こちらは、私が公式ユーザーを務めるストリーミングサービスの AWAで毎週水曜日に公開される『【邦楽】今週の最新曲』というプレイリストを聞いてオススメの楽曲を紹介しています。
今週は299曲の中からおすすめの5曲を紹介します。ぜひ、新曲と出会うきっかけに。
SixTONES『Dance Forever』
SixTONESが最新曲をリリース。
夏の空気をまとったパーティーチューンで、「PARTY PEOPLE」や「Fiesta」を思わせるような高揚感に満ちた一曲だ。イントロから楽しい空気が広がり、気づけば体を揺らしたくなる。
これまでのSixTONESらしい“ぶち上げソング”の魅力もしっかりと感じられるが、今作はそれ以上にメンバー同士の楽しさや仲の良さが伝わってくるのが印象的だ。歌声の掛け合いや空気感から、彼ら自身がこの楽曲を楽しんでいることが自然と伝わってくる。
楽曲後半に向かうにつれて熱量はさらに増していき、まるで昼から夜へと移り変わる夏のパーティーのような景色が浮かんでくる。終わらない夏の一日をそのまま音楽にしたような、そんな楽しさが詰まっている。
正直なところ、普段からこういったパーティーチューンばかり聴いているわけではない。それでもSixTONESが歌うと自然と好きになってしまう。きっとそれは、楽曲だけではなくグループそのものが好きだからなのだろう。
SixTONESの持つ明るさや自由さ、そして仲の良さが存分に詰まった、夏にぴったりの一曲だ。
宇多田ヒカル『パッパラダイス feat. 甲本ヒロト』
以前にも紹介した宇多田ヒカル『パッパラダイス』に、甲本ヒロトをゲストに迎えた新バージョン。宇多田ヒカル本人からのオファーによって実現したという、まさに異色のコラボレーションだ。
原曲のおしゃれで心地よい空気感も好きなのだが、甲本ヒロトの歌声が加わることで、同じ歌詞でありながらまったく違う表情を見せてくれるのが面白い。どこか無邪気で自由奔放な魅力が加わり、楽曲の持つメッセージや世界観にも新たな意味が生まれているように感じられる。
特に印象的なのは終盤の二人で歌うパート。ジャンルも歩んできた道も異なる日本音楽シーンの大御所同士が交わる瞬間に、不思議な高揚感を覚えた。まさにこのコラボだからこそ生まれた奇跡のような時間だ。
甲本ヒロトが所属するザ・クロマニヨンズをはじめ、これまでのバンド作品はサブスク配信を行っていない。それだけに、この楽曲をきっかけに彼の歌声に魅了された人も少なくないはず。個人的には、いつかサブスクでも彼らの音楽が聴ける日が来てほしいと願っている。
三浦大知『Crave』
三浦大知が歌う『Crave』は、理由では説明できない「衝動」や「渇望」をテーマにした一曲だ。
この活動を始めてから何度も彼の音楽に驚かされてきたが、三浦大知はその驚きを毎回更新してくる。今作もまさにそんな楽曲だった。浮遊感のあるサウンドから始まり、徐々に熱を帯びながらエネルギーが解放されていく展開は圧巻。その流れに寄り添うような歌声が心地よく、気づけば楽曲の世界へ深く引き込まれていた。
歌、パフォーマンス、サウンド。そのどれか一つではなく、すべてが重なり合うことで完成する表現は、もはやアートと呼びたくなる。音楽は芸術だ――そんな言葉が自然と浮かぶアーティストの一人だと思う。
国内外を問わず高い評価を受けている三浦大知だが、個人的には今以上に世界的な評価や楽曲そのものの認知が広がっていても不思議ではないと常々感じている。そして『Crave』を聴いて、その想いはさらに強くなった。
いつの日か、グラミー賞やMUSIC AWARDS JAPANのような舞台で、三浦大知が大きく注目を集める姿を見てみたい。そう思わせてくれるだけの説得力と表現力が、この楽曲には詰まっている。
ゲシュタルト乙女『夏休み』
結成10周年を目前に控えたゲシュタルト乙女が届ける『夏休み』は、思い通りにならない日々の中で見つける“小さな救い”をテーマにしたフォークポップだ。
昨年、イベントで彼らのライブを観て以来、気になる存在として音楽を追い続けている。ゲシュタルト乙女の楽曲には、どこか日常に寄り添うような温かさがある。この『夏休み』もまた、柔らかく穏やかなメロディが心地よく響き、忙しない毎日の中で少しだけ肩の力を抜かせてくれる。
人生は思い通りにならないことの連続だ。どれだけ順調に見える日々でも、毎日が幸せで満たされているわけではない。それでも、ふとした瞬間に見つかる小さな喜びや救いが、明日へ進む力になる。
この楽曲が描くのも、そんな何気ない日常の尊さなのだろう。何気なく過ぎていく毎日の中で見つける幸せ。そして、この音楽と出会えたこともまた、自分にとっての小さな幸せの一つなのかもしれない。
カミカワユウナ『Silence Is So Loud』
“静寂がうるさい”――そんな矛盾した感情を軸に、ひとりで完結していたはずの世界が、誰かの存在によって少しずつ揺らいでいく様子を描いたオルタナティブポップナンバー。
昨年、イベントにも出演してくれたカミカワユウナ。彼女の音楽の魅力は、内面にある感情や葛藤をそのまま楽曲へ映し出しているようなリアルさにある。やわらかさの中に確かな個性を感じる歌声は、一つひとつの言葉に感情を乗せながら聴き手の心へと届けてくれる。
今作では海外インディーを思わせるサウンドが印象的だ。静かに始まった感情が、楽曲の進行とともに少しずつ膨れ上がっていく。その変化がとても自然で、気づけば楽曲の世界へ引き込まれている。心の奥にある揺らぎや熱を丁寧にすくい上げるような表現が心を熱くしてくれる。
彼女らしい繊細さと新たな表現の広がりを感じられる一曲。ぜひ一度聴いてほしい、個人的にも注目しているアーティストの一人だ。
AWAプレイリスト 収録
SixTONES『Dance Forever』
SUPER BEAVER『アプローズ』
宇多田ヒカル『パッパラダイス feat. 甲本ヒロト』
桑田佳祐『南谷ミュージック・シティー』
三浦大知『Crave』
indigo la End『夏目』
PiKi『Twilight Twilight』
Kis-My-Ft2『King King』
Hey! Say! JUMP『CUE CUE CUTE』
亀梨和也『WAVE』
MAZZEL『So Strawberry』
Juice=Juice『結論から言ってちょうだい』
Chevon『六ノ輪』
ハンブレッダーズ『キッズリターン!』
ピコ太郎『Gifu Me Baby feat. LiSA』
木村カエラ『はぎゅ me』
FUJIBASE『Disposable』
Sunny Girl『星集』
Black petrol/MÖSHI/Gimgigam『Overdrive II』
HOME『Deja Vu Slider』
ゲシュタルト乙女『夏休み』
かわにしなつき『ねえ、あのさ』
Romansquall『Queeeen』
カミカワユウナ『Silence Is So Loud』
ミナトロジカ『5番線』
夕方と猫『気になっちゃう』
Chimothy→『ユーケー』
こはる『南の島』
pod’z『クレンジング』
ギャソーマ『ギンガノツルギ』
“【2025/06/24オススメ新曲】RYO Weekly Music Selection” by RYO on AWA
https://mf.awa.fm/3SzO103
