【ライブレポート】透明な7日目の真実pre.「百歌繚乱」≪前編≫

【ライブレポート】透明な7日目の真実pre.「百歌繚乱」≪前編≫

1月26日阿倍野ROCKTOWNで透明な7日目の真実の主催イベント「百歌繚乱」が開催された。このイベントが初めて告知されたのは半年前。Vo/Ba芽菜は、解禁された瞬間から一歩ずつ今日に向けて活動をしてきた。そんな彼女の頑張りに胸を打たれてこのイベントに多くの人が足を運んだ。イベントの為に特別出店をした「らぁめん こらぼるた」が作るおいしそうなラーメンの匂いが漂う会場。そんな中、本日の主役である芽菜の開会宣言がスタートした。

「みなさん、ようこそ百歌繚乱へ!今日は私のイベントを全力で楽しんでもらえるようにまずは1曲届けたいと思います!今日来てくれている皆さんや仲間達のおかげでイベントのスタートをすることができました。みなさんが明日明後日、来年再来年を笑顔で送っていけますように!』そんな想いをこめて、鍵盤弾き語りで歌を届ける。歌い上げる彼女の表情からは、今日という日を迎えることができた喜びと来てくれた人たちへの感謝が伝わってきた。彼女の想いを受け取り、百歌繚乱がスタートする。

無才(OA)

無才

今回のイベントは、2つのステージが作られている。バンドステージのオープニングアクトを務めるのは、大阪発のロックバンド無才。音を掻き鳴らすと「オープニングアクト!無才です!」とロックサウンドを響かせて赤く激しい照明の中、スタートを飾るのは「衝動」。力強い歌声と胸の鼓動を高まらせるバンドサウンドを聞いていると観客たちはどんどん拳を振り上げていく。観客たちのハンドクラップの音が眠らない夜のスタートの合図のように鳴り響いていく。
「よろしく!」と伝えると続けて、「馬鹿」を披露。ロックンロールを鳴り響かせて今日は、自分たちのイベントだと言わんとばかりに会場の空気を作り上げていく。
「今日この企画が決まってからずっと芽菜さんが毎日のように告知をしていて、どうやったら来てもらえるのかを考えてることがびしびし伝わってました。15分しかないけどあなたの心に届ける音楽をやっていきます!」
芽菜がイベントに込めた想いをしっかりと受け取り、今見てくれているひとりひとりに熱量の高いライブを届けてくれた。

セットリスト
1.衝動
2.馬鹿
3.天才にはならない
4.ベイビー、今日は終わらないぜ

無才

≪プロフィール≫
大阪ロックバンド。メンバーは、Gt/Vo. 守時加菜、Ba/Cho 彩央里。
《HP/SNS》
HP:https://musai-band.jimdofree.com/
X:https://twitter.com/musai_official
Instagram:https://www.instagram.com/musai.official/
Youtube:https://www.youtube.com/@rockbandmusai

永恵美遥

阿倍野ROCKTOWNの入口すぐに作られたステージは、弾き語りを中心としたライブが行われるソロステージ。バンドだけでなく、鍵盤弾き語りとしてソロ活動をした芽菜だからこそできた縁。そんなソロステージのスタートを飾るのは、シンガーソングライター永恵美遥。会場全体に彼女の明るくさわやかな歌声が広がっていく。アコースティックギターの音色を奏でながら目の前の人達に向けて歌を届ける彼女の表情からは笑顔が溢れていた。
「ザ・大阪の女でやらせてもらってます!2曲目は楽しい曲ですので、最後はラララと一緒に歌ってください!」と観客たちに伝えると「十割そば」が始まる。アコースティックギターの音色に合わせて、会場からは手拍子が届けられる。「一緒に歌えますか?」という彼女の問いかけに合わせて会場から「ラララ」の歌声が広がっていくと「もっと歌ってほしいからお手本をお願い!」と彼女が芽菜に振ると「ラララ」と歌い上げていく。そんなお手本を見て観客たちの声はより一層大きくなっていった。
「人って基本的に愛されたい生き物だと思います。音楽をする中で愛されたいだけじゃダメ。イベントはたくさんの人との信頼関係を築いていく中で出来上がっていきます。心が折れる瞬間があると思いますが、今日という日に呼んでいただいて笑顔でみなさんが聞いてくれることが嬉しいです。」今日という日に感謝を伝えて、最後に胸を張って生きていこうという彼女の想いを込めた楽曲「しゃけなベイベー」を歌い上げてステージをあとにした。

