【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 7選≪2024/06/26≫

9年振り16枚目のオリジナルアルバムのリリースを発表したサザンオールスターズ。こちらの楽曲はドラマ「新宿野戦病院」の主題歌。昭和を彷彿させるディスコナンバーにEDMの要素をミックスされたサウンド。サザンの持ち味を令和に持ってきたそんな楽曲に仕上がっている。今年リリースのアルバムがどんな作品に仕上がっているのか今から楽しみだ。

Netflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」の主題歌。フジファブリックの名曲「若者のすべて」をカバー。suisの可憐で優しい歌声によって歌われる名曲が胸に響いていく。いろんなアーティストがカバーをしている楽曲ではあるが、個人的にはトップクラスで好きなカバーだ。

京都発の青春ロック3ピースバンド。今年リリースしたフルアルバム「ハートビート」を引っ提げて全国ツアーはSOLDOUT。そんなLalaが最新曲をリリース。これまでのロックサウンドとは雰囲気を変えたシティポップサウンドの楽曲。どこか懐かしさも感じられるメロディにヴォーカルayahoのキュートな歌声がマッチする。これからより注目度が増していくバンドになること間違いなし。

“待ち合わせは、日々の静けに”をコンセプトに活動中のバンド揺らいで凪。こちらは、1st E.P.「lantern」の収録曲。一つ一つの音が重なり合い、エモーショナルなバンドサウンドを作り出していく。間奏のギターソロからは、怪獣が近づいているような荒々しさを感じられた。小説を読んでいるような気持ちになれるような歌詞とイメージをさせてくれるメロディがマッチして心に響かせてくれる。

JunIzawa（LITE）と楓幸枝のコラボ楽曲。ロックやブルース、ヒップホップ、R&B、ソウル、エレクトロニクス、ドラムンベース、ジャングルなど複数の音楽ジャンルを取り入れた楽曲。そんな様々な音楽ジャンルが取り入れられているのに、楓幸枝のきれいな歌声が合わさって聞き心地がいい音楽となっている。また、予想外なサウンド展開に驚かせられながらも、広がりのある音楽にかっこいいと思わず声を出さずにいられない楽曲に仕上がっている。

7月24日にリリースされる1stフル・アルバム『ハートビートは眠らない』より先行配信。”人生は続く。何があっても忘れちゃいけない事があって、何があっても手放してはいけない愛がある。”、同曲はLUCY IN THE ROOMが贈る人生賛歌となっている。おしゃれさのあるメロディの中に歌われる人生賛歌が心の中にスーッと入り込んでくる。アルバムがより一層楽しみになった。

仙台出身、レフティーギターで歌うシンガーソングライター。ロックバンドsabatabbyのヴォーカルとしても活動をする彼女の1stシングル。アコースティックギターのメロディ。可憐な彼女の歌声によって歌詞の情景が脳内でしっかりとイメージさせてくれる。バンドとしても注目をしているが、シンガーソングライターとしても今後応援していきたいアーティストだ。