2025年1月31日にRe+Create主催で『Re+Initiate〜僕らの旅路〜』が開催された。今回も多種多様なジャンルのアーティストがイベントを盛り上げるべく集結。そんなイベントの様子をお伝えします。
明日真ヒロト feat.chan86
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イベントのオープニング・アクトを飾るのは、<株式会社花実かざり>所属の明日真ヒロトfeat. chan86。普段はファッションショーなどに出演している明日真ヒロトがギターを弾き語り、chan86とともに今日は歌を届ける。
1曲目は、あいみょんの『マリーゴールド』のカバー。アコースティック・ギターの音色とchan86の優しい歌声が、会場に広がっていく。
普段は別々に活動している2人。「今回は縁があってやらせてもらえることになったので、ユニットで出演させてもらうことになりました」と、今日という1日に挨拶をする。
続いて披露したのは、浜崎あゆみの楽曲『A Song for ××』。ミステリアスな雰囲気をまといながら、透明感のある歌声で歌い上げる。
最後は、菅田将暉の『さよならエレジー』。明日真ヒロトは、菅田将暉の母親との縁があり、今回この楽曲を選んだというエピソードを伝える。これまでの2曲とは雰囲気を変えた選曲で、また違う一面を見せ、オープニングアクトとしての役目を果たした。
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セットリスト
1.マリーゴールド
2.A Song for ××
3.さよならエレジー
明日真ヒロト feat.chan86プロフィール
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明日真 ヒロト
ファッションショーなどに出演 。Mr of the year2024/関西Vibrant部門 準優勝/日本大会奨励賞。2025年6月世界大会出場。ギター演奏。テーブル洋式茶道マイスター
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AKAMONE
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本編のトップバッターを務めるのは、大阪・豊中発のセンチメンタル・ギター・ロック・バンド、AKAMONE。ハイトーンな歌声が響き渡り、歌い出しから会場の空気を一変させる。エモーショナルなギターのメロディと感情のこもったヴォーカルが、1曲目『雑なフリ』から観客の心をしっかりとつかんでいく。
曲が終わると、一瞬の静けさの中にドラムの音が広がり、『サヨナラ bad BOY FRIEND』へ。静寂から一転、テンポを上げた疾走感のあるサウンドが響き、音数を増やしながらAKAMONEの世界観へと引き込んでいく。歌詞に込められた感情の変化とリンクするサウンドの起伏。彼らの熱量がダイレクトに伝わり、会場からは大きな拍手が送られる。
「どうしても変われなかった僕の曲」と紹介された『愛変わらず』。この楽曲は、ヴォーカルの野元純太自身のことを歌ったものだという。心に染み渡るような1曲を届けてくれた。
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続いてポツポツと雨が滴るようなドラムのリズムと、ベースのグルーヴを感じられたのは『通り雨』。サビのキャッチーなメロディと「通り雨」というフレーズが耳に残る。哀愁のあるロック・サウンドと野元の歌声が重なり、AKAMONEならではの音楽を作り上げていく。
「こうして歌を作るとき、自分の中の“もうひとりの自分”と対話している感覚になります。歌にすることで、初めて気づけることがある。そのときは気付けなかったこと、心の奥底で理解できなくて寂しくなった思い出を歌にしました」
そう語り、ラストに披露されたのは『寂しくなるな』。先ほどまでの力強い演奏とは一転、やさしく儚い歌声で丁寧に歌い上げる。オリジナリティをしっかりと感じさせながら、目の前の観客にまっすぐ音を届けようとする姿勢。そのライブ・パフォーマンスから、AKAMONEというバンドの本質が見えた気がした。
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セットリスト
1.雑なフリ
2.サヨナラ bad BOY FRIEND
3.愛変わらず
4.通り雨
5.寂しくなるな
AKAMONEプロフィール
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Gt.Vo/野元による儚くも芯のある歌詞と一人一人に語りかける繊細な歌声が特徴のギターロックバンド。
2024年に大阪 豊中を拠点に本格始動
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Lanthan$903
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続いて登場したのはLanthan$903。「やっちゃいましょうか!」とヴォーカルの磯山信治が大声で叫ぶと、爆音とともに『Remember Me』を披露。ラウドロックが会場中に響き渡り、先ほどまでの空気感を一変させる。「ちょっと前に来いよ!」そんな彼の煽りに応え、観客たちは一歩前へ。曲を終えると、企画者の朝ステに想いと感謝を伝える。
「男臭い自分たちだからこそ、伝えられる歌を届けます」赤く染まった照明の中、シャウトが響き渡る。続いて披露したのは『The Victors』。磯山はステージを飛び降り、観客席でパフォーマンスを繰り広げる。メンバー同士が向かい合いながらヘドバンを繰り出し、会場の熱気を一気に高めていく。
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大きくジャンプを決め、次に披露したのは『Utopia』。ハイトーンな歌声と轟音のロックサウンドに、観客の体は自然と揺れていく。
「どんな悲しいことや辛い出来事があっても、何度転んでも立ち上がる」そんな気持ちを歌に込めた『Skater boy』。立ち向かい、走り続ける感情を表すかのような疾走感あふれるバンド・サウンド。煌びやかに点滅する照明の中、彼らの意思が音となり、歌となり、会場に響き渡る。
