【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2024/05/08≫

SUPER EIGHT、WEST. 、なにわ男子の3組によるコラボレーション。タイトルは、各グループの代表曲を組み合わせている。関西色が強いこの楽曲は、まさに関西グループの持ち味を濃く打ち出した楽曲と言えるだろう。この楽曲を作ったのはヒャダイン。彼が過去、SUPER EIGHTに提供をした「TAKOYAKI in my heart」の構成にも似ており、この楽曲をよりパワーアップしたものに感じられた。

映画『青春18×2 君へと続く道』主題歌。ストリングスやピアノの音色が彩を与え、ボーカル桜井和寿の歌声が際立つ楽曲に仕上がっている。この映画の脚本段階で書き下ろしたという今回の楽曲。映画に素晴らしく彩ってくれること間違いないだろう。

アニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期のエンディング・テーマ。現在、「幾億光年」がロングヒット中のOmoinotakeによる新曲。優しい歌声で歌われる儚い歌詞は、今のヒロアカの世界観を感じられる。サビに向かうサウンド展開が独特でこの展開があるからこそ、サビを壮大にしてくれている。今年のブレイクアーティストOmoinotake。この勢いはまだまだ止まることはないだろう。

サビを聞くとどこかで聞いてことがあるそんな人も多いのではないだろうか。デモ音源が10万件に迫るUGCを記録しており、特にTikTokでは多くの投稿で使用されている。中毒性のあるメロディと彼女の妖艶でかわいらしい歌声が何度も聞きたくなっていく。

ミックスとアレンジをジョシュ・カンビーが手がけており、全編英語の歌詞を彼とビッケブランカが共作した作品。スタイリッシュなサウンドとビッケブランカの発音のいい歌声。変幻自在なアーティストであることを改めて感じさせてくれた楽曲だ。

今年から音楽活動を開始した音楽プロジェクトチームP4C。どこか懐かしさのあるメロディ。モーター音などのおもちゃ箱を表現するサウンド。囁くように脱力感のラップを披露する。不思議な世界観なのになぜか懐かしさと中毒性を誘う。今後どんな楽曲を生み出すのか。そしてどんなライブをするのか今から楽しみだ。

札幌発ディスコロックバンド。2023年4月から札幌を中心に活動を開始。80年代ディスコビートに歌謡曲のようなメロディライン。この楽曲を聞いているとどこか懐かしさを感じられタイムスリップしたような気持ちにさせてくれる。ベースラインを聞いていると踊りたくなっていき、気持ちはディスコで踊っているかのようだ。

高知県発のロックバンド。New EP『WILD SIDE』の収録曲。力強い彼女の歌声と疾走感があり、聞いているだけで思わず拳を掲げたくなるようなバンドサウンドが最高の楽曲に仕上げてくれる。この曲は、ネットラジオNFRSにて5月のMonthly Music Selectionにも選出をされている。ツアー中の彼女たちがこれからもロックンロールを日本中に届けてくれることだろう。

東京・立川4ピースバンド。この曲を初めて聞いた時雷に打たれたかのような衝撃が起きた。ボーカル菜柚のハスキーで心を震わせるかのような歌声。歌詞のメッセージ性をより一層高めてくれるバンドサウンド。いいバンドに出会えてよかった。そんな気持ちにさせてくれた楽曲だ。

​大阪出身のシンガーソングライター。トラックメイカー/ラップシンガーとして活動をするEnnUが編曲/全器/mix/masteringを担当し、フィーチャリングとしても参加をした楽曲。心地よいサウンドと浮遊感のある歌声、二人の個性が絶妙に重なり合う楽曲に仕上がっている。