セットリスト
1.招きねっこ
2.十割そば
3.しゃけなベイベー

永恵美遥

≪プロフィール≫
関西を中心に活動中のシンガーソングライター。奇縁という言葉がとても大切で、大好きです。「いつでもどんなときも、できる限りの優しい言葉を贈りたい。」
≪SNS≫
X(旧Twitter):https://twitter.com/Miharu_ssw
Instagram:https://www.instagram.com/miharu58/
TikTok:https://www.tiktok.com/@miharu_ssw
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCzIWdCRpB1C0npIuCGHSdDQ

ネオンと無重力

ネオンと無重力

エレクトロで神秘的なSEの中登場をしたのは、親愛なる宇宙と奏でる 光溢れるネオンミュージックを届けるバンド、ネオンと無重力。スポットライトを浴びながらGt&Vo.みきこがアカペラで「Borderless」を歌いはじめ、ライブがスタート。切なく儚い鍵盤の音色、妖艶な歌声。胸に響くベースライン。彩りを与えてくれるドラムのサウンド。1曲目から彼女たちだからこそ作り上げることができるネオンミュージックの世界観に入り込んでいく。続いて披露されたのは、「フルムーン」。スモークがステージを囲み、ネオン色の照明が彼女たちのステージを彩っていく。
ピンク色の照明の中、踊りながら歌い始めたのは「moratorium」。先程までとはまたひとつバンドとしての表情を変えてくれる。そんなネオンと無重力の楽曲達を浴びて、観客たちはリズムをとりながら音楽を楽しんでいた。「センス・オブ・ワンダー」では、暗闇の中繊細で綺麗な歌声が届けられる。一つ一つの音が神秘的で、自然と脳内では壮大な宇宙のイメージが広がる。
「今日は呼んでいただきありがとうございます!愛されてるね。こんなに多くの人に見てもらえて嬉しいです。これだけのステージを作るのはすごいことです。いろんな人の力を借りてできたと思いますが、素晴らしい幸せな1日になると思います!」と激励を伝えると会場からは拍手が送られた。ネオンと無重力だからこそ、作り上げることができる独自の音楽性で存在感を放ってくれた。

セットリスト
1.Borderless
2.フルムーン
3.moratorium
4.センス・オブ・ワンダー
5.Rising

ネオンと無重力

≪プロフィール≫
親愛なる宇宙と奏でる 光溢れるネオンミュージック。メンバーは、Gt&Vo.みきこ、Ba.牛丸拓也、Key&Cho.夏恋、Dr.マサト。
≪HP/SNS≫
HP:https://neon-zg.bitfan.id/
X:https://twitter.com/neon_zg
Instagram:https://www.instagram.com/neon_zg/
TikTok:https://www.tiktok.com/@neon_zg
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC5b_FhDKH0ExtwJrIZpjdLQ

MIA.

MIA.

愛媛のシンガーソングライターMIA.が登場。サポートドラムにマエダコウスケを迎えて今回のイベントの為に特別なステージを届ける。1曲目は、「変わり目」。可憐な彼女の歌声が場内に広がり、ドラムのリズムが気持ちを高まらせてくれる。力強い歌声がひとりひとりの心の中に入っていく様子が自然と伝わってきた。
「百歌繚乱に呼んでいただきありがとうございます!ずっと芽菜ちゃんが今日のために頑張っているのは知っていたので、私も新しいことをしたいと思ってこうちゃんにドラムを頼みました!」事前にカホンと伝えたけどドラムで出演したことについて笑いながら話をする。「みなさん楽しんでますか?」と彼女の声に応えるかのように会場からは声援が届けられる。元気なみなさんと一緒に歌いたいと「待ちわびて、夏」を披露。「ねえ、聞いてね。」と彼女が歌うと観客たちもコールアンドレスポンスで応えていく。そんな空間は可愛らしい彼女が作り出す幸せの空間ともいえるだろう。
「今回のお話をいただいたのは去年です。芽菜ちゃんから誘ってもらえたことがとても嬉しかったです!これからもライブに誘ってください!」と芽菜に呼んでもらえたことへの感謝を伝える。芽菜への愛が詰まった彼女らしいステージを見せてくれた。

セットリスト
1.変わり目
2.待ちわびて、夏
3.プレイリスト

MIA.