ラストは、新曲『A place in the Sun』。タイトルには「日当たりの良い場所」という意味が込められている。想いを込め、高らかに歌い上げると、会場の熱気は最高潮に達し、彼らはステージを後にした。
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セットリスト
1.Remember Me
2.The Victors
3.Utopia
4.Skater boy
5.A place in the Sun
Lanthan$903プロフィール
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Vo.shinji・Gt.Vo.愛也・Ba.Vo.蓮葵-はすき-
メロコアサウンドを軸に大阪で派手にやります
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月ノ雫
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東京から来た月ノ雫がステージに登場。ギターの哀愁漂うメロディ、妖艶なダンス、色気のある歌声。1曲目『四季彩』から、月ノ雫ならではの独自性あふれる世界観を見せてくれる。
「東京から来ました、月ノ雫です! よろしくお願いします!」唄・表現を担う早瀬波月がそう伝えると、会場からは温かい拍手が送られる。
「まだまだいこう。」そんな彼女の一言とともに披露されたのは『人間讃歌(ニンゲンサンカ)』。彼女は観客席を縦横無尽に駆け回り、踊りながら観客たちと手を振り、一体感を生み出していく。観客の手が次々と振られ、それはまさにピースフルな空間へと変化していった。
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大阪での2日目となる本日。今回は、レコ発でも共演をした透明世界と共演できることにも感謝を伝える。今年4月から、12ヶ月連続リリースに挑戦する月ノ雫が「アーティスト側も、応援してくれる人たちに愛を伝えながら頑張っていきたい。」そんな気持ちを込めて届けられたのは『ノスタルジック』。しっとりとした歌声が観客の心を掴み、じっと見つめながら楽曲の世界へと引き込んでいく。
「大阪遠征もあと1曲になってしまいましたが、恒例行事をしたいと思います!」
定番の次回予告とともに、コールアンドレスポンスで会場は一つに。今日ここに集まってくれたことへの感謝が、言葉と音楽を通じて伝えられる。
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ラストは『CIЯUS』。ビートに乗せて踊りまくる彼女の自由で楽しげな姿が、観客へと伝染していく。楽しくもオリジナリティあふれる音楽を披露し、観客を一つにしてステージを締めくくった。
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セットリスト
1.四季彩
2.ニューヨークシティ・ガール
3.人間讃歌(ニンゲンサンカ)
4.ノスタルジック
5.CIЯUS
月ノ雫プロフィール
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唄,表現/早瀬波月・楽器/渡邊大地|エマージェンザファイナリスト|島村楽器主催アコパラ 2021埼玉エリア最優秀受賞
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透明世界
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海のように青く染め上げる照明の中、波の音とともに登場したのは透明世界。
「透明世界です! 一緒に手拍子をお願いします!」
そう挨拶をすると、ライブは『夏の足跡』からスタート。ロック・サウンドが会場に響き渡り、キュートさもありながらクールなVo.彩羽の歌声が観客を魅了する。天を仰ぐように歌い上げ、曲が終わると大きな拍手が送られた。
「手拍子をお願いします!」再び観客に呼びかけると、続いて披露されたのは『夏恋』。先ほどとは表情を変え、エモーショナルな夏の海を思い浮かべさせるようなメロディとキャッチーな歌詞が、観客を心地よい音の波へと誘う。
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「踊っていきましょう!」そう告げると、可憐に踊りながら始まったのは『ボレロ』。歌謡曲のようなムーディーな空気感と、令和の中毒性を併せ持つサウンドが響き渡り、観客の体は自然と踊りだしていく。
「ご縁があって、今日というイベントができていると思います。ここから全力で、あと2曲を盛り上げていきます!」
そう宣言すると、疾走感あふれるバンド・サウンドに乗せて『Resist the fate』を披露。彩羽の力強い歌声と表現力が際立ち、赤く染まった照明の下でパフォーマンスを繰り広げる彼女たちの姿は、まさにロック・スターそのもの。ファイヤーの演出に合わせて拳を振り上げる観客たち。会場の熱狂は、さらに大きく膨れ上がっていった。
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ラストは『Bullet』。ボルテージを一気に引き上げ、熱気を最高潮にしたまま、トリのステージへとバトンを繋いだ。
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セットリスト
1.夏の足跡
2.夏恋
3.ボレロ
4.Resist the fate
5.Bullet
透明世界プロフィール
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Vo.彩羽/Gt.Yoru¿?/Gt.たまちゃん/Ba.なたりー/Dr.らぁか
<SNS>
X:https://x.com/tomeisekai
Instagram:https://www.instagram.com/to_meisekai/
Youtube:https://www.youtube.com/@TOMEISEKAI
