【新曲レビュー】RYO Weekly Music Selection 10選≪2023/12/27≫

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』エンディング主題歌。光が差すかのようなメロディからスタートするイントロ。以前「SPY×FAMILY」のエンディングとして使われた「喜劇」の続編として作られたこの楽曲は、フォージャー家の関係性が歌詞から感じらる。2024年注目の楽曲となっていくことだろう。

NHK総合『YOASOBI18祭』の為に作られた楽曲。コーラスには18祭に集まった1000人の18世代が参加している。18歳という新たなスタートライン。そんな世代の心情を反映した歌詞。YOASOBIとコーラスが作り出すから成り立つ楽曲。今後合唱曲として多くの人に歌われる楽曲になっていきそうだ。

「第103回全国高校ラグビー大会」のテーマソング。SUPER BEAVERならではのドストレートな歌詞がイメージさせてくれる選手たちの想いやこれまでの練習の時間。エモーショナルなギターのメロディと共に彼の歌声が心の奥底まで入り込んでいく。

4年半ぶりのオリジナルアルバム『YELLOW NOTE』の収録曲。色気のある彼の歌声と聞き心地のいいビート。聞けば聞くほどこの心地よさが癖にもなってくる。かすかに感じられるピアノのメロディも気持ちがいい。どんなアルバムに仕上がっているのか楽しみになった。

北海道を中心に活動中の放課後シンガーソングライター。アコースティックギターが作り出す心地よいメロディ。透き通るようなかわいらしい歌声。彼女が拠点としている北海道の地域、すすきのが歌詞に入ることでより、彼女の等身大の気持ちを反映されているように感じられる。今後の活動も注目していきたいシンガーソングライター。

バンド活動を始めて2周年のタイミングでリリースされた今回の新曲。エモーショナルなメロディの中にあるポップなサウンド。これまでのバンド活動と新しい旅路に向けた気持ちが心の中にスーッと入り込んでいく。不眠旅行として新たな一面とも感じることができる1曲に仕上がっている。

「クリエイティブネオロック」を提唱する新世代ユニット。下半期インディーズベストソングに「踊楽園」を選出したユニット。今回は、また違ったアプローチを見せてくれる。歌いだしからはじまり、悪魔を連想させるダークなサウンドと天使を連想させる華やかなサウンドの両立を感じられる作品となっている。2024年大注目のアーティストとなること間違いなし。

2022.0815結成。福井県福井市発のバンド。現在は東京を拠点に活動中。男女ツインボーカルで展開されていくこの曲。哀愁を漂わせる歌詞は、一つの小説を読んでいるような気持ちにさせてくれる。今回初めて知ったバンドだったが、楽曲の世界観に気づけば引き込まれていた。

2023 年 6 月に関西を中心に始動。下半期インディーズベストソングで「Gum i」を選曲した。今回の楽曲は、音楽イベントCONNECTIONのコンピレーションアルバムの収録曲。横揺れしたくなるような心地よいメロディ。「Gum i」とは全く違うアプローチながら、バンドとしての良さが全体から滲み出している。2024年彼らの活動から目が離せない。

2021年始動。東大阪在住 ギターとドラムの2ピース。ボーカルゆうとの力強くかっこいい歌声。月明りをイメージさせるエモーショナルなメロディ。落ち込んだり悩んだりもするけど自分のペースでがんばろうという気持ちを歌った楽曲に仕上がっている。