≪プロフィール≫
 通る高音と、老若男女問わず楽しめるキャッチーなメロディと分かりやすい歌詞を武器に、関西圏を中心にライブハウスやストリートライブで活躍中。 地元・愛媛県をこよなく愛する愛媛県出身シンガーソングライター。
≪SNS≫
X(旧Twitter):https://twitter.com/miamoicho
Instagram:https://www.instagram.com/miamoicho/
TikTok:https://www.tiktok.com/@miamoicho?_t=8hp3bn2DZbd&_r=1
Youtube:https://www.youtube.com/@user-ln5ok2sc6w

ナンカノユメ

ナンカノユメ

芽菜と同郷でもあるdaishiがギターを務める関西の歌ものポップロックバンドナンカノユメが登場。スポットライトを浴びながらVo.841が「ミナミが笑う」を披露して、ライブがスタート。ギターの音色が響き、艶やかな歌声で力強いパフォーマンスで観客たちは拳を振り上げる。ミラーボールが輝く場内にロックサウンドを響かせて熱量はどんどん上がっていく。続いて、「人世ゲーム」を披露。サビでは、手を振る観客たちをみて、凛々しい顔をみせる841の表情から笑顔が溢れていた。彼女がメンバーの名前を叫び、ソロパートでひとりひとりの魅力を伝えていく。
暗闇の中アコースティックギターの儚い音色が鳴り響くと、Vo.841がアコースティックギターを持って登場し「月夜」を披露。儚く切ないエレキギターのメロディが心の中に入り込んでいく。先程までのロックサウンドから雰囲気を変えて、エモーショナルな表情をみせてくれた。「心海」では、海の中に入ったかのような青い照明に包まれるステージ。彼女の歌声とバンドサウンドに観客たちは小刻みなリズムをとっていく。
そんなライブは、まるで1年前この地で行ったワンマンライブの景色を思い出させてくれる。ワンマンライブから1年が経ち、より大きく成長をしたステージを見せてくれた。

セットリスト
1.ミナミが笑う
2.人世ゲーム
3.月夜
4.心海
5.ミライノヒカリ

ナンカノユメ

≪プロフィール≫
2019年大阪で結成。ボーカル841(ヤヨイ)の耳に残る艶やかな歌声と メロディーライン、煌びやかなギターサウンドが特徴のバンド。 90年代から2000年代のJ-POP、J-ROCKを基盤に創りあげられる楽曲は、令和にノスタルジーさを感じさせる。
≪SNS≫
X(旧Twitter):https://twitter.com/nankanoyume2019
Instagram:https://www.instagram.com/nankanoyume/
TikTok:https://www.tiktok.com/@nankanoyume841?lang=ja-JP
Youtube:https://www.youtube.com/@user-bc1jl4wz6m

出演者ライブ情報

≪無才≫
1st Single「 TENSAI 」リリースイベント
『天才にはならない』
2024. 2.19 @ 大阪福島2nd LINE
OPEN 18:00 START 18:30
チケット ¥2500
act.
無才/ komsume /おとなりアイニー / イネムリだるま
予約
https://t.co/sqn7lkqqTq
トレーラー映像

≪永恵美遥≫
someno kyoto presents「Stories」
2月25日
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,000
※別途1ドリンク代¥600or2ドリンク¥1,000頂戴いたします。
※配信視聴券付き(アーカイブ視聴2週間付)+1,000円
【出演】永恵美遥/中村黎鳴/望月マコト
TIGETご予約URL:https://tiget.net/events/297137

≪ネオンと無重力≫
2nd Album『The Satellites』リリース全国ツアー
“Breaking away from the earth”

バンド史上初全国ツアー!
2nd Albumリリースに伴い全21公演やります!
ツアーファイナルは阿倍野ROCKTOWNにてワンマンライブ!

≪MIA.≫
2024/02/04
「シンガロンシンガソン京都ビルフェス2024SPRING」
@京都•二条GROWLY BLDG.
※詳細は下記イベントSNSをチェック
https://twitter.com/S_S_O_info

≪ナンカノユメ≫
ナンカノユメ×透明な7日目の真実共催
2024.11.30.
『浪速どさんこROCKFES』
大阪野外音楽堂にて開催決定‼️
open/start 14:00/14:30
ticket 一般¥1000 学生500円(学生証必須)

■ライブハウス:阿倍野ROCK TOWN http://rocktown.jp/index.html
■バンドステージカメラマン:Takumi Tamaki https://twitter.com/tkantbti
■ソロステージカメラマン:石子 https://twitter.com/bass_ishiko