【ライブレポート】『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』≪アルダーラック≫

『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』

8月24日に心斎橋FootRock&BEERS にて開催されたRe+Create主催イベント『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』。季節を音楽で見立てて主人公が旅をする様子を表したこちらのイベント。今回は、これまでの旅を彩ってきたアーティストが中心となり、旅先での素晴らしい出会い。そして再会をイベント全体で表現していきます。

そんなイベントを盛り上げてくれたアーティスト達のライブレポートを紹介していきます。

アルダーラック

phto by Niko

先程までのLanthan$903のライブからガラリと雰囲気を変えてスタートしたのは、大阪を中心に活動するスリーピース・オルタナティブロックバンド、アルダーラック。スリーピースバンドならではの、ギターのメロディ、ベースライン、ドラムのリズム、それぞれが主張もありながらもまとまりをみせて、個性のあるVo/Gt .AKの歌声を会場に轟かせていく。シャウトが広がっていた同じ会場とは思えないくらいオルタナティブでポップな楽曲が会場に広がっていく。アウトロのベースラインは胸をワクワクさせてくれる。
「アンダーラックと申します!今日はよろしくお願いします!」と『明日がなくなる前に』を披露。手拍子をしたくなるようなドラムのリズムにクセになるギターのメロディ。曲が終了するとあたたかい拍手と歓声が彼らに届けられた。

phto by Niko
phto by Niko

青く光る会場の中で、エモーショナルなサウンドで心に訴えたのは『スネルの環』。この曲を聴いてると思わずライブレポートを打ち込む私の手を止めてしまうくらい彼らの演奏や歌詞の世界観に入り込んでいた。アウトロで放つ音の世界に空気を飲み込み、会場はアルダーラックの空間を作り上げていった。

「1年ぶりにこのイベントに呼んでいただきました!ありがとうございます!」とお礼を伝えて先日リリースされた最新曲『One』を披露。疾走感があり、ポップでキャッチーなメロディでイントロから拳を上げたくなっていく。存在感を放つギターソロ、鼓動を高鳴らせるドラムのリズム、全体をまとめ上げるベースライン。Ba.KuRuのコーラスも楽曲に彩りを与えてくれて、曲はより華やかなものに作り上げられていく。

最後の曲は、『After the day』。アルダーラックの色を感じられるセットリストで演奏力やまとまり、楽曲の振れ幅など観客にみせつけたライブパフォーマンスで、トリのQLIPにすばらしいバトンを繋いでくれた。

phto by Niko

セットリスト
1.デクリメント
2.明日がなくなる前に
3.スネルの環
4.One
5.After the day

アルダーラック

phto by Niko

大阪を中心に活動するスリーピース・オルタナティブロックバンド。メンバーは、Vo/Gt .AK・Ba.KuRu・Dr.モナカ。
≪SNS≫
X:https://x.com/alderlack

『Re+Visit 〜僕らの旅路〜』関係者

主催:朝ステ@Re+Create 代表 https://twitter.com/asasute0809
カメラマン:Niko https://www.instagram.com/photographer__niko/
ライブハウス:FootRock&BEERS https://twitter.com/FootRock_BEERS

朝ステ&きたゆい主催イベント

11/22(金)心斎橋FootRock&BEERS
「Emorsive -情動と没入- vol.4」
open 18:30 start 19:00

act:
白航
かりすの死骸
LiLY Moratorium
無銘-mumey-
ハゼガレ

food:喫茶ラハト
Livereport:音楽インフルエンサーRYO