【ライブレポート】『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』≪花崎 楓子≫

『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』

8月24日に心斎橋FootRock&BEERS にて開催されたRe+Create主催イベント『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』。季節を音楽で見立てて主人公が旅をする様子を表したこちらのイベント。今回は、これまでの旅を彩ってきたアーティストが中心となり、旅先での素晴らしい出会い。そして再会をイベント全体で表現していきます。

そんなイベントを盛り上げてくれたアーティスト達のライブレポートを紹介していきます。

花崎 楓子

phto by Niko

オープニングアクトが終わり、思い思いに楽しむ観客たち。その中で、メインアクトの最初を飾ったのはシンガーソングライターの花崎 楓子。
エレキギターを手にし、1曲目に披露したのは『We love ご飯』。彼女の穏やかな歌声で、ご飯のように温かくクセになる歌詞を、エレキギターのロックなサウンドが引き立てる。「We love ご飯」と繰り返し歌いながら手拍子を誘うと、会場の空気が一気に一体感を持ち始める。

phto by Niko


「ご飯の曲を歌ったので、次は料理人の曲を歌いたいと思います」と紹介してから、『私は料理人』を披露。シックで歌謡曲のようなメロディと赤い照明、恨み節のような歌詞が、さっきまでの雰囲気を一変させた。
「みなさん、夏の思い出はありますか?私の今年の夏の思い出は高校野球です!京都出身なんですが、京都が優勝しました!次の曲は即興なので、夏の思い出を教えてください!」と観客に話しかける彼女の姿は楽しそうで、その様子が伝わってくる。
観客から寄せられたのは、「ドブみたいなプールを掃除した思い出」と「とてもきれいな田舎で遊んだ思い出」。この二つのエピソードから、彼女は即興で曲を作り上げ、まるで小説のように情景が浮かぶ一曲が完成した。

続いて披露したのは『夏の欠片』。昭和の香り漂うメロディに、思わず心を打たれる。最後に演奏したのは、幼少期に作り、活動を始めてから復活させたという『コスモス畑の散歩』。リフレインするギターのメロディからは、子供の頃に歩いた道を一歩ずつ辿るような情景が伝わってきた。この曲に包まれた会場は、思わず聞き入ってしまう。
おっとりとしたMCと、昭和歌謡を思わせる楽曲たちのギャップが印象的なライブステージだった。

phto by Niko

セットリスト
1.We love ご飯
2.私は料理人
3.即興
4.夏の欠片
5.コスモス畑の散歩

花崎 楓子

phto by Niko
ライブ情報

9月以降のライブ情報はこちら。
DMにて取り置きを受付中。

『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』関係者

主催:朝ステ@Re+Create 代表 https://twitter.com/asasute0809
カメラマン:Niko https://www.instagram.com/photographer__niko/
ライブハウス:FootRock&BEERS https://twitter.com/FootRock_BEERS

朝ステ&きたゆい主催イベント

11/22(金)心斎橋FootRock&BEERS
「Emorsive -情動と没入- vol.4」
open 18:30 start 19:00

act:
白航
かりすの死骸
LiLY Moratorium
無銘-mumey-
ハゼガレ

food:喫茶ラハト
Livereport:音楽インフルエンサーRYO