キノミキノママ
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イベントのトリを務めるのは、2024年に結成したキノミキノママ。
心と体を揺らせるイントロとともに、『余裕シャクシャイン』からライブがスタート。心を躍らせるベース・ラインとドラムのリズム、彩りを与えるギターのメロディ。伸びのある歌声が会場いっぱいに広がっていく。めいっぱいのフェイクを響かせると、そのまま次の楽曲『夜のまにまに』へ。
「夜はまだまだこれからですよ!」グルーヴィーなメロディに乗せ、夜の情景を浮かび上がらせる。おしゃれでキャッチーな“キノママスタイル”を存分に見せつけた。
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「前回の出演はフロア・ライブだったので、ステージに立つのは初めてです。呼んでもらえて嬉しいです」Vo.&Gt. ユウジンがそう感謝を伝え、新しい楽曲『花散里』を披露。文学的な歌詞が織りなす情景とエモーショナルなメロディ。儚さと温もりを感じさせる彼の歌声が、観客の心にじんわりと染み渡っていく。
続いて『陽だまりに紬ぐ』を演奏。前半の2曲とはまた異なる一面が浮かび上がる。哀愁、優しさ、儚さ。さまざまな感情が交錯し、キノミキノママの多彩な音楽表現が際立つ。彼らが紡ぐ音楽を真っ直ぐに見つめる観客の姿が、印象的だった。
「いろんなアーティストさんがいて、私も楽しみました。次がオフィシャルでは最後の曲となります」
そう告げて、ラストは『満月のカンヴァス』。照明の光がまるで満月の光のようにステージを優しく包み込み、楽曲の世界観をさらに引き立てる。煌めくギターの音色と響き渡る歌声が、ライブの締めくくりを飾った。
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曲が終わると、アンコールの手拍子が会場に広がっていく。
「今日はいろんな人と対バンができてよかったです。それぞれのパッションを感じられる時間となりました」
感謝の言葉を伝えるユウジン。込み上げてくる思いを胸に、最後は『暁とエピローグ』。たくさんの“エモい”感情を音に乗せ、観客へと届け、キノミキノママのライブによってイベントは幕を閉じた。
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セットリスト
1.余裕シャクシャイン
2.夜のまにまに
3.花散里
4.陽だまりに紬ぐ
5.満月のカンヴァス
EnC.暁とエピローグ
キノミキノママプロフィール
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2024年に結成された大阪・神戸を拠点とする4人組バンド。多様な音楽ルーツを融合させたサウンドで、懐かしさと新しさが交錯する音楽を創り上げる。
2024年7月に1st EP『イッチョウラ』をリリースした際のレコ発ライブでは、初ライブからわずか5ヶ月で100人以上を動員。
<SNS>
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Re+Initiate〜僕らの旅路〜関係者
主催:朝ステ@Re+Create 代表
X:https://twitter.com/asasute0809
Instagram:https://www.instagram.com/asasute.0809/reels/
カメラマン:coloring pictures
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Instagram:https://www.instagram.com/coloring_pic__/
ライター:音楽インフルエンサーRYO
X:https://x.com/yo19930223
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イベント出演者ライブ情報
AKAMONE
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【💿6ヶ月連続リリース企画💿】
4月~9月 6ヶ月連続リリースが決定!
それに伴い4.6.9月に自主企画開催!
2025.4.5(Sat) TOYONAKA LIP2nd
OPEN/18:00 START/18:30
ADV/¥2400 DOOR/¥2900(+1D¥600)
手売りチケット¥2400(特典あり)
取り置きはDMまたはこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/1c419gFr9ZABkWhaQb1XbE7woUG-20rSFthHL6aVOp0M/viewform?edit_requested=true
Lanthan$903
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FootRockFES2025出演!
3月9日@服部緑地野外音楽堂
前売り3000円 当日3500円+1D
開場 11:00 開演 11:15
月ノ雫
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透明世界
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2025/3/11(火)
〖ソングバードセレナーデ〗📍南堀江knave
🎫チケット
adv/door:2500円/3000円(別途1D¥600-)
虎ト卯
透明世界
いろかにほへと
and more!!
取り置きはDMもしくは公式LINEから!
https://lin.ee/nJqvU8q
キノミキノママ
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★2025年2月16日(日)
『ノゾキミワードローブsp ~着身着儘一周年記念祭~』
@LIVE
SQUARE 2nd LINE(福島)
open 18:00 start 18:30
ticket \2,500 (+1d)
<Act> キノミキノママ/電子てろてろ/SiMA/back and tip