≪楽曲レビュー≫ニューヤナセ『浮遊』~ラジドリ Enjoy Songs~

毎週木曜22:30~NFRS(https://www.nfrsradio.com/)でオンエア中の「Radio Dream」。私がパーソナリティを務めるこちらの番組では毎週1組のアーティストをピックアップするコーナー≪ラジドリ Enjoy Songs≫があります。そのコーナーで紹介をした楽曲を ONCANでも紹介します!

ニューヤナセ

ゲーム音楽、サイケポップ、インディポップから影響を受けた東京発のベッドルーム・ポップバンド。2016年に今夜かなこ(Vo/Gt/Key)を中心に結成。

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オンエア楽曲『浮遊』

ゲーム音楽――特に『星のカービィ3』などスーパーファミコン時代のサウンド――や、90年代アニメのエンディング曲に影響を受けて制作されたという今作。懐かしさを感じさせながらも、どこか夢の中に漂うような浮遊感のあるメロディラインが心地よく耳に残る。

歌詞では、辛い想いを抱えながらも前を向こうとする少女の姿が描かれており、タイトル「浮遊」には、現実と夢のあいだをふわふわと漂うような心の揺らぎが込められている。幻想的な音色と柔らかいリズムが、その感情の儚さをそっと包み込むように響く。

ノスタルジックでありながらも、今の時代にしか作り得ないオリジナリティ。ニューヤナセが描く「夢と現実のはざま」に迷い込んだような不思議な世界観が印象的な1曲だ。

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