TOMOO「TWO MOON」
7 w-inds.「Beyond」
8 とた「oidaki」
9 緑黄色社会「pink blue」
10 cero「eo」
11 back number「ユーモア」
12 星街すいせい「Sepecter」
13 Predwn「The Gaze」
14 幾田りら「Skech」
15 Kvi Baba「Jesus Loves You」
16 UNISON SQUARE GARDEN「Ninth Peel」
17 Homecomings「New Neighbors」
18 NEE「贅沢」
19 Da-iCE「SCENE」
20 Galileo Galilei「Bee and The Whales」
21 UVERworld「ENIGMASIS」
22 XIIX「XIIX」
23 岡野昭仁「Walkin with a song」
24 iri「PRIVATE」
25 Vaundy「replica」
26 羊文学「12hugs」
27 月刊連歌「ひとりぼっちの群泳に」
28 Subway Daydream「RIDE」
29 YUKI「パレードが続くなら」
30 スガシカオ「イノセント」
31 Luky Killimanjaro「Kimochy Season」
32 RHYMSTER「Open The Window」
33 ASIAN KUNG-FU GENERATION「サーフブンガクカマクラ」
34 Panorama Panama Town「Dance for Sorrow」
35 .ENDRECHERI.「Super funk market」
36 indigo la End「哀愁演劇」
37 紫今「Gallery」
38 MrChildren「miss you」
39 DISH//「TRIANGLE」
40 Uru「コントラスト」
41 KAT-TUN「Fantasia」
42 優里「弐」
43 aiko「今の二人をお互いが見てる」
44 藤原さくら「AIRPORT」
45 板歯目「遺伝子レベルのNO!!!」
46 マカロニえんぴつ「大人の涙」
47 Chilli Beans.「Welcome to My Castle」
48 Ado 「Adoの歌ってみたアルバム」
49 bokula.「FUSION」
50 Tony Gumbo「CONTRAST」

今回のアルバムの選出は、初見で聞いた時の衝撃度、アルバムとしての構成、個人的なリピート率などいろんな面を考慮して選びました。特にレビューをした10枚は、その要素が特に強かった作品ともいえるでしょう。

多くの人がマイベストアルバムを上げる中で、自分があげた作品と違う場合もあれば、同じものが選出されていることもある。だからこそ、自分が選出した以外のアルバムや知らなかったアルバムの名前をみると聞いてみたくなってきます。なので、今回選出したアルバムたちのよし悪しではなく、聞いてみようかなと思ってくれると嬉しいです。

2024年はどんな作品と出会うことができるのか今から楽しみです!
今回は、ありがとうございました!

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